「わくわく・どきどき」の学びを目指して

6月25日(木)

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 家庭科は、日常生活の「衣・食・住」について学ぶ教科です。裁縫道具を使って製作をする「衣」と、調理実習をメインに学習する「食」にばかり目が行きがちですが、「住」についても学習していることを忘れてはなりません。
 6年生は、家庭科の時間に「夏をすずしくさわやかに」という学習をしています。夏の快適な住まい方について学ぶ内容です。教科書や家庭科ノート(ワークブック)の資料を見ながら、普段の生活の中で行われている様々な工夫について考えました。(写真上)
 蒸し暑い夏を快適に…と言えば、まずエアコンや扇風機を思い浮かべます。しかし、電気エネルギーだけに頼らなくても、多くの工夫が行われていることが学習を通じて分かってきました。まずは、「衣替え」です。夏用の衣服や寝具に変えたり、カーペットやカーテンを夏用にすることは、快適に過ごすための工夫です。また、風通しを良くする工夫も各家庭で考えられているはずです。
 さらに、昔から行われてきた日本の風習として、打ち水や風鈴があります。実際に気温を下げるというよりも、音や風情を楽しむことで涼を得てきました。また、直射日光や西日をさえぎるために、簾(すだれ)や葦簀(よしず)を使うのが習わしでした。最近は、簾や葦簀を知らない人たちが増えてきているようです。ホームセンターではまだ売られていますが、都会では需要がないのでしょうか。(あるいは、おしゃれな日よけのタープになってきているためかもしれません。)どちらも日光をさえぎり、風を通す自然素材です。一般に、簾は吊るして使い、細い竹を割って作られています。一方、葦簀は立てかけて使い、植物の葦(あし)を糸でつなげて作られています。
 3年生で書写(毛筆)の指導が始まりました。初めて習字の道具を使う子が多く、みんなとても楽しみにしていたようです。毛筆の指導には、準備やかたづけの仕方も含まれています。今日、実際に書いたのは数枚ですが、多くのことを学んでいました。(写真中)
 まず、書く時の姿勢から筆の持ち方までの指導を受けました。そして、筆は立てるようにして持ち、ひじを平らにして腕全体を動かすようにすること…最初から全てその通りにできるようになるのは難しいことですが、真剣に半紙に向かって書いていました。(今日の作品は、横画と曲線の練習でした。)
 6年生の外国語の学習風景です。(写真下)5,6年生は、昨年度までの外国語活動が教科となり、英語を書いたり読んだりする内容がすでに始まっています。評価も行われることから、ワークテストも当然実施します。あるいは、今後は宿題として英語の課題が出されることもあるでしょう。中学校の英語の授業風景に近づいてきた印象があります。

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