5月31日(金)の献立あぶたま丼には、油揚げ・にんじん・干しシイタケ・たまねぎを煮てとろみをつけた後、溶き卵でとじて三つ葉を散らしました。 けんちん汁は大根やにんじんなどの野菜を油で炒(いた)めてから煮込む料理です。鎌倉(かまくら)の建長寺(けんちょうじ)で作られる建(けん)長汁(ちょうじる)がいつしかけんちん汁と呼ばれるようになったとという説があります。 5月30日(木)の献立今日の給食は中華料理です。いかのチリソースは揚げたいかにケチャップやトウバンジャンで作ったソースをからめて作りました。 いかはタンパク質が多く低脂肪な魚介類です。タウリンという成分がたくさんふくまれているため、コレステロールを低下させたり病気を予防してくれたりする効果が期待できます。 酸辣湯(さんらーたん)は名前のとおり酸味(さんみ)と辛味(からみ)のあるスープです。酸味はお酢から、辛味はラー油からきています。酸(す)っぱさや辛(から)さが苦手な人もいるので、卵を入れて食べやすくしています。 5月29日(水)の献立ミネストローネは、トマトを使ったイタリアの野菜スープのことです。イタリアでは田舎の家庭料理としてよく食べられています。ミネストローネはイタリア語で『具だくさん』や『ごちゃ混ぜ』という意味で、名前の通りいろいろな野菜やパスタ、米などが材料として使われます。よく煮ることで野菜がやわらかくなり、うまみがスープにとけだしておいしくなります。今日は人気のABCマカロニも一緒に入れました。※都合により、黒砂糖パンからご飯に変更になりました。 5月28日(火)の献立杏(あん)仁(にん)豆腐(どうふ)は中国で作られたデザートです。本来は薬(やく)膳(ぜん)料理(りょうり)のひとつで、ぜんそくや咳(せき)の治療(ちりょう)薬(やく)であるアンズの種の中の杏(きょう)仁(にん)というところを粉末にし、苦みをなくすために甘くして作った料理のことをいいます。日本では完全にデザートとして食べられていて、実際には杏(きょう)仁(にん)を使っておらず、杏(きょう)仁(にん)と似た香りのアーモンドエッセンスが使われることが多くなっています。給食ではアレルギーの生徒もいるためアーモンドエッセンスは使っていません。今日は小さなカップの中にみかんとパインを入れたカップ杏仁にしました。 5月24日(金)の献立今日は明日の運動会に向けた運動会応援献立です。 チキンカツにおろしソースをかけることによって、消化良く、さっぱりと食べることができます。打ち豆は、大豆をたたいて平(ひら)たくしたもので、火の通りがよく豆の風味もあり、良質なたんぱく質が豊富です。しっかり食べて、明日の運動会で実力をだしきれるといいですね。 5月23日(木)の献立さばはマグロやアジと並んで世界的に消費量の多い魚です。焼き魚や煮魚、しめさば、お寿司(すし)などいろいろな食べ方ができます。缶詰にしたり、さば節(ぶし)にしたりなど加工して食べられることもあります。青魚(あおざかな)の一種で、頭の働きをよくしたり血液をさらさらにしたりする効果が期待できるDHAやEPAが多くふくまれています。 5月22日(水)の献立今日は人気のジャージャー麺です。 ジャージャー麺は中国北部(ほくぶ)の家庭料理です。みじん切りにしたにんじん、たけのこ、玉ねぎと豚ひき肉を炒(いた)めたあと、スープで煮(に)て、ねり味噌(みそ)で味をつけて作ります。「ジャージャー」には「炒(いた)めた肉味噌(みそ)」という意味があります。 春巻きは、えびとホタテのほかに、鶏のひき肉をうまみをさらにアップさせるために使用しました。給食は、うま味調味料を一切使用せずに作るので少しずついろんな食材を使用することでおいしくなります。 5月21日(火)の献立焼肉ガーリックライスは、ガーリックライスの上に焼き肉をかけて一緒に食べてください。 スープに入っているトックは米から作った韓国のおもちです。もち米(ごめ)ではなくうるち米(まい)で作っているので、加熱してものびたり溶(と)けたりしないのが特徴です。炒め物やスープなどによく使われます。 5月20日(月)の献立今日のハンバーグには塩麹(しおこうじ)が入っています。塩麹とは麹(こうじ)に塩と水(または酒)を加えて発酵(はっこう)させた日本の調味料です。食品のデンプンやタンパク質を分解してうまみや甘みを引き出してくれたり、肉を漬けると柔らかくしてくれたりする効果があります。ビタミン類も豊富にふくまれます。 今日はハンバーグに豚肉・鶏肉・豆腐・塩麹を使ったのでやわらかく仕上がりました。和風のたれと一緒に食べてください。 5月17日(金)の献立養殖したのりが収穫されるのは、11月下旬から4月上旬です。1番おいしい収穫時期は、11月から1月にかけてです。 のりは収穫された後、ごみを取り除き、みじん切り機で細かくきざまれ、真水(まみず)で海水の塩分を洗い落とし、薄く広げて乾燥させます。給食ののりの佃煮は、もみのりといってカットされた乾燥のりを水・砂糖・醤油・酒みりんに浸し、ゆっくりと釜で煮詰めて作りました。 5月16日(木)の献立チャウダーの語源(ごげん)は『大鍋(おおなべ)、煮込(にこ)み』という意味のフランス語です。魚介類や乳製品を使うことが多く、アメリカ東海岸(ひがしかいがん)の名物料理『クラムチャウダー』などがよく知られています。小さめの具材がたくさん入り、クリームベースやトマトベースなどいろいろな種類があります。固さでいうと、スープとシチューの中間ぐらいに位置する煮込み料理です。 今日は魚介類ではなく、森で採(と)れるキノコや大豆を加えたチャウダーにしました。 5月15日(水)の献立今日の果物はメロンです。メロンは網目(あみめ)があるネットメロンと網目(あみめ)がないノーネットメロンにわけられ、赤い果肉(かにく)の夕張(ゆうばり)メロン、黄緑色(きみどりいろ)のアンデスメロンやプリンスメロン、白色のホームランメロンなどさまざまな種類があります。網目(あみめ)は、メロンが大きくなるにつれて外の皮が割(わ)れていき、その割(わ)れ目(め)を埋(う)めるために果汁(かじゅう)がしみ出して固まることで自然とできあがります。きれいな網目のメロンほど値段が高くなっています。 5月14日(火)の献立マリアナソースはトマトソースの一種で、ピザやパスタなどのイタリア料理によく使われます。名前の由来(ゆらい)は、イタリアの都市、ナポリの船乗(ふなの)りがよく食べていたことから、イタリア語で「船乗りの」という意味の「マリナーラ」がなまって「マリアナ」になったといわれています。 今日はかじきという魚を使って作りました。かじきはたんぱく質とビタミンDが豊富なので、スポーツをする人や成長期の人などにおすすめの魚です。食べてみると鶏肉(とりにく)のような食感でおいしいですよ。 5月13日(月)の献立中華風コーンスープは、卵の入ったコーンスープで、別名『スーミータン』ともいいます。漢字で「粟米湯」(あわ・こめ・ゆ)と書き、中国語で「粟米(スーミー)」はとうもろこし、「湯(タン)」はスープという意味があります。クリームコーンを使い、全体にとろみをつけて溶き卵を流し入れます。とろとろとした食感です。 麻婆豆腐(まーぼーどうふ)は調味料に赤味噌、甜麺醤(てんめんじゃん)、豆板醤(とうばんじゃん)、オイスターソース、ラー油などを入れて作ります。今日はご飯にかけて麻婆豆腐丼として食べてください。 5月10日(金)の献立今日の魚はさわらです。さわらは魚へんに春(鰆)と書き、春を告(つ)げる魚として俳句では春の季語になっています。青魚の一種で、頭の働きをよくするDHAやEPAがたくさんふくまれています。 体長は1mにもなる大きな魚で、クセがなくやわらかいのでとても食べやすく、魚が苦手な人にもおすすめです。味がつきにくいので今日のようにみそ味にしたり照り焼きにしたりなど、濃いめの味付けにするとおいしく食べられます。今日はみそ・調味料・ねりごま・いりごまを混ぜてつけたごまみそ焼きにしました。 5月9日(木)の献立スパゲッティは、小さい鶏のから揚げと旬の食材アスパラガスを使用して、甘辛な味付けにして作りました。アスパラガスは、畑に植えてから、3年待つと太くておいしいものが収穫できます。 アスパラガスは野菜の中でもたんぱく質や糖質を多く含んでいます。ビタミン類も豊富な万能野菜です。 5月8日(水)の献立山菜(さんさい)ごはんには、わらびとぜんまいの2種類の山菜が入っています。山菜は春から夏の初めにかけてとれる季節の食材です。野菜と同じようにビタミンやミネラル、食物(しょくもつ)繊維(せんい)をたくさんふくんでいます。ぜんまいやわらびは若い芽(め)を食べるので、植物が生長(せいちょう)するためのパワーがつまっています。 山菜には苦(にが)みやあくがありますが、この成分の多くは体を健康に保(たも)ってくれる大切な成分です。苦手という人もがんばって食べてみましょう。 5月7日(火)の献立きな粉揚げパンのパンは米粉パンを使用しています。米粉パンは高温短時間で揚げると、もっちりとした食感になります。きな粉に合わせた砂糖は、きび砂糖で上品な甘さとうまみがあります。 スープに使っている青(あお)大豆(だいず)は大豆の仲間で、成長しても緑色をしている豆のことです。普通の大豆より油分(ゆぶん)が少なく糖分(とうぶん)が多いので、甘みが強く感じられます。日本では秋田や山形などで栽培されていますが、流通量が少ないので普通のスーパーなどではほとんど見かけることはありません。 5月2日(水)の献立今日のデザートには抹茶(まっちゃ)を使っています。立春(りっしゅん)から数えて88日目のことを「八十八夜(はちじゅうはちや)」といいますが、茶(ちゃ)摘(つ)みがよく行われるのがこの時期で、毎年5月の初め頃になります。抹茶は別名「挽(ひ)き茶(ちゃ)」ともいい、緑茶を茶(ちゃ)臼(うす)で挽(ひ)いて粉にしたお茶のことをいいます。通常緑茶を飲む場合は茶(ちゃ)葉(ば)を捨ててしまいますが、抹茶はすりつぶした茶葉をお湯に溶かして飲むので茶葉の栄養も丸ごととることができます。 5月1日(水)の献立チリコンカンはメキシコに近いアメリカのテキサス州というところで作られた料理です。チリコンカンの「チリ」には「とうがらし」という意味があります。 ひき肉、玉ねぎを炒め、トマトややわらかく煮た豆、チリパウダー・オレガノ・クミンなどの香辛料を加えて煮込んで作ります。学校ではケチャップやトマトピューレを使って、辛味をおさえた味にしています。パンやナンにつけて食べることが多い料理ですが、今日はターメリックを入れて炊いたごはんにかけて食べてください。 |
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