教育目標 ○自主的に学び、考え、実行する人 ○心豊かで、ともに助け合う人 ○健康で、勤労を愛する人

7月10日(水)

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ご飯
牛乳
麻婆なす豆腐
春雨の中華炒め





 「春雨」はでん粉が原料なので、なめらかな食感をだしています。これは「春雨」ならではの特徴で、おかずの料理にめんの食べやすさとボリュームを与えることができます。「春雨」はアジア特有の食品で、発祥地の中国では緑豆、日本ではじゃがいも、韓国ではさつまいものでん粉を原料とし、スープやサラダ、炒めものや煮ものまで幅広く使われています。スープなどにはそのまま入れることも多いですが、サラダや炒めものにするときは、茹でたり、熱湯を回しかけるなどして柔らかくもどしてから使うことが多いです。
 中国では「春雨」を「粉絲(フェンスー)」と呼ぶのが一般的で、日本では初めて国産春雨が作られた昭和時代のころに「春雨」と名付けられました。「春雨」は日本だけの名前です。

7月9日(火)

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昆布ごはん
牛乳
白身魚のこがね焼き
じゃがいものみそ汁





 今日の白身魚は「銀だら」です。「銀だら」はぽってりした魚体が「たら」に似ているため、日本では「銀だら」と呼ばれていますが、「銀だら」と「たら」とは、そもそも魚の種類が違います。「銀だら」はタラ科の魚ではなくカサゴ目ギンダラ科の魚で、アイナメやホッケに近い仲間です。
 「銀だら」にはタンパク質・ビタミン・ミネラルなどの栄養素がバランスよく含まれています。 特にビタミンAの含有量は魚類の中でもトップクラスです。 ビタミンAには皮膚や粘膜の健康を維持するのを助けてくれます。さらに、悪玉コレステロール値を下げるオレイン酸も豊富です。
 北海道噴火湾以北からアリューシャン列島、カリフォルニア沿岸にかけての北太平洋に分布していて、水深300〜600mの深海に生息する深海魚です。

7月8日(月)

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焼肉ガーリックライス
牛乳
野菜とシェルマカロニのスープ






 「にんにく」は、中央アジア原産でユリ科の植物です。球根や茎、葉を食用とし、独特な香りと風味を持った香味野菜として世界各地で食べられています。
 「にんにく」の独特な香りのもとは、さまざまな健康効果があるとされるアリシンという成分です。アリシンのにおいは本来であれば害虫や草食動物などを避けるためにあります。アリシンは食欲増進にもつながるとされる成分です。ただし、にんにくは刺激が強く、食べすぎると胃腸の調子が悪くなることがあるので注意しましょう。
 にんにく生産量の日本1位は青森県で、国内出荷量の約7割を占めています。今日の献立の「焼肉ガーリックライス」の「にんにく」も青森県産の「にんにく」を使用しています。

7月5日(金)

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◆七夕献立◆
七夕ちらし
牛乳
鶏肉の香味焼き
天の川汁
お星様ゼリー



 毎年7月7日は「七夕」です。「七夕」とは、昔、中国から日本に伝わった星祭りです。彦星と、織姫という男女の星が、天の川をはさんで向かい合っていて、この2つの星が、1年に1度、7月7日の夜にだけ出会えるという言い伝えから、祭りが始まりました。短冊に願い事を書いて、笹竹に飾り付けます。「雨が降ると天の川が渡れない」とも言われて、「てるてる坊主」をつるす人もいるようです。
 今日の給食は「七夕」にちなんだ、「七夕ちらし」と「天の川汁」、ナタデココの星がうかぶ「お星様ゼリー」を、皆さんが元気に楽しく学校生活が送れるようにと、願いを込めて作りました。

7月4日(木)

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ルーローハン
牛乳
豆腐とキクラゲのスープ
果物(冷凍みかん)





 「魯肉飯」とは、簡単に言えば肉そぼろをかけたご飯のことで、台湾料理です。台湾の中でも特に台北の料理です。豚肉を刻んでショウガやニンニクなどの香辛料とともに甘辛く煮込んだ肉そぼろを煮汁とともにご飯にかける、台北市民には欠かせないご飯ものです。こってりとした豚の脂と甘辛い煮汁が染み込んだご飯の美味しさは絶品です。使用する豚肉の部位はお店によって、バラ肉中心のコッテリ系から、脂身の少ない部分も入れたあっさり系までさまざまです。またご飯にかける煮汁も、たっぷりかかったつゆだくタイプからご飯に絡む程度のものまでさまざまです。台北には「魯肉飯」を提供するレストランや食堂が本当にたくさんあって、それぞれがその店独特の味を競っています。それだけ「魯肉飯」は台北市民に根付いた基本のご飯なのです。

7月3日(水)

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高野豆腐の卵とじ丼
牛乳
大根としめじの味噌汁






 高野豆腐はおよそ800年前の鎌倉時代に高野山の僧侶たちの手によってつくられた「凍り豆腐」がはじまりとされています。
 高野豆腐は「凍り豆腐」または「しみ豆腐」とも呼ばれます。豆腐を凍らせて、低温熟成した後に乾燥させた保存食品です。乾燥状態では軽く締まったスポンジ状で、これを水で戻して、だし汁で煮込むなどして味を付けて料理します。高野豆腐は、豆腐から水分を取り除いたものなので、生の豆腐と同じ量の場合、高野豆腐のほうがより多くの栄養が摂れます。少ない量でビタミンや鉄分を豊富に含んでいる上に、血液をサラサラにしてくれます。高野豆腐は「豆腐」を凝縮してパワーアップした食品と言うことになります。

7月2日(火)

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ご飯
牛乳
じゃこのふりかけ
カレー肉じゃが
もやしの炒め物




 「もやし」は主に穀類や豆類の種子を水に浸し、暗所で発芽させ、成長させたものです。 大豆や緑豆等の豆類を種子とする「豆もやし」は、発芽させることによって豆の時にはなかったビタミンCが生成されるほか、肥満や動脈硬化の予防に効果のあるビタミンB2が豆のときよりも増加します。もっとも多く出回っているのは、ブラックマッペという、あずきの一種からできている「ブラックマッペもやし」や、緑豆からできる「緑豆もやし」があり、「緑豆もやし」は「ブラックマッペもやし」よりやや太く歯ごたえがあります。また最近はナムルでおなじみの「大豆もやし」も人気です。「大豆もやし」は豆のプチッとした食感が味わえるうえ、たんぱく質が豊富で、韓国では疲労回復に良いとされて、よくたべられています。

7月1日(月)

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キムチチャーハン
牛乳
ニラの中華炒め
はなまるスープ





「ニラ」の原産地は、東アジアと言われています。東アジアの各地に自生し、中国などは歴史的には3000年以上前から利用され、かなり古くからある野菜です。
一方、ヨーロッパではほとんど栽培されていないことから、「ニラ」は代表的な東洋の野菜といえます。「ニラ」に含まれている栄養素は、β−カロテン、ビタミンEと、香りなどのもととなるアリシン、などが多く含まれています。 ビタミンB1は、単独で一度に多く摂っても体内に吸収される量は限られているので、「ニラ」に含まれているアリシンと一緒に摂ることにより、疲労回復、新陳代謝を高めます。ビタミンB1が多く含まれているレバーと「ニラ」を使った「ニラレバ炒め」などは理にかなった良い料理方法です。

6月28日(金)

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ハムチーズトースト
牛乳
マカロニサラダ
コーンシチュー





 今日の「シチュー」は牛乳と小麦粉で作る、ホワイトソース仕立てのシチューです。この白いシチューは大正時代より見られましたが、その存在が爆発的に広まったのは戦後のことです。 学校給食に取り入れられたことがきっかけでした。食糧事情がよくない時代、子どもたちに栄養のある食事を与えようと政府が先導して作ったのがクリームシチューの原型です。それが、一般家庭へと広まったのは、1966年(昭和41年)に食品メーカーからクリームシチューの粉末ルウが発売されたことがきっかけだと言われています。「クリームシチュー」という言葉そのものが日本で生まれた造語であることから、海外においては日本料理として紹介されることもあるようです。今日の給食の「シチュー」はコーンがたっぷり入ったクリームシチューです。

6月27日(木)

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あじフライ丼
牛乳
ゆでキャベツ
利休汁





 「利休汁」は、ごまの入った濃厚なみそ汁です。 名前は茶道で有名な「千利休」に由来します。「千利休」はごまが好きでよく料理に使っていました。 そのためごまを使った料理に「利休」という名前が付けられるようになり、「利休汁」以外にも「利休揚げ」や「利休煮」、「利休焼き」などがあります。
 ちなみに「利休」と言う名は簡単に言うと「名利ともに休す」、つまり「名誉も利益も求めない」と言う意味です。 しかし、名が持つ意に反し、「千利休」は政治の舞台でその地位を不動のものにしていくことになります。ごまという、どこでも重宝されるものに名を残す「千利休」の人物の偉大さに改めて感じ入ります。

6月26日(水)

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練馬スパゲティ
牛乳
さつまいものホットサラダ






 「さつまいも」は中央アメリカ原産で、日本では江戸時代に薩摩地方から全国に伝わったため、「さつまいも」と呼ばれるようになりました。
 主流は「紅あずま」や「なると金時」、「高系14号」に代表される、ホクホクした食感の品種ですが、近年では、種子島特産の「安納芋」に代表される、ねっとりした食感の「さつまいも」も話題になり、好みの食感で品種を選べるようになってきました。また、アントシアニンを含む紫色の品種や、カロテンを含むオレンジ色の品種など、カラフルな品種も栽培されています。
 「さつまいも」はゆっくり加熱することでアミラーゼという酵素が働き、甘くなるので、じっくり蒸すか、オーブンで焼くとよいでしょう。

6月25日(火)

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ご飯
牛乳
西湖豆腐(シーホー豆腐)
根菜のピリ辛炒め
キャロットゼリー




 「西湖」は、中国にある湖で、世界遺産に登録されるほど美しい湖です。この湖の近くでは、おいしい食材がとれることから、「おいしい豆腐料理」という意味を込めて「西湖豆腐」と名付けたそうです。恵まれた気候で育ったトマトを使って作るこの地域でよく食べられている豆腐料理のことで「西湖豆腐」は、豆腐とひき肉、たまねぎ、たけのこ、ねぎ、トマトなどいろいろな食材を煮込んで作りました。トマト味の豆腐料理に、酢も入ってサッパリしていて好評です。栄養たっぷりの「西湖豆腐」を食べて、この梅雨の時期を元気に過ごしましょう。

6月24日(月)

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あわご飯
牛乳
鮭のちゃんちゃん焼き
白滝と油揚げの炒め物
豆腐のすまし汁




 「ちゃんちゃん焼き」は「石狩鍋」と同じく、北海道の石狩地方が発祥といわれています。石狩市では昭和初期ごろに船上で漁師たちが釣った鮭を、ドラム缶で作った鉄板で、さばいて「ちゃんちゃん焼き」にして食べていたと伝えられています。   
なぜ「ちゃんちゃん焼き」という名前になったのか、その由来は諸説あります。 “ちゃっちゃとくつくれるから”、“お父ちゃんがつくるから”、“焼くときに鉄板とヘラがチャンチャンという音を立てるから”など、さまざまな由来が伝えられています。  
「ちゃんちゃん焼き」は鮭に季節の野菜を合わせてバターをのせ、鉄板で蒸し焼きにし、味噌や醤油、みりん、酒といった調味料で味つけして作られます。 北海道の家庭でもよく食べられている北海道の郷土料理です。

6月21日(金)

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バターライス
牛乳
ポークストロガノフ
ツナとキャベツのサラダ





 今日の献立の「ポークストロガノフ」はロシアの代表的な料理のひとつです。この料理は昔、ロシアの貴族だった「ストロガノフ家」の料理だったそうです。それでこの名前がつけられたと言われています。日本でも最近はロシア料理店などで、この料理は出されています。昔は牛肉を使って「ビーフストロガノフ」と言われていましたが、最近は本場のロシアでも、とり肉や豚肉を使ったものも多くなってきているようです。「ポークストロガノフ」は豚肉や玉ねぎ、マッシュルームなどの野菜をデミグラスソースで煮込み、サワークリームを加えた料理です。「ハヤシライス」との違いは、サワークリームが入っているかどうかという点です。ちなみにサワークリームとは生クリームを乳酸菌で発酵させたものです。「発酵クリーム」と呼ばれることもあり、適度な酸味と特有の風味があります。
 今日の給食は豚肉と生クリームを使った「ポークストロガノフ」です。

6月20日(木)

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豆わかご飯
牛乳
真珠団子
きゅうりと大根の土佐和え
みそけんちん汁




 「真珠団子」は、肉団子を作り、そのまわりに水に漬けておいたもち米をまぶします。これを蒸すと、もち米がキラキラ輝いて真珠のように見えることから名前がつきました。中国の広東料理で、「真珠蒸し」とも呼ばれます。もち米は30分程度、水に漬けておけば柔らかくなります。もち米に包まれ、もっちりとした中身の肉団子は、「シュウマイ」と同じものです。豚のひき肉にたまねぎ・しょうが・にんにくのみじん切りをよく混ぜ、塩・こしょう・しょうゆで味付けをします。「シュウマイ」と違い、皮に包まれていないので、しっかりと味付けをしてあります。給食では、ヘルシーに仕上げるために豆腐も混ぜています。それを丸め、水につけておいたもち米をまわりにつけて、25分位蒸しました。調理員さんの手で1つ1つ作っているのでとても手間がかかっています。

6月19日(水)

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ジャージャー麺
牛乳
キムチスープ
果物





 みなさんは、朝・昼・晩の食事をきちんと食べていますか? 成長期のみなさんは、成長と健康のために、自分に必要な食べ物を知り、正しい食習慣を身につけることが、とても重要です。
 みなさんの周りには、色々な食べ物があります。でも、これだけ食べていれば大丈夫という食べ物はありません。健康を保つには、ご飯、肉、魚、野菜など、色々な食べ物をバランスよく食べなくてはなりません。
 一日だけバランスのよい食事をしたとしても、あまり効果がありません。
 子どものころから、好き嫌いが多かったり、野菜を食べなかったり、朝食を食べなかったり、一日3食きちんと食べなかったりしていると将来の健康が心配ですね。
 今は、元気だから大丈夫ではなく、大人になっても病気になりにくい健康な体でいるためには、毎日の食事の積み重ねが大切です。

6月18日(火)

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かてめし(埼玉県)
牛乳
イカのねぎソースがけ
玉葱と油揚げのみそ汁





 「かてめし」は混ぜ合わせるという意味の「糅(か)てる」が語源で、埼玉県全域に伝わる郷土料理の一つです。 昔、「お米」は貴重な食べ物だったため、季節の野菜や山菜、きのこなどをまぜて、量を増やして食べたことからこの名前がついたと言われています。特に米の生産量が比較的少ない地域で、ご飯の量を増やすために具材を加えたことからできた料理です。埼玉県の地域や家庭によってご飯の味や具材が異なるのが特徴です。「かてめし」は家庭料理として親しまれていますが、農家にとっては年中行事やお祭りなどの特別な日に食べることも多かったようです。

6月17日(月)

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ツナカレーピラフ
牛乳
豚肉のトマトソースがけ
バミセリスープ





「ピラフ」の直接の語源となった「ピラウ」とはトルコでは一般的な料理です。インドやパキスタンの料理では「プラオ」、イランの料理では「ポロウ」、ロシアの料理では「プロフ」 と呼ばれています。「ピラウ」がトルコからフランスに入ってフランス料理の「ピラフ」となったのです。「ピラフ」は日本の炊き込みご飯より固めでパラッとした出来上がりになります。日本でも「洋食」として普及し、喫茶店やレストランの定番メニューであり、冷凍食品としても販売されています。本来は米を炒めて炊く料理で、炊いた白飯を炒めるチャーハンなどと異なりますが、日本人の好みに合わせてアレンジされ、炊いた白飯をピラフ風の味付けで炒めた焼き飯が「ピラフ」とされていることが多いです。


6月14日(金)

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ご飯
牛乳
わかめのふりかけ
根菜の味噌炒め
車麩入り肉豆腐




 全国各地にさまざまな麩がありますが、新潟でもっともポピュラーな麩が「車麩」です。「車麩」は、練った生地を鉄棒に巻きつけたものをバームクーヘンのように回転させながら焼き、2回、3回と生地を重ねて焼いたもの。 ドーナツのようなかたちをしているのが特徴で、輪切りにすると車輪のようであることからその名が付いたといわれています。低脂肪で消化が良いので、離乳食や病人の食事にもおすすめの食材です。調理しなくてもそのまま食べることができます。お麩は低価格でありながら、私たちの想像以上に栄養価が高い優れた食材です。 脂質も少なく、不足しがちな植物性のタンパク質を補いながら健康維持できるため、お麩をお味噌汁や酢の物・炒め物などに活用して効率よく質のよい栄養素を取り入れていきましょう。

6月13日(木)

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ごまご飯
牛乳
さばの味噌チーズ焼き
野菜の生姜醤油和え
うすくず汁




 今日の献立の「野菜の生姜醤油和え」の「生姜」は、日本では「生姜」と呼ばれていますが、英語圏では「ジンジャー」と呼ばれています。 どちらも同じ植物の根茎を指し、料理や薬用に広く利用されています。
 日本では、殺菌作用と食欲増進作用があるため、刺身や冷奴、そうめんの薬味などとして多く使用されています。一方、西洋では「ジンジャーエール」など飲みものや、「クッキー」などの菓子類の香料によく使われています。また、中国では料理の香辛料として使用されることが多いようです。
 日本の江戸時代の頃の「生姜」は、針生姜、へぎ生姜、筆生姜などいろいろな切り方で料理に用いられ、また酢漬などの漬物にも加工されて、現在よりも重要な野菜でした。

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