2月1日(木)

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 昨日の夜は、3年振りの皆既月食がありました。昨日は夕方から曇り空になってきたので、見えないだろうなという気持ちでいました。ところが、私の住んでいる埼玉県では、雲の切れ間から月食の様子をきれいに見ることができました。夜の11時頃、寒さをがまんして何度かその様子を見に外に出ました。11時頃は、完全に地球の陰に入った満月が、赤暗く光を放つ様子を見ることができました。練馬では見ることができたでしょうか。
 ところで、今日から2月に入りました。6年生の学習は、そろそろどの教科も6年間のまとめにさしかかっています。5年生から始めた家庭科の授業も同じです。6年生の家庭科では、「あなたは家庭や地域の宝物」という最後の単元に入りました。2年間の学習を生かして,お世話になった人に感謝の気持ちを伝えることを目的とした学習です。
 今日は、家庭科室で各自で考え、工夫した小物作りに挑戦していました。布をミシンがけしたり、フェルトを手縫いしたりして、ティッシュカバーやウォールポケットを作っている子がいました。(写真上)また、毛糸を使って編み物をしている男子も・・・どの子もお母さんへの感謝の気持ちとして製作しています。(父親へはないのか〜と思いましたが…)いつかどこかでサプライズの贈呈式があるかもしれません。
 5年生の算数では、円周の長さを調べる学習をしていました。(写真中)直径10cmの円の中にぴったり入る正六角形を描き、その周りの長さを計算すると、5cm×6=30cmです。円周はその外側を通っているので、直径の3倍の30cmよりも少し長いことが予想されます。一方、直径10cmの円がすっぽりと入る正方形の周りの長さ(10×4=40cm・・・円の直径の4倍)よりも小さくなるということも予想がつきます。
 茶筒など円筒形のものに糸を巻き、その長さを測れば円周を求めることができます。定規で円筒形の円の直径を測り、円周÷直径を計算すると、3.2とか3.1に近い値が求められます。(かなり厳密に測らないとだめですが…)ということから、円周率という言葉と3.14という数字を習うことになります。最初から教え込まれるよりも、原始的な手法で、そして自分の手で測って求めることで理解が深まります。
 6校時に、けやきルームの授業観察に行きました。小集団指導の様子を見ました。1人欠席だったので、2人の児童への授業でした。授業の途中で、「ローリーズストーリーキューブス」というゲームをしました。(写真下)ローリーズストーリーキューブスは、発想力や創造性を育むことができる遊びです。9つのキューブ(サイコロ)の目にイラストが描かれていて、出た絵に応じてストーリーを創作して遊びます。勝敗を競うものではないので、子どもも大人も楽しめる内容となっています。
 サイコロを振った人がその中から好きなものを選び、「むかし、むかし・・・」と選んだサイコロの絵を使ってお話を作ります。次の人が残ったサイコロの絵を選び、前の人に続くお話を作っていきます。中には、「このサイコロの絵は、何だろう?」と思えるものもあり、発想力を高める工夫がされています。コミュニケーション能力を高める遊びとして、けやきルームの小集団指導として有効に使われています。

2月1日の給食

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献立名           あげパン
              イタリアンスープ
              ぶどうゼリー
              牛乳


一口メモ

 イタリアンスープについて
 イタリアでは「ストラッチャテッラ」という名前のスープで、「ぞうきんがぐしゃぐしゃになった」とか「ぼろきれ」という意味があります。溶き卵が布切れのように見えるところからこの名前が付けられたようですが、とてもおいしいスープです。粉チーズとパン粉を使い、卵がふわふわ浮いたスープになっています。
 優しい味わいなので、イタリアでは妊婦さんやお年寄り、赤ちゃん、体調不良や胃腸の弱い人などに与えるスープとなっているようです。

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