5月11日(土) その11校時から、多くの保護者の方々に参観していただきました。1年生は、小学校に入って初めての学校公開日でした。登校した時から、家の人が来るのを楽しみにしていた子が多かったようです。授業中に何度も後ろを振り返ったり、合図を送ったりしていた子が見られました。2年生以上の子ども達も、新しい学年・クラスでがんばっている様子を家の人に見てもらいたいという気持ちは同じです。少しでも時間をつくって、学校での様子を見てあげることが大切です。 1年生は、国語の時間に「はなのみち」という学習をしています。小学校で学ぶ最初の物語教材です。この物語は、4つの場面で構成されていて、起承転結が分かりやすいお話になっています。中心人物の「くまさん」が、それぞれの場面で何をしたのか、場面の様子と登場人物の行動を関係付けて、物語をとらえるようにさせていきます。 きっと毎日の音読の宿題で、家の人たちは何度もこの物語を聞かされていることでしょう。短いながらも、とてもすてきなお話です。しかし、「どうして花の道ができたのかな?」と聞くと、理由がよく分かっていない子がいるものです。授業では、教科書の挿絵と文章を対応させながら、ゆっくり読み取りを進めていきます。(写真上) 3年生は、総合の学習の時間にカイコの飼育に挑戦していきます。今日は、その初めの学習として、カイコの卵の観察をしました。カイコの卵は、毎年3年生で飼育するために購入しています。学習時期に合わせて冷蔵しておいたので、初めて室温の環境になったばかりの卵です。今まで眠っていた命が、小さな卵の中で動き始めたかもしれません。(観察している途中で、「あっ、動いた!」と言っていた子がいましたが、さすがにそれは気のせいでしょう。)1mmにも満たない小さな卵から、どんな幼虫が出てきてカイコガになっていくのか、とても楽しみになってきました。(写真下) これから重要なのは、餌となる桑の葉です。旭町小の敷地内には、何か所か桑の木が植わっています。しかし、学年全員で一斉に育てていると、幼虫が大きくなるにつれて大量の桑の葉が必要になってきます。そこで、毎年人工の餌も購入するようにしています。桑の葉のエキスから作られた練り餌で、幼虫の初期の頃に食べさせるようにします。途中で一度でも本物の桑の葉を与えてしまうと、もう人工の餌は食べなくなってしまうそうです。なるべく学校の桑の葉を温存させるためにも、この人工の餌の使い方がポイントになります。 |
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