11月27日(月) その2![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() この学習では、易しい文語調の短歌・俳句を読む活動を通して、作品に表現されている風景を想像することを目標としています。音読を繰り返し、文語調の響きやリズムを読み味わうようにします。(写真上) 教科書には、短歌と俳句がそれぞれ3句ずつ載っています。短歌の最初にあるのは、石川啄木の有名な句です。「晴れし空 仰げばいつも 口笛を 吹きたくなりて 吹きてあそびき」・・・現代語訳として、「晴れた空を見上げると、いつも口笛を吹きたくなって、それを吹いて遊んでいた。」と書いてあります。「あそびき」の『き』は、過去を表す助動詞です。 さらに俳句では、正岡子規の「柿くへ(え)ば 鐘が鳴るなり 法隆寺」が載っています。正岡子規を知らなくても、この俳句は知っているという人が多いことでしょう。「柿くへば」であって、「柿くうと」としなかったことや、「鐘が鳴るなり」と二句切れになっていることなど、単純なようで奥が深い句として作られています。 ところで、旭町小の南門のところに柿の木があります。今年は今までになく、たくさんの実がたわわにつきました。よく地域の方から、「あの実はどうするのですか?」と聞かれます。確かにそろそろ収穫した方が良さそうですね。 6年生は、算数の時間に「順序よく整理して調べよう」という学習をしています。順列や組み合わせについて、落ちや重なりがないように、起こり得る場合を順序よく整理して調べる学習です。 1組では、「1,2,3,4の4枚のカードのうちの2枚を選んで、2けたの整数をつくります。どんな整数ができますか。」という問題について考えていました。これは、順列についての問題です。落ちや重なりがないように調べるということから、全てを書き出したり樹形図を書いたりする方法で解いていきました。面倒くさいと思って計算で求めようとすると、間違える場合があります。まずは、順序よく書き出したり、図や表で書き表せるようにしていきます。(写真中) 5年生は、理科の時間に「もののとけ方」の学習をしています。そろそろこの単元の締めくくりの実験に近づいてきました。今まで、食塩やミョウバンを使って、水に溶ける量や温度による溶け方の違いを調べてきています。今日は2組が、水溶液として溶かしたものの取り出し方についての実験をしていました。 一度水に溶かした物質を再び取り出すには、どのようにしたらよいでしょうか? 1つは、水分を蒸発させる方法です。つまり、蒸発皿に水溶液を入れて熱することで結晶を取り出します。そしてもう1つは、水溶液を冷やし、溶解度を下げる方法です。ミョウバンは水には溶けにくかったものの、お湯にはたくさん溶かすことができました。そういう性質があるのであれば、ミョウバンが溶けている水溶液を冷やせば、結晶が出てくるはずです。 氷水でビーカー内の水溶液を冷やしながらしばらくすると、底の方にミョウバンの結晶が現れてきました。ただし、溶解度が水とお湯であまり変化のない食塩については、この方法が使えません。(写真下) |
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