「わくわく・どきどき」の学びを目指して

5月11日(金)

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 1年生の算数の時間では、数字の書き順も指導しています。今日は、「0」の書き順を学習していました。(写真上)「○」(マル)と「0」(れい)の書き方は全く違います。「○」(マル)は、下から時計回りに円を書きます。一方の「0」(れい)は、上から反時計回りに書きます。当たり前のことと思われるかもしれませんが、文章の最後に書く読点の「。」を、「0」(れい)の書き方で書く人が、大人でも結構います。学校での書き順指導は、漢字だけでなく数字や記号もしっかり身につけておく必要があります。
 さらに1年生の算数では、輪投げをして一つも入らなかった場合を「0」と書き、「れい」と読むように指導しています。「ゼロ」と読む場合もあることは付け加えて説明しますが、小学校の算数では「れい」という読み方で教えます。
 ちなみに、小数の学習では、「0.1」は「れい点いち」と読むので「れい」です。一方、電話番号を伝える時には、「ゼロ」という言い方の方がよく使われます。相手が聞き取りやすいということがあるのでしょう。降水確率0%は、「れいパーセント」と読みます。わずかでも確率があるということを意味するようです。
 しばらく天候が悪い日が続いていましたが、やっと気持ちのよい五月晴れに恵まれました。2年生は、学年合同でミニトマトの苗を鉢に植え替えていました。サクラ草とチューリップを育てていた鉢の土を捨て、牛乳バックで囲ってたっぷりの土が入るように工夫していました。(写真中)
 作業をしていた中庭の一画で、今年度もサクラ草の栽培を始めました。(写真中の上奥)9つの育苗箱に土を入れ、細かいサクラ草の種を均等になるようにばらまきました。サクラ草の種は好光性なので、種まきの後で土をかけたりはしません。2週間くらいで芽が出てくる予定です。苦手な夏の暑さを乗り切り、小さなポットへの植え替えがうまくいけば、今年も秋には一人一鉢ずつサクラ草の栽培ができます。
 種は、インターネットで購入した種と、4月に自分で種取りしたものを半々で使っています。昨年度は、濃い赤色の花が少なかったので、今年は重点的に赤い花の鉢から種をたくさん取ってみました。どうなることでしょう・・・。
 5年生の国語の教科書に、「新聞を読もう」という単元があります。新聞の編集のしかたや、記事の書き方に目を向けて新聞を読むことを目標として学習をします。見出しや写真の工夫、そして同じニュースでも、新聞によって編集者の意図で違った表現になることなどを学びました。
 子ども達のノートを見せてもらったら、自分で選んだ新聞記事をノートに貼り、気づいたことが書いてありました。(写真下)考えてみると、自分自身最近は新聞を読まなくなってしまいました。朝刊はとっていますが、土日に手にするくらいです。電車の中で、スマホでニュースを見ていることが多くなったためです。多分、子ども達の家庭でも、朝刊をとっていないところが増えてきているのではないでしょうか。以前は図工や書写の時間に新聞紙の用意を伝えれば、ほとんどの家庭ですぐに持ってきてもらえたのですが、だんだんそれが難しくなってきているということを聞くようになりました。そういう時代になってきているということですが、それだけに新聞記事から得られる子ども達の言語能力を大切にしたいものです。

5月10日(木)

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 今日も午前中まで雨が残りました。体育朝会で行う予定であった長なわ記録会は、来週の火曜日に延期になりました。また、3校時の終わり頃には雷が鳴り始めたので、びっくりしました。しかしその後からはすっかり天気が回復し始め、昼休みにはもう校庭が使えるようになりました。今日は、午前も午後も出張があり、午前の出張は自転車をあきらめて電車に乗りました。(午後は自転車で行けて快適でした。)
 今日は5年1組の調理実習がありました。先週、別のクラスで様子をお伝えした「ゆで卵」の調理でした。5年1組の子ども達は、各自工夫して卵を持ってきていました。傘をさしての登校でしたが、卵が入った手提げを抱きかかえるようにして持ってきた子や、薬瓶が入っていた箱に卵を入れて持ってきた子もいたようです。
 今週と来週、視力検査が予定されています。昨日は6年生、そして今日は5年生が行いました。(写真上)1.0が見えれば「A」、0.7が見えれば「B」、0.3が見えれば「C」、0.3が見えなければ「D」判定です。学校では、時間をかけずに大まかな視力検査しかしません。視力が極端に悪くなっていたり、メガネをかけても視力があがらなかったりする場合は、眼科での受診をおすすめします。どの健診も大切ですが、視力は後からよくなるということはなく、一度悪くなるとなかなか回復しません。普段から姿勢や眼への環境(テレビの視聴やゲームの時間等)に気をつけていきたいものです。
 と言っている自分も、学校にいる時にはパソコンの画面を見ている時間がほとんどです。視力は昔から良い方で、いまだに1.0以上見える時もあります。メガネは何種類か持っています。パソコン用のブルーライトをカットするメガネ。(家用と学校用)紫外線をカットするサングラス。(学校行事では人相が悪くならないように、透明なサングラスをかけます)そして、弱い老眼鏡。(学校用と家用とかばんの中にも…)
 2年生は、ミニトマトの植え替えをする予定で、昨日の夕方2人の担任が土の準備をしていました。ところが、雨のために、今日は教室で苗の観察だけすることにしたようです。黄色と赤いトマトの品種は、各自じょうずに選ぶことができたようです。虫メガネを使って葉っぱの様子を観察したり、手ざわりで葉の裏を調べたり…これから植え替えをして育てていくのが楽しみな様子でした。(写真中)
 4年生は、社会科の時間に東京都の勉強を行っていきます。現在、練馬区を含めた23区の位置と名前を覚える練習をしています。(写真下)中には漢字で全部の区を書ける子もいるようです。家の人と問題を出し合いながら覚えたと言っていた子もいました。東京に住んでいながら、23区全ての場所を言える大人は少ないのではないでしょうか。ぜひお子さんと一緒に挑戦してみてください。

5月9日(水)

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 今日は、午前中に3時間、けやきルームの巡回指導の授業観察を行いました。1校時は、小集団での指導が行われていました。小集団といっても、2名に対しての指導でした。スピーチやカードゲームを通じて、「話す・聞くことの指導」や「落ち着いて課題に取り組む指導」が行われていました。
 2校時と4校時は、個別指導の様子を参観しました。田柄小は、2年前まで通級指導学級があったため、特別支援教室として利用できる部屋がたくさんあります。北校舎2階の一番西側には、個別に仕切られた部屋が3つあります。昨年度から特別支援教室の巡回指導になってからも、教員と子どもが1対1で指導する際に利用しています。防音完備の部屋なので、落ち着いて個別指導を受けることができます。
 「論理脳ドリル」をご存知でしょうか? 推理要素のあるパズルゲームで、いくつかのヒントを基に条件をしぼって考え、マス目に当てはまるものを解いていくゲームです。自分から主体的に集中力を高めることができる知育ドリルの一つで、今日の個別指導でも使われていました。初めての挑戦でしたが、がんばって解いていました。(写真上)
 6年生が調理実習で「いろどり野菜炒め」に挑戦していました。(写真中)ピーマン、もやし、玉ねぎ、にんじん、ハムを使い、油をひいたフライパンで炒める調理です。軽く塩とこしょうを振るだけで、おいしくいただけます。ピーマンとにんじんが入り、とても彩りがよく仕上がっていました。
 余った材料で手軽にできる炒めものは、いつか一人暮らしをした時には必ず役に立つ調理です。ぜひ家庭でも時々子どもを台所に立たせて、一人でできるようにさせておきたいものです。
 5校時は、6年1組の道徳の授業を見に行きました。『「すんまへん」でいい』という、心のこもった礼儀について考える授業内容でした。導入の後、今日の資料をまず担任の先生が読みました。絵カードを子ども達に見せながら、とても上手な範読でした。(写真下)
 その後、「では、教科書を開きましょう」と言う言葉で、ハッとしました。今年度から道徳が教科となり、子ども達が一人一冊ずつ「教科書」を持っていることに気がつきました。昨年度までは「副読本」という言い方で、学校保管の資料を使っていました。教科書になったことで、各家庭でも指導内容をいつでもご覧いただくことができます。(ただし、今日もそうでしたが、教科書を忘れてくる子が今年度から見られるようになってしまいました。)
 授業では、積極的に自分の考えを発表していた子がたくさんいました。来週水曜日に、今年度第1回目の校内研究授業が5年3組で予定されています。今年も道徳の指導力を高めるために、全教員で研修を深めていきます。

5月8日(火)

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 今朝、地域でお世話になっている吉田さんが、2年生の生活科で一人ずつ植えるミニトマトの苗を届けてくださいました。赤くなる実と黄色くなる実の2つの品種を持ってきていただきました。一つは、「イエローミミ」という品種で、フルーティな糖度の高い味わいの黄色いミニトマトです。もう一つは、「千果」という品種で、こちらも糖度が高く、濃い赤い実が特徴のようです。
 2年生は、昨年度アサガオやサクラ草、チューリップを育てた鉢を使って植え替えをします。ミニトマトにはもっと大きな鉢が合うのですが、牛乳パックをあてがって土の量を増やし、工夫して植える予定とのことでした。
 その吉田さんの畑は、東門を出たところに広がっています。今は、広大な畑一面に、ジャガイモの白い花が咲いています。(写真上)東門から登校してくる子ども達は、毎日吉田さんの畑の脇を通り、野菜の成長とともに学校に来ていることになります。7月に収穫体験をするトウモロコシや枝豆の苗も順調に育っているようです。
 今日から1学期の授業観察を始めました。各先生方の授業の様子を校長と副校長とで見に行き、授業力の向上を図るために行います。今日は、1校時に5年1組の国語の授業を見に行きました。「漢字の成り立ち」の学習でした。漢字は、その成り立ちから4つの種類に分けられます。(象形文字、指事文字、会意文字、形声文字)
 こういう言葉の単元では、たくさんの新出漢字が出てきます。黒板で説明するだけでなく、時折教科書の文章も読みながら授業が進められていました。(写真中)「教科書が読めない子どもたち」と言う本が最近話題になっています。・・・確かに、まず教科書が読めなければどの教科も学習の一歩が進みません。
 今の教科書は上下で分かれていないので、国語の教科書だけでも相当なページ数があります。教科書の厚みと重さだけで「こんなに学習するの?」と思ってしまいます。そして、習ったことが理解できていることを前提に次の学習が成り立っています。例えば、今日の国語の授業で最後に漢字辞典を使って調べる時間がありました。昨日のホームページで、4年生で漢字辞典の使い方を習っていることをお伝えしたばかりです。一年後、5年生になって、漢字辞典の使い方ができているということを前提に授業が進められていく…といった状況です。これは、全ての教科に言えることであり、上学年ほど学習の積み重ねが多くなっていきます。外国語の授業も大切なのでしょうが、まずは日本語だと私は思うのですが…。
 休み時間や体育の時間に、長なわの練習に取り組むクラスが見られます。(写真下)あさっての体育朝会は、全校で長なわ記録会を行います。各学期1回ずつ、年間3回の長なわ記録会があります。クラスの団結を高めるためにも、まず今年度最初の長なわの記録会をがんばらせたいものです。

5月7日(月)

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 ゴールデンウィークが終わりました。天候に恵まれた連休が続いたこともあり、家族で行楽に出かけたご家庭が多かったことと思います。今日は雨の予報があったため、傘を持って登校してきた子がほとんどでしたが、予想外に降り始めが遅く、予定していた体育の授業や休み時間の遊びがいつも通りにできました。
 校庭にあるバラの花が満開になりました。(写真上)今年はどこのバラ園も開花が早いため、バラ祭りの開催時期を組むのが大変だったと思います。来月1日に5年生が田植え体験で行く、埼玉県川島町の平成の森公園に、昨日出かけてきました。(私の家から車で10分ほどのところです。)平成の森公園は、「日本一長いバラのトンネル」で有名なところです。
 バラ祭りは今度の日曜日のようですが、すでに満開のバラの株がたくさんあり、見頃を迎えていました。暑くなる前にと、朝早めに行ってみたのですが、たくさんの人が訪れていました。5年生が行く6月1日には、ほとんどのバラが咲き終わっている頃かもしれません。当日は午前中に田植えをして、バスで移動してきてから平成の森公園でお弁当を食べる予定です。
 4年生の国語の授業では、漢字辞典の使い方について学習をしています。(写真中)ちなみに、3年生では国語辞典の使い方を学習中です。読み方の分からない漢字を調べる時や、漢字の成り立ち、熟語等を調べたい時などに漢字辞典を使います。学校には、統一して指導しやすいように、クラスの人数分の辞典が用意されています。今はインターネットですぐに検索ができるため、なかなか漢字辞典や国語辞典を引く機会がなくなってしまいました。しかし、だからこそこういう学習が大切であると思います。自分の手を使って調べたことは、しっかりと記憶に残るはずです。
 体育館で、演劇鑑賞教室がありました。3,4校時は1,2,5年生、5,6校時は3,4,6年生が劇を鑑賞しました。朝早くから劇団「風の子」の皆さんが会場準備をしていました。午前の部を一緒に見させてもらいましたが、低学年の子ども達も劇が始まってすぐにお話の中に吸い込まれていっていました。体育館の中央に舞台を設け、子ども達のすぐ脇も演出として使いながら劇が行われていました。
 「スクラム☆ガッシン」という題名の劇で、子ども達の日常生活を描いた現代劇でした。お楽しみ会の出し物として劇をやろうということに決め、5人で協力しながら困難を乗り越えていくというストーリーでした。
 劇団の皆さんは、毎日のようにいろいろな学校をまわって劇を演じたり、稽古に余念がないのでしょう。すばらしい仕事をされているなと、別な角度から劇を見てしまいました。教員も、子ども達の前では役者でなければなりません。子どもと一緒に笑ったり、残念がったり、そしてめいっぱい褒めてあげたりすることが大切です。・・・勉強になりました。

5月2日(水) その2

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 5校時に、体育館で離任式がありました。この春に離任された教職員の方々をお迎えして、全校児童でお世話になったことへのお礼を伝え、お別れをしました。
 今日出席された4名の皆さんは、校長室に見えるなり口々に、「懐かしい〜」と話されていました。たった1か月間ですが、通い慣れた職場を離れて違う学校での勤務が始まることは、とても大変なことです。久し振りに田柄小に戻ってきて、ホッとされていた様子でした。
 子ども達が待つ体育館に向かって行くと、渡り廊下のところからすでに大きな拍手と歓声が沸き上がっていました。体育館に入ったとたん、お世話になった先生を一目見ようと、ぴょんぴょんと跳びあがる子ども達の姿がとてもかわいらしく見えました。
 離任された教職員一人一人に代表児童が手紙を読み、花束を手渡しました。欠席された職員の手紙は、私が代表して受け取りました。ステージ上のマイクの位置に立ち、緊張した面持ちで手紙を読む姿に、どの子も成長したなと感心しました。きっと田柄小から児童の書いた手紙が届いたら、子ども達の感謝の気持ちが今日来られなかった職員にもしっかりと伝わるはずです。
 離任式が終わってからも、昨年度まで指導した子ども達がやってきて、何度も別れを惜しんでいました。こういう光景を見るたびに、教員として日々子ども達とかかわる仕事に就いている喜びを実感するものです。
 3時からは、PTAの歓送迎会も行われました。ご準備いただいた皆様、どうもありがとうございました。

5月2日(水) その1

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 朝休みも中休みも、中庭のミッキー池の周りにはたくさんの子ども達が集まってきます。特に1年生は、自分達の教室のすぐ外ということで、毎年身近な遊び場所として人気があります。
 ミッキー池には、早くも白いスイレンの花が咲き始めました。(写真上)今年の1月下旬の寒波で、全て凍ってしまったミッキー池でしたが、いつもの年と変わらずたくさんの生き物が活動し始めています。スイレンの花は、これから秋まで次々と咲き続けるでしょう。1年生の子ども達が池をのぞき込んでいるのは、スイレンの花ではなく、ザリガニに興味があるからです。池の中をよく見ると、スイレンの葉の裏にしがみつくようにして赤いザリガニをたくさん見つけることができます。
 今日は、3年生にALTのケリー先生の授業がありました。日本と比較しながら、ジャマイカの国のことを紹介してもらいました。(写真中)ジャマイカのスポーツで有名なのは、何と言っても陸上競技です。世界最速のボルト選手の写真を見せると、3年生の子ども達から歓声が上がりました。次に、日本の寿司の写真に対して、ジャマイカの伝統料理の写真が紹介されました。アキという果実を使ったり、魚の干物や揚げパンのようなもの?がプレートにのせてある写真でした。その他にも、ジャマイカのドレスの写真や日本にない花の写真も紹介してもらいました。
 先日、PTA広報誌の取材で「行ってみたい国は?」と聞かれて迷ってしまいました。今日の授業をもっと早く見ていたら、「ジャマイカ!」と迷わずに答えていたはずなのですが…。ちなみに、ジャマイカには「ブルーマウンテン」という山脈があります。コーヒーの産地でもあるのですね。ますます行ってみたくなりました。
 4年生の算数の授業で、分度器の使い方を学習していました。(写真下)角度を測る時の分度器の合わせ方や目盛の読み方は、一人一人ていねいに指導してあげることが大切です。4年生では、3クラスを5つのコースに分けた習熟度別の指導が行われています。このような単元では、特に教員の目が届きやすく、子ども達の理解につながります。90度よりも大きい角度の測り方や、分度器を使って三角形を描く方法なども学習していました。

5月1日(火) その2

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 2年生が図工の時間に、先週描いた消防写生会の絵の仕上げをしていました。先週は風が強い中、けやき広場で大きな消防車を見ながら、クレヨンを使って絵を描きました。今日は、細かなところをていねいにクレヨンで色を塗ったり、絵の具を使って背景を塗ったりしました。(写真上)うすめの絵の具で塗った背景が、クレヨンの力強い色合いとマッチして、すばらしい絵に仕上がりました。今月中は校内に掲示し、学年代表を選ぶそうです。
 5年生の家庭科では、「ゆでて食べよう」という調理の学習をしています。ゆでるものとして、家庭科の教科書では卵やじゃがいも、ほうれん草などが例として書いてあります。今日は、卵とじゃがいもをゆでる実習を行っていました。
 なべに入れた水が沸騰してから、何分間ゆでたらちょうど良いゆで卵になるかを予想して、タイマーを片手に挑戦していました。(写真上)自分の持ってきた卵の表面にマジックで印を書き、なべに入れていました。自分の予想時間になったら、おたまですくい取っていました。子ども達は、卵をゆでる時間のちょっとした差で、半熟になったり固ゆでになったりすることが分かったようです。
 先週は、6年生が卵料理の実習として、「スクランブルエッグ」を作っていました。卵をといて牛乳を少々加え、バターを引いたフライパンで手早く焼きます。卵を割ること自体、かなりぎこちない様子が見られましたが・・・それはそれとして、気になったのが試食しているところでした。でき上がったスクランブルエッグに、これでもかとたっぷりとかかったケチャップ…。「う〜ん、せっかくのバターと卵の風味が…」と、思ってしまいました。今日の5年生のゆで卵でも、きれいにスライサーで輪切りになったところまでは良かったのですが、ふんだんにかけた塩やこしょうが気になりました。
 子どもが調味料をたっぷりかける時が、家庭でもあるのではないでしょうか。コロッケにソースをたっぷりかけるとか、生野菜にドレッシングをドバッとかけてしまうとか…。
 さらに関連して、よくコンビニのお弁当で、ご丁寧に魚のフライ一つのために、しょう油とソースがついてきたり、さらにタルタルソースまでついてきたりするのも気になります。全国でいったいどれだけの調味料が無駄になっているのかなと考えてしまいます。こんなことをぼやくようになったのは、歳をとったからなのでしょうか。

5月1日(火) その1

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 今日から5月に入りました。昨日までの3連休は、気持ちの良い晴天続きでした。今日も気温が上がり、練馬では30度近い暑さだったようです。地域訪問から帰ってきた先生達の額には汗が・・・。湿度が低いため、まだ過ごしやすく感じまが、アイスが欲しくなる季節になってきました。
 園芸店には、たくさんの花の苗とともに、夏野菜の苗が並ぶようになりました。4年生は、理科の学習としてツルレイシを種からまいて育てていきます。種は、かぼちゃの種ほどの大きさで、ごつごつとした手ざわりです。一人ずつビニールポットに土を入れ、種をまきました。(写真上)
 ツルレイシとは、ゴーヤのことです。夏の間の成長が早いので、ヘチマとともに植物の成長の様子を調べるために、理科で教材として利用しています。発芽には高温を必要としますが、この暑さが続くようであれば、来週には芽が出てくることでしょう。
 中休みに体育館に6年生が集まり、たて割り班活動の班長会が行われていました。班長と副班長全員が集まっていました。たて割り班は、全部で18班あり、さらにその中でA班とB班に分かれています。それぞれに班長・副班長が決められているため、36名の班長・副班長がいて、全部で72名が体育館に集まりました。ということは、ほぼ6年生全員です。
 昨年度までの交流学級活動では、4〜6年生が1〜3年生と2学年同士で組み合わさる班分けでした。今年から行うたて割り班活動では、1〜6年生全学年で構成される班になるため、その分6年生の子ども達の責任が大きくなります。集合した子ども達は、班ごとに渡されたファイルを基に、担当の先生からおおよその概要についての話を真剣に聞いていました。(写真下)
 来週水曜日に1回目のたて割り班活動があり、最初の顔合わせを行うことになります。6年生としての役割をしっかり意識して臨めるように期待しています。

4月27日(金) その2

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 今月の5年生の理科の学習は、「天気の変化」という単元でした。雲の様子を観察して、天気がどのように変わっていくのかを調べます。4月は比較的安定した天気が続きました。5年生の理科の学習にとっては、周期的に雨が降ってほしかったのですが・・・。
 授業では、気象衛星から撮った雲の写真を使い、日本列島を西から東に雲が動いていく様子を確認していました。(写真上)テレビで天気予報を見ていると、気象衛星からの雲の写真がたいてい出てきます。自分で明日の天気を予報するなど、天気予報に関心が深まるように学習を進めていきます。
 昔に比べて、天気予報はかなり正確に当たるようになってきています。コンピューターの発達とともに、上空の気象データなどの多くの情報処理ができるようになったからです。明日から始まるゴールデンウィークの前半は、好天が続くようです。
 来週水曜日に離任式があります。この春、田柄小から異動された教職員と2年生以上の児童とのお別れ式です。中休みに、代表で手紙を読む子と花束を渡す子を体育館に集めて、リハーサルを行いました。2年生以上の子ども達が、かかわりのあった先生や主事さん方に手紙を書いています。代表の子ども達は、しっかり自分の思いが伝わるようにと、ステージ上での態度も含めて指導されていました。(写真下)

4月27日(金) その1

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 校庭で1年生が、元気よくかけっこをしていました。今日の授業は、かけっこではなく「50m走」という表現が正しく、体力テストのタイム計測をしているところでした。(写真上)
 学年合同で行い、校庭にまっすぐに引かれたコースを全力で駆けぬけるように指導されていました。体力テスト(正式には「新体力テスト」)は、全国の学校でこの時期に実施されることになっています。50m走を含めて8種目のテストがあります。体育の時間を使って行う種目以外は、5月の下旬に全校で一斉に行う日を設けています。
 9月の運動会までの5か月間で、1年生の走り方がたくましくなっていくように指導していきます。体力・運動能力は、学校の体育の時間だけでは伸びていきません。休み時間の活動や、放課後・休日の過ごし方にも大きく影響するものです。明日からゴールデンウィークが始まりますが、家族で外に出てみてはいかがでしょうか。
 3年生の教室で、学級会が開かれていました。5月18日(金)に行われる「子どもまつり」に向けた、お店についての話し合いでした。今年度は、1学期の早い時期に子どもまつりを行うことにしました。そして、昨年度までの交流学級単位ではなく、学級単位でのお店を出すことにしました。クラスの協力や団結力を高めることをねらいとして行います。3年生なりに、いろいろな意見を出し合っていました。(写真下)

4月26日(木) その2

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 3年生の算数では、「時刻と時間のもとめ方」の学習をしています。何時何分から30分後の時刻、あるいは30分前の時刻というように、時刻をもとめる問題。そして、ある時刻からある時刻までの時間(何時間何分、または何分間)をもとめる問題が出てきます。初めのうちは、時計の針を自分で動かしながら時刻と時間の関係を確かめていきます。(写真上)慣れてくると、文字盤を見て考えられるようになってきます。
 なかなか算数の時間だけで身につくものでもなく、日常的に時計を意識していくことで次第に理解が進みます。ところで、自分は昔から、腕時計はデジタル式のものを使ってきました。慣れてしまうと、デジタル表示の方が使いやすく感じるものです。(その代り、1分の違いがとても気になる性分になってしまいました)
 体育館で、6年生が学年合同で体育を行っていました。秋の運動会に向けて、早くも組体操の基本技を練習していました。(写真下)組体操を行うには、まず自分の体を支える力強さが必要になります。力の強さは、2学期に入ってから練習しても、なかなか身につくものではありません。後半は、壁倒立の練習を行いました。しっかり自分の体重を両腕で支えられるように、練習を続けていくことが大切です。
 今日の給食に、ひじきご飯が出ました。大豆も入っていて、とてもおいしかったです。ひじきと言うと・・・1週間前に下田移動教室の実地踏査に行った時、ちょうどひじきの収穫の時期と重なりました。爪木崎でも、弓ヶ浜でも、いたるところで漁師さん達がひじきを刈り取り、道路に並べて干している様子が見られました。下田では、毎年4月にひじきのくちあけ(収穫の開始)があり、決められた期間しか収穫することができません。
 海の中では薄茶色の海藻ですが、陸にあげて何日か干しておくと、黒くちりちりの乾燥ひじきができ上がります。給食のニュースにも書いてありましたが、とても栄養のある食品です。

4月26日(木) その1

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 1,2校時に、はたらく消防写生会がありました。毎年光が丘消防署の方々に協力していただき、2年生が取り組んでいます。けやき広場に入ってきた大きな消防車の前に、クレヨンと画用紙を用意した子ども達が整列しました。(写真上)働いている消防士さんを入れて画用紙いっぱいに大きく描くことや、最初は薄い色のクレヨンで線を描いてから色ぬりをするとよいことが指導されていました。時々消防車の近くに行って、どんな仕組みになっているのかを確かめながら描き進めていきました。
 来週の図工の時間に、今日描いた絵をさらにていねいに色ぬりをして、仕上げをするそうです。どの子も今日一日で、赤いクレヨンがずいぶん短くなりました。
 保健室で、1年生が聴力検査を受けていました。(写真下)聴力検査では、オージオメーターという機械を使います。ヘッドフォンを片耳に当てて、「ピー」という音が聞こえたら手を挙げて知らせます。2種類の音を左右の耳で調べます。
 試しに自分もどんな感じかやってみました。高い音は、とても小さな「ピー」です。かなり周りが静かでないと分かりづらく感じました。職業柄、昔から大声を出すのは得意でした。一方で、自分がしゃべっていて、そんなに大きな声でなくても…と後から思う時があります。大好きな音楽をいつまでも聴いていられるように、耳を大切にしたいと思いました。

4月25日(水)

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 水曜日でしたが、体育館で「委員長紹介集会」がありました。今年度の委員会活動が新しく組織され、もうすでに委員会活動がスタートしています。各委員会の委員長が、それぞれの活動内容について全校児童の前で発表しました。
 全校児童が集まった場を使って、続いて今年度のALTの先生の紹介がありました。(写真上)ケリー先生が自己紹介をされました。ALTの先生なので、もちろん全て英語です。ジャマイカの出身であるということがなんとなく聞き取れました。
 今年度の外国語活動は、昨日からすでに始まっています。昨日は遠足の引率があったので、5,6年生の最初の授業を見ることができませんでした。遠足から戻ってきた時にケリー先生にお会いすることができました。「ナイス トゥー ミート ユー」と言いながら手を出され、握手はしましたが、「よろしくお願いします」と日本語でしか答えられない自分が情けなかったです。
 今日は、4年生3クラスに授業がありました。今年度は3,4年生にも外国語の授業があり、年間15時間指導していただきます。授業を見に行ったら、4年生の子ども達がケリー先生の英語とジェスチャーをすぐに理解し、楽しくゲームを行っていました。子ども達の適応力はすごいものだと思いました。
 理科室で、6年生が実験をしていました。空気中の成分の特徴を知るための実験です。空気中にはおもに、酸素・窒素・二酸化炭素が存在ましす。それぞれの気体が入った集気びんにろうそくの火を入れて、ものを燃やすことができるかどうかを調べていました。(写真中)実験用の気体は、スプレー缶に入っていて、水の中を使って集気びんに入れます。6年生になって最初の理科の単元で、しばらく理科室での実験が続きます。いかにも6年生の理科の実験という感じを子ども達が得ていました。
 家庭科室では、5年生が初めての調理実習に臨んでいました。お茶を入れる実習です。お湯を沸かして、抹茶玄米茶やほうじ茶を急須を使って入れていました。(写真下)
 「校長先生もどうぞ…」とあるグーループの子に誘われて、一緒にお茶を楽しみました。子ども達に聞いてみると、家で熱いお茶を入れる機会はあまりないとのことでした。確かに今はお茶と言ったらペットボトルの冷たいお茶を指します。一方で、おじいちゃんやおばあちゃんの家に行ってお茶を飲んだという子はたくさんいました。
 お茶を飲みながら、お菓子も少しいただきました。ゆっくり味わうと、子どもでもお茶のおいしさに気がつくものです。みんな「おいしい!」と言いながら味わっていました。お茶を飲むことは、家族の団らんにもつながります。(これは、家庭科でも指導している内容です)大切な日本の伝統文化であると感じました。

4月24日(火)

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 3年生の遠足があり、埼玉県東松山市にある「こども動物自然公園」に行ってきました。東上線の高坂駅で下車し、路線バスを乗り継いで、やっと着きました。
 朝、自分の家を出た時には、霧雨が降っていました。自分の住んでいる川島町の隣が東松山市なので、遠足をどうするか考えながら学校に来ました。予報では、昼間は曇り、夜から雨ということでした。学校に着いてからは雨もなく、夕方まで強い雨になることもないという判断で、遠足を決行しました。結局、動物公園で一時的に霧雨がありましたが、特に大きな天候の影響がなく過ごすことができました。
 昨年度の3年生の遠足は、1か月遅い5月に実施していました。とても暑かったことと、保育園や幼稚園の遠足と重なり、大変にぎわっていたことを記憶しています。4月のこの時期は、それほど他の団体が入っていなかったため、園内での活動をスムーズに進めることができました。
 集合写真を撮った後は、荷物を置いて班行動になりました。園内地図を頼りに、先生達のいる場所をめざして歩きました。春は動物たちの出産シーズンなのか、ところどころにかわいい赤ちゃんの姿が見られました。なかよしコーナーでは、放し飼いになっているヤギやブタとふれ合うことができました。また、ペンギンヒルズでは、水槽の中をゆうゆうと泳ぐペンギンを楽しむことができました。さらにお弁当の後には、乳しぼり体験をすることもできました。
 あまりにも広い園内なので、1時間半の自由行動では回りきれないところがたくさんありました。これからゴールデンウィークにかけて、家族で出かけるにはもってこいの場所です。たっぷり時間をかけて、動物を見に行けると良いと思います。
 遠足として考えると、3年生全体の成果がたくさん得られた一日になりました。クラス替えがあり、新しい友達と楽しく過ごすことができたこと。また、整列したり班行動をしたりという様子から、昨年度までとは違った周りを意識した行動が身につきつつあるように感じられました。
 帰りの電車の中では、疲れてぐっすり眠ってしまっている子が何人かいました。乗り換えの駅が近づいてきて、周りの子がそっと声をかけて起こしてあげていました。そんな優しさのある学年です。
 引率した先生達は、あらかじめ決めておいたチェックポイントで子ども達が来るのを待っていました。私と写真屋さんは、子ども達の様子をカメラに収めようと、園内を行ったり来たり・・・ずっと歩きっぱなしでした。学校に着いたら、万歩計が1万5千歩をカウントしていました。

4月23日(月)

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 今日の全校朝会から、1年生が一緒に整列するようになりました。1年生は、朝礼台の真ん前です。看護当番の先生の号令で、しっかり「前へならえ」をしていました。(写真上)
 今日は、先週火曜日の4年生の遠足でのことを基に、「人に迷惑をかけないために」という内容の話をしました。4年生の遠足の朝、学校を出発する時に、「遠足での一日を通して、人に迷惑をかけずに過ごしましょう」という話をしました。山歩きの時に人に迷惑をかけないためには、けがをしないことです。また、電車の中で人に迷惑をかけないためには、うるさくしないということが考えられます。さらに、電車の中では、「立っている時は、手すりやつり革につかまる」ということも大切です。電車が急ブレーキをかけた時に、人にぶつかってしまう恐れがあるからです。
 人に迷惑をかけないということは、日頃の学校生活のルールにも当てはまります。廊下は静かに右側を歩くことになっています。自分がけがをしたら、先生方やお家の人に迷惑がかかり、友達をけがさせてしまったら、さらにたくさんの人に迷惑がかかります。・・・安全な学校生活を心がけることは、人に迷惑をかけずに生活することにつながるということを伝えました。1年生も、朝礼台の上の私を見上げながら、一生懸命聞いていました。
 2校時の後半に、今年度最初の避難訓練がありました。地震の訓練で、あらかじめ子ども達に指導済みの「予告あり」の訓練でした。放送の指示で、すぐに机の下にもぐります。1年生の教室を見に行くと、しっかり頭を入れて、机の脚をつかんでじっとしていました。(写真中)その後、校庭に全校児童が集合し、人数を確認してから校長と担当の先生の話を聞きます。1年生にとっては、防災ずきんをかぶるのも初めての経験でした。
 先週は、木曜日から土曜日まで、下田移動教室の実地踏査に行ってきました。天気が良すぎるほどの快晴で、全てのコースを予定通りに回ってきました。移動教室のコースは、学校ごとに自由に組むことができます。下田方面は、海に面した自然を生かして、釣り体験や磯遊び、海岸の遊歩道のハイキングなどをする学校がたくさんあります。その中でも、干物作り体験が人気です。実地踏査では、先生達が包丁を持って、アジの開きを5枚ずつ作る体験に挑戦しました。
 本校から参加した5年の先生も、どうやら魚をさばくのは初めてだったようです。慣れない手つきでしたが、はらわたを取ったり、背骨に沿って包丁を入れたりして、無事に魚を開くことができました。(写真下)
 その前に行った釣り体験でも、区内各校から集まった先生方(若い先生が多かったです)がキャーキャー言いながら参加していました。釣り堀にたくさん魚を入れてあるので、入れ食い状態で釣れるのですが、釣れた後にどうしてよいかわからずに右往左往していました。実際に自分達で体験することで、子どもへの指導の仕方が理解できたようです。
 翌日になっても左手に生臭さが残りました。最終日には干物になった魚が届き、自分の作ったアジを受け取って家路につきました。当然私も干物作りに参加しました。昨日の夜、干物を焼いて食べました。自分でさばいたアジの干物は最高のごちそうでした。

4月18日(水)

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 2校時に、1年生を迎える会がありました。体育館に全校児童が集まり、5年生の合奏「さんぽ」の音楽に合わせて1年生が入場してきました。6年生が手をつなぎ、花のアーチをくぐってひな壇のところまで1年生を案内していました。全校児童が集まる場所に1年生が一緒に並ぶのは初めてのことです。たくさんの子ども達の視線を浴びて、目をキョロキョロさせていました。中には、知っている上級生をさがして、手を振る余裕を見せていた子もいました。
 各学年からの出し物では、昨年の11月に行った60周年記念集会で発表された「田柄小自慢」を1年生に紹介しました。「おいしい給食」、「自然がいっぱい」、「広い校庭」、「元気なあいさつ」、「みんななかよし」を一つずつ各学年が担当し、工夫して発表していました。そして、6年生からは、田柄レンジャーが登場して会場を盛り上げました。1年生も大喜びでした。
 1年生のお礼の出し物は、「1年生になったよ」の歌でした。「1年生になったら」の替え歌バージョンです。とっても元気よく歌えていました。(写真上)これで全校児童の仲間入りです。明日の体育朝会から、全校で行う行事に一緒に参加していくことになります。
 3校時に、さっそく1年生は、楽しかった「1年生を迎える会」の様子を振り返り、絵日記に表現していました。きれいな花のアーチを描いたり、田柄レンジャーを描いたりしていました。(写真中)真新しいクーピーが大活躍の1時間でした。印象に残ったことを絵に表現するというのは、低学年の段階ではとても大切なことです。
 1年生は、昨日から給食指導が始まっています。昨日は4年生の遠足があったので、その様子を見ることができませんでした。1年生の教室に行って昨日の給食のことを聞いてみると、カレーが辛くなかったことや、全部きれいに食べたことを教えてくれました。今日の給食では、チャーハンとスープとミルクゼリーが出ました。だぼだぼに大きな給食着とマスクをつけて、当番の子ども達が配膳をしていました。栄養士さんや給食主事さんもしばらく手伝いながらの給食準備です。給食の準備を上手に行うことや、残さずに食べることも大切な勉強の一つです。
 今日の5校時は、集団下校訓練がありました。今年度の登校班の確認も含めて、毎年この時期に行っています。今年度新しく班長になった高学年の子ども達は、いよいよ自分が中心にならなければ…という気持ちでいることでしょう。世話人の保護者の皆様にもお越しいただきました。ありがとうございました。
 朝降っていた雨があがり、けやき広場や中庭に集合してから、並んで帰っていきました。(写真下)「校長先生、また明日・・・」と、子どもに声をかけられて気がつきました。明日から2泊3日で、下田移動教室の実地踏査に行ってきます。今年度、移動教室担当校長になりました。ということで、校長室からのホームページは、2日間お休みいたします。

4月17日(火)

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 今日は、4年生の遠足がありました。東上線で小川町の一つ先の東武竹沢駅まで行き、官ノ倉山をめざして歩きました。
 出発する時に4年生の子ども達に話したのは、人に迷惑をかけないことと、しっかり自分の足で歩いて学校まで戻ってこようということでした。官ノ倉山は、ハイキングコースとして多くの人達に利用されている山です。しかし、小学生の子ども達(特に、普段あまり山登りの経験がない子ども達)にとっては、ハイキングというよりも、「登山」というくくりに入る山です。
 昨年の4年生もそうでしたが、一歩険しい上り坂に入ったとたんに、子ども達の息づかいが変わってきました。くさり場もあり、山頂に到達した時には、この上ない達成感が得られたはずです。恐る恐る降りてきた急な下り坂も、よい経験になったことでしょう。
 小川町は、和紙の町として観光名所になっていますが、隣の東武竹沢の駅前は、何も無いところでした。(町の方々には大変失礼ですが…)コンビニもお店も無く、人もほとんど見かけず、ウグイスの声が聞こえる駅前でした。子ども達もさすがに、「田舎に来たなぁ」とつぶやいていました。
 歩いて山に向かう途中には、ヤギが放し飼いになっていて、その向こうにはニワトリがたくさん飼われていました。季節は、1〜2週間ほど東京よりも遅く、八重桜が満開でした。朝から天候が心配でしたが、山を下りてから駅までの道で霧雨が降っていたのでカッパを使いましたが、それ以外は雨にあわずに済みました。さぞかし寒かったのでは? と思われるかもしれませんが、山登りの最中はみんな汗だくで、上着を脱がなければならないほどでした。帰校後もとっても元気な4年生でした。

4月16日(月)

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 今日の全校朝会では、4年生のくつ箱に貼ってあった「はきものをそろえると 心もそろう」という詩をとりあげて話をしました。この詩は、長野県のお寺の住職であった、藤本 幸邦(ふじもと こうほう)さんの有名な言葉です。道徳の資料として扱われることもあり、子ども達に整理整頓の大切さを教える時に伝えたい言葉です。
 くつ箱にうわばきや外ぐつをしまうのは、ほんの一瞬の出来事です。でも、その瞬間にくつの向きをきちんとそろえる心づかいがあることで、落ち着いて学校生活を送ることができるようになるものです。
 詩の後半に、「だれかがみだしておいたら だまってそろえておいてあげよう」と書かれています。5,6年生は、移動教室に行った時に、宿舎でトイレのサンダルを常にそろえるように指導されます。自分が使ったサンダルだけをそろえることしかしないと、次第にトイレのサンダル全体が乱れてきます。しかし、他の子が使ったサンダルをそろえてあげる子が出てくるようになると、いつもサンダルの向きがしっかりそろうようになってきます。
 休み時間の終わりのチャイムが鳴り、校庭から戻ってきた子ども達の様子を昇降口で見ていたら、いつもよりもていねいにくつをそろえて入れている子がいました。(写真上…左上に貼ってあるのが詩です)ご家庭の玄関はどうでしょうか。くつをしっかりそろえる習慣をつけさせていきたいものです。
 1年生の教室では、算数の「なかまづくりとかず」の学習をしていました。教科書には、かわいらしい動物や花の絵が描いてあります。数字や文章はまだ出てきません。算数ブロックを一つずつ絵の上にのせたり、チョウチョと花を線でむすんだりして、数を意識させることを学習していました。(写真中)
 算数ブロックは、今後算数の時間によく使うことになります。(2年生になってからも使います)子ども用のマージャンゲームの牌みたいな形ですが、算数の時間に大活躍します。一つずつに名前のシールが貼ってありました。それもとても細かい文字で・・・小学校入学に向けた保護者の方々の思いが伝わってきました。
 あさっては、1年生を迎える会があります。全校児童で1年生の入学をお祝いするとともに、1年生が正式に全校児童の仲間入りをする会です。いろいろな学年が体育館で学年練習をしています。6年生は、毎年恒例の田柄レンジャーが登場する出し物をします。(写真下)3月の6年生を送る会で、昨年度の卒業生から託された衣装を身にまとい、1年生の前で堂々と演じます。

4月13日(金)

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 児童玄関内に、グッピーを飼育している大きな水槽があります。新年度が始まり、水槽の中でも新たな仲間がたくさん増えたようです。グッピーは、環境が良ければ一年中繁殖します。グッピーは、卵を産みつけるのではなく、卵胎生のメダカに属します。つまり、メスのお腹の中で卵がかえり、子どもの状態で産む種類です。
 水槽の周りに集まってきた子ども達が、お腹の大きなメスを見つけていました。(写真上)グッピーは、オスの方がおしゃれです。体の色がきれいで、ひれが長いのがオスの特徴です。田柄小の子ども達のやさしさで、グッピーもどんどん仲間を増やしていくことでしょう。
 今日も午前中と午後に出張があり、なかなか1年生の授業の様子をじっくりと見ることができません。朝の学級指導の様子を見に行くと、健康観察をしている時の元気な返事が聞こえてきました。(写真中)先生が一人ずつの名前を呼んでいきます。「ハイ!」と手を挙げて返事をし、「元気です」と言います。(もちろん、具合が悪い時は、「かぜ気味です」とか「頭が痛いです」と言ってもよいです。)
 呼名を続けていた途中で、「ハイ! めっちゃ元気です」と言った子がいました。先生は、「元気でも、『めっちゃ』はつけなくていいですよ。」と優しく受け答えていました。
 2年生は、最初の国語教材である「ふきのとう」の学習をしていました。(写真下)音読を中心とした教材で、声の大きさや速さなどに気をつけて読むように学習していきます。作者は、工藤直子さんです。物語のように思えますが、全体が「詩」として書かれています。声に出して読んでみると、とても語感がよく、すばらしい詩であることが分かります。2年生の子ども達は、何度も音読を練習し、宿題として家庭でも読んでいるうちに、自然に全文を暗唱してしまうくらいになります。春のこの時期にふさわしい教材であると思いました。
 あさっては、練馬区の区長等の選挙があります。田柄小の体育館も、毎回選挙会場として使われています。選挙の時には、正門を入ってすぐのところに候補者の看板が立てられます。「なんで学校の中に!?」と思われるかもしれません。(私も初めはびっくりしました…)実は、正門のある場所は正式には道路であって、車止めの看板があるあたりからが学校の土地なのだそうです。子ども達の安全のために門扉の位置を道路側に出させてもらっているようです。

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