「わくわく・どきどき」の学びを目指して

6月9日(火)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 5年生の社会科の学習では、「日本の国土と世界の国々」について学んでいます。世界地図や地球儀を見ながら、世界のどこにどんな国や大陸があるかを調べていきます。教科書では、「世界地図を使ってワールドツアーに出かけよう」というページがあります。子ども達は、テレビなどを通じていろいろな国の様子に興味・関心をもっていることでしょう。
 以前は、地図帳や資料集の写真を見ながら世界の国々の様子を学んでいました。ところが、教室に電子黒板が入り、インターネットにも通じている環境になったため、学習の幅が広がりました。グーグルアースを使ってクラスのみんなで自由に世界の各地を調べることができるようになりました。
 グーグルアースは、バーチャル地球儀システムです。世界中の衛星写真を、まるで地球儀を回しているかのように閲覧することができます。世界の都市名を入力すると、画面が一気にその都市の上空から見た視点へと移動します。さらに、画面をピンチアウトすることで、ある地点を拡大して見ることができます。
 子ども達から、「イタリアのベネチアに行ってみたい」というリクエストがありました。ベネチアは、水の都として有名です。道路の代わりに水路が使われてきた歴史があります。そこで、グーグルアースでベネチアへ・・・。街並みをどんどん拡大していくと、確かに水路がたくさん見えてきました。そして、その水路に並ぶ多くの船を見つけることができました。(写真上)国内も国外も、今は旅行ができない状況ではありますが、こうやってグーグルアースを使えば少しは旅行気分が味わえそうです。
 1年生が、あおぞら農園で草花の種まきをしていました。先日教室で観察した花の種を、みんなで1年生の畑にまくことになりました。昨日の3年生と一緒で、夏の草花にとっては種まきの時期がとっくに過ぎています。きっとどの花の種もあわてて芽を出し、初夏の日差しを浴びながらぐんぐん成長していくことでしょう。
 2組は、ヒャクニチソウの種をまきました。細長くとても小さな種を先生からもらい、畑の畝に沿ってまいていきました。かなり深い穴を開けて種をまいてしまう子がいたりと、クラスの半数の子ども達の指導とはいえ、担任の先生は目を離すことができません。(写真中)
 ヒャクニチソウは、漢字で「百日草」と書きます。それだけ次々と花を咲かせていく植物です。最近は、様々に品種改良されたカラフルな色合いやコンパクトな草姿のものが出回っています。昔はヒャクニチソウを畑に植えておき、お墓参りの時の切り花として利用したものです。
 5年生の家庭科の授業が始まりました。小学校で初めての家庭科の授業ということで、どの子も楽しみにしていたようです。家庭科は、しばらくの間は調理実習を行うことができません。単元を入れ替えながら工夫して進めていきます。今日は、針に糸を通したり、玉結びの実習を行いました。子ども達の裁縫セットはまだ届いていません。学校の道具(針刺しと縫い針1本、糸、糸切りばさみ)を使い、まずは糸通しから挑戦しました。(写真下)
 糸はなめるのではなく、糸切りばさみで斜めに切って針穴に通りやすくしてから行います。最初は苦戦していた子ども達でしたが、一人ができると次々に「できた!」という声が上がりました。
 次は、玉結びに挑戦です。ここでも電子黒板が活躍していました。玉結びの指の動かし方を動画で繰り返し見ながら取り組みました。玉結びは、人差し指に糸を巻き付けてから親指の腹でこするようにして糸をくぐらせるのがポイントです。手先の器用さを磨く大切な学習であると思いました。

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30