10月22日 「なりたい自分」になるためにみなさんは2学期が始まる時に目標をもっていたと思います。きっと、その目標に向かって努力をしていることでしょう。2学期が終わる時には、どんな「自分」になっているか、想像してください。 その「自分」は、決していやな自分ではなく、すてきな自分を想像するはずです。 ぜひ、なりたいすてきな自分になってください。とても難しいことではありません。これ(ごみ箱)とこれ(貯金箱)を使うと、誰でもなりたいすてきな自分になれるのです。 たとえば、友達に優しくするすてきな自分になりたければ、友達にいじわるをしようとしたり、いやなことを言おうとしたりした時、そのいやな自分をごみ箱に捨てるのです。 そして、そのかわりに優しい言葉をかけてあげましょう。優しい言葉をかけてあげたら、その事を貯金箱にこっそり貯めておくのです。 コツは、こっそりですよ。決して友達に自慢したり、威張ったりしてはいけません。これを毎日繰り返していくと、優しいすてきな自分になれます。 たとえば、勉強ができるすてきな自分になりたければ、長い時間ゲームをしようとする自分や夜遅くまでテレビを見ようとする自分をごみ箱に捨ててしまいましょう。 そのかわりに、机に向かって一生懸命家庭学習をしたことを貯金箱にためてください。 コツは、…そう、こっそりですよ。おうちの人に、「今日は、勉強したぞ!!」などと威張ってはいけません。そんなことをすると貯金箱に貯めたものがあっという間にどこかへなくなってしまいます。 こっそり毎日繰り返して貯金箱に貯めていくと、自分でもびっくりするくらいの勉強ができる自分になれるのです。そして勉強することが大好きになっているはずです。 ごみ箱と貯金箱は、みなさん一人一人の心の中にもっているのです。ごみ箱に捨てるには、ちょっと勇気が必要です。でもいやな自分を捨てることができると、とても気分が良くなるはずです。 校長先生にもなりたい自分があります。こっそり貯金しています。 さあ、いよいよ来週は2学期後半がスタートです。みなさんは、どんなすてきな自分になりますか?なりたい自分になるために、どんな自分を捨てますか?そして、どんな自分を心の貯金箱に貯めますか? |
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