「わくわく・どきどき」の学びを目指して

6月10日(水)

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 6年生は、算数の授業で「文字を使って式に表そう」という学習をしています。(写真上)今まで小学校で習ってきた算数では、数量関係を〇や□を使って表してきました。それを新たにXやYを使って表し、文字を使った式として扱います。
 今年度から、新しい学習指導要領による学習が始まりました。教科書の内容を見ると、ところどころに新たな学習が入ってきています。この単元は、中学校より移行され、新しく6年生で学習する内容として今年度から追加されました。(昨年度までの教科書では、XとYは比例のところで出てきていました。しかし、文字と式の学習に移行されたのは、今回の教科書が初めてです。)
 内容はそれほど難しいわけではありませんが、XとYが出てきたことで、なんとなく高度な学習に感じたり、中学校の数学のように感じたりするものです。実際に6年生は、間もなく中学校に進学するという事実に直面しています。文字を用いた式の簡潔性や一般化など、その素地を小学校の段階で養うことは、今後の学びを連続的に行うという観点からも意味があります。
 1年生の図工の学習が始まりました。図工の時間は、子ども達の大好きな学習の1つです。自由に絵を描いたり工作をしたりすることができるのですから…。今日は、休業中に家で描いた「すきなものいっぱい」の絵の中から1つを選び、「自分のマークを描こう」という学習をしました。
 廊下に飾ってあった、休業中に描いた5枚の画用紙がまず戻されました。自分の好きなものを描いた絵だったので、食べ物や動物、花や虫など、いろいろな絵がありました。その中からさらに自分のお気に入りを選んで描くのですが、まず画用紙いっぱいに大きく描くのが難しかったようです。課題で描いてきた紙よりも大きな画用紙になりました。でも、クレパスを使って一度描き始めると、みんな夢中になって色をぬっていました。(写真中)
 子どもの絵には、物語があります。どうしてその絵を描いたのかを聞いただけで、たくさん語ってくれるものです。絵を描かせたら、一緒にお話を聞いてあげることも大切です。
 5年生は、理科の時間に「天気の変化」の学習をしています。まずは、自分の目で見た気象観測・・・雲の様子や雲の動き、天気と気温の変化など、目で見て記録をすることから興味・関心を高めていきます。次に、情報を活用して学習を行うことができる単元でもあります。気象衛星からの雲画像やアメダスの雨量情報は、日本付近のどこで雨が降っているかがすぐに分かります。また、天気がどのように移り変わっていくのかを知る手がかりにもなります。
 授業では、教室の電子黒板に実際のアメダスによる雨量データを映し出していました。今日の午前中は、四国地方で雨が降っていることが分かりました。(写真下)
 テレビの天気予報を毎日見るようにすると、「雲の動き=天気の移り変わり」がよく分かります。ただ、理科の学習では、自分の体で感じた感覚や実際に見た事象をまず大切にしなければなりません。今日は、朝から晴天で日差しが強く、暑くなりました。お昼前から風が強くなり始めるとともに、雲が出始めました。夕方には空一帯が雲におおわれてきました。…というようにです。
 明日から雨の予報が出ています。そろそろ関東地方も梅雨入りでしょうか。

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