「わくわく・どきどき」の学びを目指して

6月4日(木)

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 今回の学校再開にあたり、練馬区では国のガイドラインに基づいた「教育活動上の対策」が考えられています。その一つに、「感染予防対策を講じてもなお感染の可能性が高い一部の実技指導などについては、年間指導計画を見直し、指導の順序を変更する等の工夫を行う。」という項目があります。その具体例として、体育では身体接触を伴う活動は行わないことが挙げられています。その他にも、音楽での歌唱指導や管楽器(リコーダー等)の指導を行わないことや、家庭科の調理実習を実施しないということが記載されています。これらのことは、様々なメディアでも取り上げられてきているので、ご存知の方が多いことでしょう。
 そんな中で授業が始まって、実際はどうするの?と思われるはずです。正直なところ、指導する先生達が一番悩み、知恵を出し合いながら授業に臨んでいるのが実態です。
 5年2組の教室で、音楽の授業が行われていました。電子黒板に「こいのぼり」の楽譜が映し出され、演奏に合わせてリズム打ちをする授業でした。(写真上)歌をうたうことはできませんが、自分の手を使って拍子をとることは可能です。伴奏が流れると、思わず歌を口ずさんでしまいやすくなりますが、しばらくの間はがまんです。音楽室や低学年の教室から、子ども達の元気な歌声が聞こえてくるのが小学校の当たり前の風景なのですが、今はその「当たり前」がない状態です。
 黒板には、立派なこいのぼりが掲げてありました。今日の授業のために、先生が自宅から持ってきたそうです。休校のために1か月時期が過ぎてしまいましたが、こいのぼりが子ども達を励ましてくれているように感じられました。
 1年生は、今日初めて体育の学習を行いました。今日の一番の目標は、上手に着替えをすることです。着替えの手順について話を聞いてから、体操着に着替えました。脱ぎ終わった衣服をたたみ、机の上に整頓しておくこともきちんとできていました。
 全員が真っ白な体操着に着替え終わり、教室の中でできる体操をみんなで行いました。(写真中)他の学年も、まだ校庭や体育館に出る体育の授業は行っていません。教室内での体操は、他の学年・クラスでも時々取り入れ、運動不足気味の休業明けの体を軽く動かすようにさせています。
 今年度から、3,4年生の外国語活動と5,6年生の外国語科の授業が本格スタートとなります。特に5,6年生にとって、昨年度までの外国語活動から教科としての「外国語(英語)」になったことは、日本の教育史での大きな変革と言える出来事です。
 外国語活動では、「話すこと」と「聞くこと」が中心の授業でした。そこに、「書くこと」と「読むこと」が加わり、教科として学んでいくことになります。今日は、6年1組で先陣を切って最初の授業が行われていました。まずは、アルファベットの大文字と小文字を書く学習です。教科書の他にワークブックが用意され、英語の罫線ノートを使って書く練習を行いました。(写真下)
 3,4年生の外国語活動の時間も含めて、ALTの先生が今月下旬から指導に来ていただくことになっています。担任の先生と一緒に楽しく外国語を学んでいけるようにします。

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