3月6日(月)5年生の発表会では、原稿を見ないで自分の言葉でしっかり発表したり、調べて分かったことから未来の農業に対する自分達の考えを発表したりしました。また、発表を聞いてから、他の子ども達が質問や感想を積極的に発表していたこともすばらしい姿でした。はっきりと意見を述べたり、相手の話を受けてさらに自分の考えをもつという、コミュニケーションの力がこれからの学習で大切になってきます。「頭のいい人って、どういう人をいいますか?」と聞かれて、「テストの点数がいい人」とか、「物知りな人」と答える時代ではなくなってくることでしょう。 話の内容が低学年には少し難しかったかもしれません。・・・3学期の学習は、今日からあと3週間となりました。しっかり学期末、学年末の復習をして、4月からの進級に備えるようにと話を結びました。 1年生が、ドラえもんペンダントを作っていました。(写真上)先々週の6年生を送る会で卒業生にプレゼントをしたり、先週の保育園・幼稚園との交流会でもプレゼントをしていました。今度は、来年度入学してくる新1年生のために作っていました。 ペンダントの裏には、一人ずつメッセージが書かれていました。「がっこうはたのしいよ。」とか、「ともだちがたくさんできるよ。」と書かれたものもあれば、「がっこうはべんきょうするところだよ。」と書いてあるものもありました。そして、「2年生より」という言葉が・・・そうです、このペンダントは2年生になってから、「1年生を迎える会」でのプレゼントとして使われます。 今日から卒業式の練習が始まりました。2校時には5年生が、そして3,4校時には6年生が練習をしていました。第1回目の今日は、卒業式への心の準備や座り方、おじぎの仕方等をどちらの学年も指導していました。 6年生は、呼びかけの練習がこれからの指導の中心になってきます。全員に一言ずつ呼びかけのセリフがあります。ひな壇に立って、体育館いっぱいに大きな声で言えるように、何度も繰り返し練習することになります。また、呼びかけの中では歌も重要です。6年生だけで歌う曲や5年生だけの歌、5,6年一緒に歌う曲もあります。今日は、「旅立ちの日に」の練習をしていましたが、まだまだこれからという段階でした。(写真中) 午後、けやき学級の方から漂ってくるいいにおいにつられて教室に入ってみると、パンケーキ作りの調理をしているところでした。パンケーキ用の粉を牛乳と混ぜ、生地を一生懸命作っていました。生地にはチョコチップが入っていました。10人分の材料をちゃんと計算して作っていたようです。しばらく経ってからまた見に行くと、今度はホットプレートでパンケーキを焼いていました。(写真下) 今週で今年度の通級指導が終了します。午前中にも、通級指導最後のお楽しみ会として、外でゲームを楽しむ姿が見られました。調理の学習も、今年度の指導のまとめとして行われていたようです。お家の方やお世話になった先生方の分を含めて10人分のパンケーキを作っていたようでした。出来上がってから、校長室に持ってきてくれました。表も裏も上手に焼かれたパンケーキに、スライスアーモンドとチョコソースがかかっていました。とてもおいしかったです。 卒業式練習(5年生)3月6日の給食です麦ごはん 魚の西京焼き ごぼうチップス 吉野汁 牛乳 京都でつくられている甘い白みそのことを「西京みそ」といいます。西京みそやお酒、みりんなどのタレに魚や肉を漬け込んでから焼くことを「西京焼き」といいます。今日の給食でも京都でつくられた「西京みそ」をつかっています。また、ごぼうチップスは6年生のみなさんからのリクエストでした。 3月3日の給食です春のちらし寿司 麩のすまし汁 桃の花ゼリー 牛乳 3月3日は五節句のひとつ「上巳の節句」です。上巳は3月3日にあたり、桃の花が咲く頃ということから「桃の節句」とも呼ばれています。今では女の子の誕生と成長を祝う「ひな祭り」として浸透してきました。今日の給食では春のちらし寿司と桃の花に見立てた「桃の花ゼリー」をつくりました。すまし汁の中にも花の形をしたお麩が入っています。給食でも「桃の節句」をお祝いしたいと思います。 4年生との交流(2年生)
薄曇りの中休みでしたが、2年生と4年生の交流学級活動がありました。
2年生は7つのグループに分かれて、それぞれ自分たちの企画した遊びを、4年生と一緒に楽しみました。遊びの後には、感謝の気持ちを手紙や言葉にして伝えました。 今年度の交流活動は今日が最後です。来年度、今の2年生は、別の学年と交流することになります。4月からは別のペアでの活動が始まります。 理科 出前授業(6年生)
3月3日(金)児童会室で、理科の出前授業がありました。環境教育の一環として、夏休みに科学実験教室を行ったディレクトフォースの方々の授業です。
6年生は、ちょうど理科の学習で「生物と地球環境」について勉強しているところです。学習のまとめとして「生き物と人とのかかわり」に焦点を当てて、授業をしていただきました。 環境についてのお話や映像をもとに、近くの友達と考える場面もありました。改めて、環境について「一人一人が課題意識を持つこと」や「できることから取り組むこと」を考えるきっかけになりました。 3月3日(金) その2「がんぎ」や「わらぐつ」、「ぬれた長ぐつを乾かすために新聞紙を入れること」など、自分の子どもの頃にはよくある光景でした。方言は、「〜しない(しなさい)」「おまん(あなた)」「みったぐない(みっともない)」・・・などなどが出てきています。当時自分としては、方言とは思わずに平気で使っていた言葉です。 杉みき子さんがこの物語をつくるきっかけとなった下駄屋さんが、上越市の東本町商店街に残っていました。(15年ほど前に行ったことがありますが、今は残っているか不明です。)指導の資料集めにと実際にそのお店に行った時に、物語に出てくる「赤いつま皮の雪下駄」が、ちゃんと店先のガラスケースに展示してあるのを見つけました。ご主人が話すには、教科書にこの物語が載るようになって、全国各地から学校の先生達が来るようになったということでした。 今日の授業では、本物のわらぐつを黒板に提示して学習していました。(写真上)講師の横井先生から借りているとのことでした。 月曜日に続き、今日は6年生に環境教育出前授業がありました。各クラスに1時間ずつ、ディレクトフォースの方々に授業をしていただきました。今回は、6年生の理科で現在学習している「生物と地球環境」に関する内容でした。人口の増加や環境破壊で、この何年かで大きく地球の生態系が危うくなっています。様々な要因の中から、「食料の無駄をなくす」というところに焦点化して、子ども達の討論を取り入れながらの授業でした。 講師をしていただいた方々は、様々な企業で製品開発や研究に携わっていた経験があります。それらの経験をもとに今回の授業を考えていただきました。 3月3日(金) その1今日の中休みに代表委員が集められ、さっそく各クラスに配るデザイン募集のプリントを担当の先生から渡されていました。(写真下)来週にかけて60周年にふさわしいデザインを子ども達が考えます。全員から出たデザインの中からクラス1点を選んでもらい、さらに全校の中から1つの作品に決めていきます。さあ、子ども達からどんなアイデアの作品が出てくるでしょうか。 交流学級活動(2年生)
月曜日に今年度最後の交流学級活動があります。今まで2年生は、上学年の4年生が立てた計画で動いていましたが、今回は2年生が企画をします。
それぞれのクラスで、中休みをどのように過ごすかを決めて、4年生の教室に計画を伝えに行きました。今までは4年生が、その都度2年生の教室に計画を伝えに来ていましたが、今回は逆です。上学年の教室に行って話をするのは、子供たちにとってとても緊張することだったようです。 3月2日の給食です揚げパン コーンポテト 肉団子入り野菜スープ 牛乳 今日の野菜スープには肉団子がたくさん入っていました。学校全体で18キログラムのひき肉と4キログラムの長葱を使っています。スープには肉団子のほかに、にんじんやはくさい、はるさめなどが入っています。具だくさんで体もあたたまるスープでした。 3月2日(木)会が終わってから、応接室で来賓の方々が口々に子ども達の成長のすばらしさについて話されていました。ほんの何年かでも久し振りに教えた子ども達に会うと、成長した様子を感じ取れるものです。現在田柄小で指導中の教職員も、6年生が卒業してから同じような気持ちがもてることを楽しみにしていたいと思います。 校長室のコチョウランが咲き始め、今年もきれいな花をつけました。「胡蝶蘭」の名前の通り、チョウチョが羽を広げたような美しいランです。黄色い花色に赤紫の網目が入る珍しいコチョウランは、同じ区内の校長先生から5年前にいただいた株です。(写真中)インターネットで調べてみると、「黄色鳳凰」という品種名が出てきました。コチョウランは、寒さに弱く、冬でも20度前後の室温が必要ですが、他の洋ランと同様に長く花を楽しむことができます。白い大輪のコチョウランも、以前いただいたものです。ハクチョウが羽を広げたような見事な純白です。毎年コチョウランが咲くたびに、贈っていただいた方の姿を思い浮かべます。 昨日の夜から降っていた雨が朝にはやみました。予定通り体育朝会が行われ、校庭で元気よく長なわを跳ぶ子ども達の様子が見られました。前回までの2回の記録と比べて、新記録が出たでしょうか。長なわは、クラス全員が跳べるようにならないと記録が伸びません。苦手な子にとってはプレッシャーがかかりますが、周りの子ども達がどのように優しくかかわってあげられるかというところが重要です。 体育朝会とともに、避難訓練も今年度最後の取り組みとなりました。4校時の後半に、予告なしで地震の訓練を行いました。(写真下)つい先日も福島県沖で大きな地震がありました。もうすぐ6年目をむかえる東日本大震災の余震が、いまだに続いているようです。6年前・・・6年生は、入学直前の保育園・幼稚園の年長さんだった頃、そして1年生の子ども達はまだ赤ちゃんだった頃のことです。ずいぶん前のことのような感じもしますが、あの時のことは忘れられません。学校管理者として、常に危機管理に対する意識を高めておかなければならないと、毎年この時期に心を引き締めています。 3月2日 体育朝会(長なわ)今年度はこれが最終回になるので、新記録を目指して、どのクラスも協力してとびました。 体育朝会(2年生)
今年度3回目の、大縄大会でした。2年生の3つのクラスでは、それぞれ体育の時間や休み時間などを使って、大縄の練習を続けてきました。1年間で、記録を伸ばしてきました。記録ののびにも、1年間の成長の跡が感じられます。5分間で何回跳べたかを記録しました。各クラスの記録は以下の通りです。
1組:85回(1学期)→103回(2学期)→124回(3学期) 2組:83回(1学期)→112回(2学期)→139回(3学期) 1組:100回(1学期)→151回(2学期)→147回(3学期) 卒業感謝の会(6年生)
3月1日(水)体育館で、卒業感謝の会を行いました。
お世話になった先生方もお呼びして、6年間の感謝の気持ちを伝える会となりました。先生方からも一言いただき、会場全体が「あんなことあったね。」「こんなことあったね。」と懐かしい気持ちでいっぱいになりました。 6年生は、自分たちの成長を振り返る中で、保護者の皆様、地域の皆様、先生方…多くの人々に支えられていることを実感したようです。 3月に入り、卒業式の練習も始まります。有終の美を飾ることができるよう、頑張っています。 箱をつくる(2年生)
算数では、2年生最後の学習「箱の形」に入りました。箱がいくつの面と辺でできているかを、実際に組み立てて確かめてみます。向かい合った面が同じ形をしていること、さいころ型では、すべてが正方形でできていることなどを、体験を通して学んでいます。次回は、展開図(この言葉は使いませんが)の学習です。
3月1日(水) その2それぞれのクラスで1回目、2回目とつくってきた記録があります。最終回の明日、それらを上回る記録が出せるかが試されます。長なわは、全員の心が一つにならなければ記録が伸びません。どれだけクラスの仲間の意識が高まったかという指標にもなります。明日の朝が雨の場合は、金曜日に行う予定です。 4校時に、6年生が体育館で卒業感謝の会の出し物の練習をしていました。(写真下)卒業感謝の会は、本日の2時45分から体育館で行う予定です。6年生にとっては最後の練習になりました。先週金曜日に行った「6年生を送る会」のお礼の出し物に、さらに磨きをかけて練習をしていました。 今日は、6年生の保護者と全ての教職員の前での発表になります。全員がしっかりとした姿で発表し、その成長ぶりから感謝の気持ちを伝えていけると良いと思います。午後にはストーブに火が入り、会場の準備が卒業対策委員のお母さん達を中心に進められています。卒業式に向けた大切な行事となるようにしていきます。 3月1日の給食ですプルコギ丼 トックスープ 牛乳 「プルコギ」は韓国料理のひとつです。「プル」には「火」、「コギ」には「肉」という意味があります。肉をタレに漬け込み焼いて食べる料理ですが、日本の焼き肉よりもすき焼きに近い味つけです。今日の給食では豚肉のほか、にんじんやたまねぎ、きゃべつなどをつかって「プルコギ」をつくりました。調味料にはしょうゆやさとう、コチュジャン、はちみつなどが入っているので甘い味つけになっていました。 3月1日(水) その1最後の場面で、じさまが豆太に言うセリフも印象的です。「人間、やさしささえあれば、やらなきゃならねえことは、きっとやるもんだ。」・・・昔、学年の先生達と国語の研究授業をした時のことを思い出しました。 1年生が図工の時間に、1年間の思い出の絵を製作していました。クラスごとの共同作品として完成させ、来年度入学してくる新1年生のために教室に飾るようです。思い出の場面をクラスのみんなで分担していました。学芸会の場面と校庭での遊びの場面、そして夏のプールの場面の3つあります。1年生にとっては、この1年間にはたくさんの記憶があり、またそれら一つ一つは遠い記憶のはずです。先生がそれぞれの場面の様子の絵や写真を見せながら、作品作りに取り組ませていました。クレヨンで絵を描き、ハサミで切り取って模造紙に貼っていきます。(写真下)入学してくる1年生に学校生活の楽しさが伝わるように、ていねいに取り組んでいました。 米米プロジェクト発表会&会食会(5年生)28日は、各クラスの代表チームが、田植え&稲刈り体験でお世話になった3名の方々(二松さん、石井さん、吉田さん)、学年全体の前で発表をしました。それぞれ農家の後継者不足、お米の消費量の減少、価格競争の問題などを取り上げ、それに対する具体的な解決策を考え提案することができました。お米の歌を作る、米の移動販売を行う、お米のテーマパークを作るなど子供達の柔軟な発想が光り、みんな興味津々で発表に聞きいっていました。 その後は二松さん、石井さん、吉田さんをクラスにお招きし、一緒に給食を食べました。給食にはご飯や吉田さんの畑で作った野菜の入った豚汁が出され、米に関するクイズ大会をしたり、いろいろな農業に関する質問をしたりしながら楽しく会食することができました。 2月28日(火)3年生が、理科の時間にじしゃくの学習をしていました。実験セットに入っている棒磁石と鉄くぎを使った実験中でした。磁石に鉄くぎをつなげてつけていき、何本くっつくかを試していました。(写真中)磁石は目に見えない力が働いているので、子ども達にとってとても興味をひく教材です。それだけに、たくさん磁石を使って遊ばせることで子どもは発見をします。長くつながったくぎをそっと磁石から離しても、しばらくの間は磁力が働いてくっついたままでいます。子どもにとってこれほど不思議なことはありません。また、くっつく力と反発し合う力があることや、くぎを磁石でこするとくぎ自体が磁石になることなど、子ども達の発見はつきません。 自分も子どもの頃、モーターを分解して中から強力な磁石を取り出してよく遊びました。子どもの頃に不思議だったのが、N極とS極が必ず北と南を指すことでした。磁石をひもでぶら下げて何度も試しましたが、必ず同じ方向を指して止まりました。地球自体が磁石になっていると聞いても、とても信じることができなかった覚えがあります。 5年生は、総合的な学習の時間での取り組みとして、年間を通じてお米に関する学習を行ってきました。「米米プロジェクト」と名付けられ、1学期の田植え体験と2学期の稲刈り体験も含めて、継続的に学習に取り組んできました。今日は、いよいよその学習の集大成となる発表会を学年全員で行いました。そして、田植え&稲刈り体験でお世話になった3名の方々(二松さん、石井さん、吉田さん)に、各クラスの代表チームの発表の様子を見に来ていただきました。 未来の日本の農業を盛んにするために、子ども達から様々な考えが発表されました。(写真下)「お米をアピールするために歌をつくり、ユーチューブで流す」という今時の発想や、「お米のテーマパークをつくって人を集めて農業に関心をもってもらう」という壮大な計画もありました。田植え体験に行った埼玉県川島町にお米のテーマパークができたら、どれだけ楽しくすばらしい町おこしになることでしょう。町長に子ども達を連れて提案しに行ってみようかと思ったほど、子ども達の発想はすばらしく、説得力をもっていました。 もう一つ感心したのは、発表を聞いて感想や質問を積極的に述べる5年生の姿です。総合の学習としてお米について学びましたが、主となる総合の学習の目的は、むしろ調べたことを発表する力であり、人の発表を聞いて意見をもつところにあります。「やるな5年生!」と感心しました。 |
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