たてわり班活動旭町小学校のたてわり班は、全学年の1組児童で6班(あか・みかん・きいろ・みどり・あお・むらさき)、2組児童で6班(ピンク・サーモン・クリーム・メロン・ライトブルー・ラベンダー)で編成しています。各班の人数は26人〜27人です。 さらに、たてわり班掃除や全校遠足では、各班をAとBの2班に分けて、6年生2人〜3人で13人ほどをまとめながら活動していきます。 今日は、中休みと3校時を使って、たてわり班ごとに顔合わせと全校遠足に向けての準備のための会議を行いました。 この活動に向けて、6年生は自分の班の名簿を作ったり、進行の確認をしたり、全校遠足の時の遊びの分担や並び方を決めたりといろいろな準備を進めてきました。まだ始まったばかりなので、6年生からも緊張した様子が伝わってきましたが、それでも下の学年の子の面倒を見ながら一生懸命班をまとめている姿はとても立派でした。 確認することがすべて終わった班は、その場でできる簡単な遊びをしました。この計画も6年生の仕事です。少しの時間でしたが、他の学年の友達と一緒に遊ぶことができて、とても楽しそうでした。 全校遠足は5月9日(月)です。楽しい思い出がたくさん作れるように、6年生の活躍を期待しています。 4月25日(月)時計に関する学習は、1年生からありました。1年生では、「何時」と「何時半」を読むことから始まり、3学期には「何時何分」まで読み取れるように学習しました。そして2年生では、「時刻と時間」について学習してきています。さらに、「9時より15分前の時刻」などの学習もしました。 日常的に時計を意識していくことで、次第に理解が進みます。小学校における時刻と時間の学習は、この単元が最後になります。昨年度、1,2年生の時計を使った学習の際にもお伝えしましたが、こういう内容は、なかなか算数の時間だけで身につくものではありません。今後も、日常生活の中での行動や経験と対応させて理解を図ることが大切になります。 中休みから3校時にかけて、今年度の第1回目となる「たてわり班活動」がありました。旭町小学校の特色ある教育の一番に挙げられるのが、この年間を通じたたてわり班活動です。全校児童が、1年生から6年生までの子ども達で構成された24の班に分かれて、様々な活動を行います。定期的にたてわり班で遊びをするのはもちろんですが、5月からはたてわり清掃が始まったり、全校遠足にたてわり班で行ったりもします。また、コロナ禍でなければ、学期に1回ずつ、たてわり班給食も行う予定です。 たてわり班活動は、異年齢の小集団です。毎日の登校班も異年齢集団ですが、それとは別にたてわり班活動を行うことで、より様々な子ども同士の出会いの場をもたらします。そして、年間を通じた一番のねらいは、子ども同士の思いやりの心の育成です。年上の子が年下の子をいたわり大切にする気持ち、そして年下の子が年上の子に頼り、あこがれを抱く気持ちは、より多くのたてわり班活動の中から生まれてきます。 今日は、最初の顔合わせを行うとともに、6年生が全校遠足に向けた説明をていねいに行っていました。たてわり班活動の時には、専用の名札をつけて参加することになっています。簡単な自己紹介をしてから始まり、3校時の後半には、教室内で楽しめる遊びが行われていました。もうその頃には、学年を越えて仲良しになっていたようでした。子どもの順応性の高さを感じるとともに、毎年伝統的に行ってきた成果とも言えます。(写真中) 2年生は、算数の時間に「たし算のしかたを考えよう」という学習をしています。小学校で初めて「筆算」を習う単元です。2位数+2位数のたし算の筆算ができるようにしていきます。 最初は、繰り上がりのないたし算筆算を学習してから、いよいよ先週後半から繰り上がりのある筆算に入りました。35+29の計算を考えた時、まずは1の位同士の「5+9=14」をします。この時に、十の位に「14」の「1」が加わることになります。十の位の「1」なので、本当は「10」であることを理解していなければなりません。(写真下) 繰り上がりが生じた場合は、十の位の上の方に小さく「1」とメモ数字(算数用語では、補助数字)を書かせるようにします。これから学年が上がるにつれて、桁が増えたり繰り上がりが増えたりと複雑になっていきます。何度も計算練習を繰り返しながら、確実に力がついていくように指導していきます。なお、数字をマス目に合わせて書かせたり、筆算を書く時に定規を使うように指導しているのは、正確に計算をする力を身につけさせるためです。 4月25日(月) その1・・・新年度スタートのこの時期は、「礼儀」に関する道徳の授業が、いろいろなクラスで行われています。「礼儀」というのは、「人とかかわる時の正しい態度」のことを言います。例えば、今この全校朝会では、校長先生の話を向かい合って聞いているという「人と人とのかかわり」があります。その場合の正しい態度(礼儀)は、だまって話を聞くことです。さらに、話が終わったら、気をつけの姿勢をしてそろってお辞儀をすることも「礼儀」です。他にも、学校の先生のような年上の人に対する言葉づかいや、職員室に用事があって来た時の話し方にも「礼儀」が必要です。では、友達の家に遊びに行き、家に上がらせてもらう時の礼儀はどうでしょう。「おじゃまします。」と言って、靴をそろえて上がらせてもらうのが礼儀です。きちんとできていますか? 先週、5年生の教室で、「あいさつって」という道徳の授業がありました。あいさつや礼儀は、どうして大切なのだろうと考えさせられる内容でした。教科書には3つの場面が紹介されていて、主人公の康平君をもとに、あいさつについて考えるようになっていました。 (それぞれの場面の絵を見せながら話をする。)(1)康平君は、お母さんと一緒にデパートに出かけました。そこで、お母さんの友達と出会いました。「こんにちは。お買い物? こちら、息子さん?」と女の人が言ったので、お母さんは「そうなの。今、5年生よ。ほら、康平、ごあいさつして。」と背中をぽんとたたきました。康平君は、かすかに頭を下げることしかできませんでした。その後、お母さんに「5年生にもなって、あいさつもできないの。」と注意されてしまいました。康平君は、「自分の知り合いでもないのに、なんであいさつしなきゃならないのだろう。」と考え、腹が立ちました。 (2)学校であいさつ週間が始まりました。康平君は児童会の役員に入っていたので、門の前に立ち、登校してくる子ども達に「おはようございます。」とあいさつをしていました。あいさつをすると、みんな「おはようございます。」とあいさつを返してくれたので、うれしくなりました。ところが、6年生の子に声をかけた時のことです。その子は、康平君の方も見ないで、だまって通り過ぎていきました。康平君は、むっとすると同時に、デパートでのことを思い出しました。 (3)康平君は、休みの日にお父さんと山登りに出かけました。登り始めて2時間が経ち、疲れてきた時に、山から下りてくる人に出会いました。「こんにちは。いいお天気ですね。頂上まであと少しですよ。がんばって。」と帽子に手をやり、頭を下げながら声をかけてくれました。康平君は、思わず「ありがとうございます。がんばります。」と声を出しました。その時、康平君は、あいさつや礼儀が大切なわけが分かったような気がしました。 みなさんもこういう経験があるのではないでしょうか。親戚の人の前などで、きちんとあいさつができないと、家の人に注意されたりしますよね。あるいは、自分の知らない人なのに、なんであいさつをしなければならないのだろうと思った時もあったことでしょう。それは、あいさつをされる側になったことがないから分からないのだと思います。康平君のように、あいさつをしてもらって「うれしいな」という心が温かくなる経験がある子は、きちんと礼儀正しくあいさつができるようになっていきます。 朝、登校してきた時はもちろんですが、廊下で人と出会った時にすすんで「こんにちは」と言えている子が増えてきました。また、学校には先生方以外にも事務室や主事室、給食室で働いている方がいらっしゃいます。そういう方々にもきちんとあいさつをしている子は、さらにすばらしいですね。旭町小の子ども達全員が、礼儀正しく、あいさつがしっかりできる子であってほしいと願っています。・・・(写真上) 続いて、ALTのマーク先生の紹介がありました。今年度も、月曜日と火曜日の外国語・外国語活動の授業を担当していただくことになりました。(写真下) ちなみに、木曜日と金曜日はダニア先生です。お2人とも、昨年度も勤務されているので、子ども達に大人気の先生方です。 4月25日の給食もやしの中華スープ 清美オレンジ 牛乳 一口メモ 清美オレンジの「清美」は、静岡県の静岡県の景勝地「清見潟」から名づけられました。温州みかんとオレンジのかけ合わせで作られた柑橘類の一種です。新品種の多くは「清見」から生まれています。そのため、「多くの柑橘類の生みの親」とも言われています。 種が少なく、やわらかかで、とてもジューシーなみかんです。味は温州みかんのように甘く、そしてオレンジのように香りが良いのが特徴です。 外国語活動(2年生)ALTの先生と挨拶をしたり、英語の歌を歌ったり、英語の読み聞かせを聞いたりと、様々な活動を入れながら授業を行っています。 「去年と同じALTの先生で嬉しい!」「絵本の絵に書いてある英語、どういう意味だろう。」「次の外国語活動はいつ?」という声が子供たちから挙がりました。 4月22日(金)単元の最初として、1組で授業をしていたのは、朝食の役割について調べる学習でした。教科書には、3日間の朝食の写真が載っています。1日目は、「ご飯、焼き鮭(大根おろし付き)、みそ汁(ねぎ、かぶ、玉ねぎ)」の和食メニューです。2日目は、「コーンフレーク、牛乳」の簡単メニューです。そして3日目は、「食パン、炒り卵、ウインナー」という洋食メニューです。それぞれの朝食の良い点や課題点を話し合いました。手軽に食べられて良いというものもありますが、栄養のバランスが悪いものや、お腹がすきそうというメニューもあります。 そこで、タブレットを使って朝食の役割について各自で調べてみました。子ども達は、様々な資料を基にまとめていました。朝食は、1日の始まりのエネルギーを得るために必要であることや、体温を上げて脳や体を目覚めさせること、さらには排せつのリズムをつくることなどについて分かりました。(写真上) 6年生が先日行った全国学力・学習状況調査の児童質問紙にも、朝食を食べているかどうかの設問がありました。69ある質問のうちの一番最初が、「朝食を毎日食べている」について、4段階で回答する問いでした。(調査については、Webでも公開されています。) この調査が毎年行われるようになってから、朝食の摂取と学力に相関関係があることがはっきりとしました。まずは、学校に登校する前に、朝食(それも、栄養バランスのとれたメニューで)をとることが欠かせません。ちなみに、私は・・・朝食は断然に洋食派です。パンとコーヒーがなければ、朝食を食べた気にはなれません。もちろん、バランスよく野菜や卵も食べています。 1年1組で、図書の指導をしていました。国語の教科書(P40〜41)を開くと、「としょかんへ いこう」というページがあります。これから学校の図書館を利用して、図書の時間も行われていきます。また、教室の後ろには、光が丘図書館から団体貸し出しの本がたくさん届いています。学習課題が終わった子は、自由に本に親しめるように環境を整備しています。まだ自分で本が読めない子は、読み聞かせをしてあげることが大切です。ぜひ家庭でも、本が身近にある生活を心がけてみてください。(写真中) 光が丘図書館に行ったことがある子を聞いてみると、ほとんどの子が手を挙げていました。定期的に家族で利用することをお勧めします。という私も、昨日出張の帰りに光が丘図書館に寄り、予約していた本を借りてきました。 ところで、1年生の国語の教科書(表紙)に描かれている植物をご存知でしょうか? パンダの上に咲いている花は、クレマチスです。そろそろつぼみが大きくなり、咲き始める頃です。私の家には、青系のクレマチスが1鉢あります。アサガオのように行灯(あんどん)仕立てにして、毎年咲かせています。1〜2週間ほどで花は終わってしまいます。それも一季咲きなので、この時期に咲いておしまいです。だからこそ、開花がとても楽しみです。 3年1組の子ども達が、校庭西側の学年園に行き、理科で育てていく植物の種まきをしていました。ヒマワリとホウセンカ、オクラの種をみんなで手分けをして畑にまきました。人差し指の第1関節分の穴をあけ、ヒマワリは1粒ずつ、他は数粒ずつ入れてまきます。昨年も思いましたが、この場所は桜の木の陰になり、植物の栽培にはあまり良い場所ではありません。どこか別な場所に良い畑をつくってあげたいなと、いつも思っています。(写真下) 写真下の子ども達の後ろに写っている白い花は、大根の花です。昨年度の4年生が育てていた大根の残りがとう立ちし、花をつけました。大根もアブラナ科の仲間なので、春になると菜の花のような花が咲きます。よく線路際に、菜の花に似た紫色の花がたくさん見られます。ムラサキハナナで、やはりアブラナ科の植物です。これからの時期、ハイキングなどに行くとよく見かける植物です。 4月22日の給食具だくさんオムレツ ABCスープ 牛乳 一口メモ 日本人は、1年間に300個を超える卵を食べていると言われています。生のままでも加熱しても食べられる卵は、幅広い料理に活躍する万能食材です。 卵には、体をつくるたんぱく質や、ビタミンC以外のほとんどのビタミンが含まれています。他にも、カルシウムや鉄分など、私たちの健康を維持するために必要な栄養素が豊富に含まれています。 体育朝会旭町小学校では、月に一度をめやすに、体育朝会を行っています。毎年、一番初めの体育朝会で行うのは、「整列」の指導です。 1、休め 2、気をつけ 3、(大きく)前へ ならえ 4、なおれ この順番で動きを確認し、きれいな整列隊形を指導しました。 今日は、運動委員会委員長の6年生が朝礼台の上で手本を見せました。 また、動きの確認をした後、1〜3年生と4〜6年生に分かれて、動きを見合いました。1〜3年生は、とてもまじめに取り組んでいました。低学年も上手にできるな・・・と思いつつ、4年生以上を見ると、やはり完成度がとても高く、低学年もよく見て学んでいました。 整列は、体育の学習だけでなく、朝会や避難訓練、遠足や社会科見学、移動教室など、様々な場面で行う基本の動きです。今日学習したことを、これからの学校生活につなげていきます。 4月21日(木)国語辞典は、小学校3年生で初めて使い方の指導をします。昔は小学生用の国語辞典を各家庭で用意してもらったものでした。しかし、近年は学校でクラス分を用意し、全員に貸し出すようにして指導しています。大人用のものも含めて、最近は家庭に国語辞典を置いていないところが多いのではないでしょうか。と言っている私の家にも、どこかにあるとは思いますが、ここ何年も手にしたことがありません。パソコンやスマートフォンがいつも手元にあるので、手軽に調べられるようになりました。 国語辞典を使う時は、「見出し語」と「はしら」、「つめ」を利用するようにします。「つめ」は、辞典の側面についていて、平仮名で示されています。まず、調べたい言葉の頭の文字を「つめ」で探します。次に、「はしら」で調べたい言葉があるページを見つけます。「はしら」は、各ページの上隅に書かれていて、そのペーにある言葉の範囲を示しています。最後に、あいうえお順に並んでいる見出し語を見ていくと、調べたい言葉が見つかります。 国語辞典の使い方は、何度もページをめくりながら使い慣れていくのが一番です。文字を入力して検索する能力も今の時代には必要ですが、国語辞典を使えるようになる力も大切にしていきたいものです。(写真上) 5年1組では、社会科の時間に「日本の国土はどこまで?」という学習をしていました。日本の領土や領海、排他的経済水域の広がりに着目して、日本の国土のおおまかな範囲を学びます。 「領海」と「排他的経済水域(EEZ)」の違いは何でしょうか? 領海は、陸地から12海里(約22km)の範囲で、その国の主権が認められている海です。一方のEEZは、陸地から200海里(約370km)の範囲で、その国の水産資源・海底鉱物資源などが認められている海になります。 担任の先生が、面白い資料を提示しました。日本は、国土の面積で比較すると、中国やアメリカに到底及びません。26分の1ほどしかありません。しかし、排他的経済水域の面積で比較すると、中国よりも4.7倍も広いのです。日本は島国であるため、小さな島が一つあるだけで、その分の排他的経済水域がたくさん確保できます。子ども達も、日本の国土の特徴からすぐにそのことに気がついていました。(写真中) また、教科書では、日本の領土や外国との領土問題のことも書かれています。北方領土と竹島、尖閣諸島の写真が掲載されていて、「これらの島々は、一度も他の国の領土になったことがない、日本固有の領土です。」と書かれています。(さらに本文には、具体的に相手国との今までの経緯が記載されています。)学校で使っている教科書で、一番時代とともに内容が変化していくのが社会科です。今後、このページはどのようになっていくのでしょうか…。 一方、3年生の社会科では、「まちの様子」の学習をしています。3年生の一年間の社会科は、自分たちの住んでいるまち=練馬区についての学習を進めていきます。 2組では、実際に北校舎の屋上に行き、どんなものが見えるのかを調べました。子ども達にとって、屋上に行って授業をすることはめったにありません。今日は久し振りに晴れていたので、日差しを浴びながら見える景色を楽しむことができました。「ぼくの家はこっちの方だよ。」と、すぐに方向感覚がつかめている子がいました。(写真下) 3年生では、まず東西南北の方角について分かるようになることが大切です。自分から見てどちら側がどの方角なのか、学校にいる場合でも家にいる場合でも、おおよその方角が分かっているようにしていきます。のちのち、地図や空間をイメージする力にもつながっていきます。ナビがないとすぐに道に迷ってしまう人が大人にもいますが、ある程度は方向感覚を鍛えて改善することができるそうです。 4月21日の給食ポトフ みかん入りオレンジゼリー 牛乳 一口メモ きな粉は、大豆を炒って粉にしたものです。炒ることによって大豆特有の臭みがなくなり、香ばしい風味が食欲をそそります。 きな粉は大豆を原料とした食品のため、大豆に含まれている栄養素を摂取することができます。大豆には、タンパク質、脂質、炭水化物の他、幅広いビタミンやミネラルが含まれていることが特徴です。 大豆に含まれるオリゴ糖は、お腹の中のいい菌を増やすための餌となり、お腹の調子を整えてくれます。 50m走(4年生)自分のタイムの成長を喜んでいる子ども達や、久しぶりに全力疾走して疲れている子ども達の様子が見られました。今日は上手くいかなくて、次回の計測で力を発揮しようとする言葉も聞かれました。 次回の子ども達のがんばりにも期待しています。結果が楽しみです。 4月20日(水)5年生の「あいさつって」の資料では、3つの場面からあいさつの大切さについて考えさせていました。最初は、男の子が母親と買い物に行った時の場面です。母親の友人と出会ったので、あいさつをするように注意されました。「自分の知り合いでもないのに、なんであいさつをしなければならないのだろう。」と男の子は感じました。…これは、子どもならよく経験があることです。「きちんとあいさつをしなさい」と人前で叱られたら、ますます子どもはそう考えるでしょう。 2つ目は、あいさつ週間に校門で登校してくる子ども達にあいさつをしていた場面です。「おはようございます。」とあいさつをすると、みんなもあいさつを返してくれるのでうれしくなりました。しかし、6年生の子が顔も見ないで通り過ぎて行ったので、男の子はむっとしました。 3つ目は、男の子が父親と山登りに行った場面です。山を下りてくる人に「こんにちは。いいお天気ですね。頂上まで、あと少しですよ。がんばって。」と声をかけられました。すると、思わず「ありがとうございます。がんばります。」と声が出ました。・・・これらを通して、男の子があいさつや礼儀が大切なわけに気がついていくというお話です。(写真上) あいさつや礼儀は、相手がいて成り立つものです。相手側の気持ちを考えさせたり、経験させたりすることから身につくものでもあります。された側がどんな気持ちになるのかを、その状況に応じて教えていくことが大切です。来週の全校朝会の話のヒントを得たような気がしました。 2年生は、国語の時間に物語「ふきのとう」の学習をしています。作者は、昨日の1年生の国語でも紹介した 工藤 直子 さんです。この「ふきのとう」は、長い冬が終わり、待ちわびていた春を迎える喜びを、ユーモラスに描いた作品です。ふきのとう、竹の葉っぱ、雪、お日様、春風たちの会話を通して、リズム感のある文章で書かれています。 2年生では、音読を中心とした教材として扱います。何度も何度も繰り返し読むことで、言葉のリズムや響きのおもしろさを味わわせていきます。きっと各家庭でも、音読の宿題を毎日聞いてあげていることでしょう。(写真中) ふきのとうは、本来ならば2月末から3月にかけて見られる植物です。子ども達は、実際のふきのとうを見たことがあるでしょうか? 私の住んでいる町では、農産物直売所でその頃よく見かけます。しかし、パック詰めになっているふきのとうをわざわざ買わなくても、土手の散歩をしていると見つけることができます。花が開く前のつぼみの状態が収穫適期です。細かく刻んで味噌汁に浮かべるだけで、独特の香りとほろ苦さが春を感じさせてくれます。 5年2組では、社会科の時間に地球儀を使って「日本の国土と世界の国々」の学習をしていました。自分の行きたい国を選び、日本からどこを通って行ったらよいかを確認していました。地図帳で見るのとは違い、地球儀は国土の面積や形を正確に把握することができます。 また、資料集に載っているQRコードをタブレットで読み込み、画面に3Dで地球儀を映し出す活動も行っていました。画面に出てきた地球儀は、手で回したり拡大したりすることもできます。資料集は、早くもタブレットを使った学習に対応し始めてきました。(写真下) 4月20日の給食豆腐ハンバーグ 新じゃがのおかか煮 かぶの和風汁 牛乳 一口メモ 新じゃがいもは、冬場に植え付けられて、3月から6月にかけて収穫されるじゃがいもです。皮が薄く、水分を多く含んでいます。 スーパーなどで一年中じゃがいもを見かけますが、新じゃがも同じ種類のじゃがいもです。じゃがいもは、春に種芋を植え付けて、秋に収穫するものもあります。それらを貯蔵して、少しずつ出荷することで、一年中じゃがいもが食べられるようになっています。 全国学力・学習状況調査(6年生)
4月19日(火)に、全国学力・学習状況調査を行いました。この全国学力・学習状況調査は、調査の結果の分析から、成果と課題を把握して学習状況の改善を図るために行われるものです。
最初に取り組んだ教科は、国語でした。問題用紙を配ると、子供たちは問題用紙が冊子になっていることに驚いていました。調査の問題形式に慣れていない様子で、時間がかかってしまい最後までできなかったという児童も中にはいました。しかし、次に行った算数や理科では、比較的スムーズに行うことができていたようです。 調査が終わると、子供たちは疲れた様子でしたが、「結構解けた!」「算数簡単だった」など、日頃の学習の成果を実感している児童も多く見られました。 今回の調査の結果から自分の課題を見付け、苦手なところを復習するなどの活用をして欲しいと思います。 4月19日(火) その2ファンタジー作品であるだけに、何度もよく読み込んでいかないと、4年生の子ども達にはチョウチョと女の子のつながりが理解できないかもしれません。全文を読んで疑問に思ったことを出し合い、子ども同士で交流し合う中から内容を把握するように学習を進めていました。(写真上) 4年生は、理科の時間に「天気と気温」の学習をしています。天気によって1日の気温の変化の仕方に違いがあることを、実際に観測をしながら学んでいきます。 棒温度計の使い方・目盛りの読み方は、3年生の時に習いましたが、正しい気温の測り方は今回初めての学習です。直射日光が当たらないように、画用紙でおおいを作り、風通しの良いところで観測します。(高さは、地上から1.2〜1.5m) 今日は、久し振りに太陽が出て晴れの天気になりました。11時の時点で、すでに20度を超えていました。1時間ごとに外に出て気温を測っていたようです。同じように、曇りの日や雨の日の1日の気温の変化を調べ、比較する中から関係性をつかんでいきます。(写真下) 実は、ちょうどこの学習が今回の6年生の全国学力調査に…詳細をお伝えできずにすみません。 4月19日(火) その14校時の調査が終わり、6年生の子ども達はへとへとな様子でした。「国語が難しかった」と話していた子が全体的に多く見られました。調査用紙の内容を私も全て目を通してみましたが、大人が見ても「なるほど」と思うほどの問題ばかりです。詳細については、プレス発表されるまでお伝えすることができません。しかし、多くの思考力を駆使して解答するように作られた問題であるということだけはお伝えしておきます。ですから、普段学校で行っているワークテストとは全く違った形式で出題されています。知識を使うのはわずかで、ほとんどが思考力・判断力を使った問題でした。 3教科とも、解答時間終了後に、先生の指示で振り返りをして答える問いがあります。「最後まで解答を書こうと努力した」か、「途中であきらめたりしたものがあった」か、「全く解答しなかった」かから選ぶようになっていました。こういう問題で高得点を取るために、どんな学習をしたらよいかと逆に考えた場合、いくつか見えてくるものがあります。 各教科で身につける知識以外のことで考えるならば、2つのことが考えられます。あれだけの内容を全て読んで理解して、総合的に判断して答えなければならないので、文字を読み取る力がまず必要です。新たに目にする文章をスラスラと読み、内容を把握する力・・・やはり読書が欠かせないということでしょうか。 もう一つは、最後まであきらめないというがまん強さ、ねばり強さです。集中力といっても良いかもしれません。これは、普段の授業や家庭学習(宿題)の積み重ねで身につけられそうです。 ところで、子ども達の解答用紙には、自分で書く名前とともに、各自に割り当てられたQRコードのシールを貼り付けるようになっています。何年か前までは、個人の識別番号を書かせていましたが、集計を正確に行うためにQRコードにしたようです。(写真上) 6年生が学力調査をしている頃、1年1組では、国語の音読の学習をしていました。「うたに あわせて あいうえお」のページを開き、姿勢を正して教科書を持ち、口をしっかり開けて声に出して読む練習をしていました。クラス全員で声をそろえて読む「音読」は、小学校の6年間でほぼ毎日のように行われていきます。先の学力調査のことを考えると、まずはこの音読が基本になるように感じます。 「あかるい あさひだ あいうえお いいこと いろいろ あいうえお うたごえ うきうき あいうえお・・・」かわいらしいカエルの絵が載っていて、音読の楽しさをたっぷり味わえる教材です。このうたは、工藤 直子さんの詩です。様々な学年の国語の教科書に工藤 直子さんの詩が登場してきます。自分の口から声に出して読む音読がしっかりとできるように、何度も何度も練習していきます。(写真下) 4月19日の給食鶏のから揚げ 千草和え 豆腐のすまし汁 牛乳 一口メモ 全校児童の進級・進学をお祝いして、赤飯を炊きました。赤飯に使った「ささげ」という豆からは、赤い煮汁が出ます。その煮汁ともち米を一緒に炊いたのが赤飯です。 昔から、「赤い色には、魔除けの効果がある」と言われてきました。そこで、お祝いの時に赤飯を食べることで、災いを追い払おうとしたと言われています。 今年度も、給食室から全校の子ども達が元気に過ごせるように、一生懸命心を込めて給食を作っていきます。 4月18日(月) その21年生にとっては、小学校で初めての避難訓練です。保育園や幼稚園でも同様の訓練があったと思いますが、より一層「自分の命は自分で守る」ということを指導していく必要があります。 1年生の教室を見に行くと、大きな地震が起こった際の身の守り方を指導していました。机の下にもぐり、しっかり自分の頭をかくすようにするとともに、机の脚をしっかり両手で押さえるようにします。合図があるまでは、黙ってそのままの姿勢で待つことも指導していました。 校庭への避難がある場合は、防災頭巾を身につけます。1組では、椅子の背もたれのカバーの中にある防災頭巾を取り出し、身につける練習をしている最中でした。(写真上) 練馬区では、昔から1年生の入学と同時に、全員に防災頭巾が配布されてきています。昔は布製のものが主流でしたが、最近はアルミ加工された耐熱性のある防災頭巾に変わりました。旭町小では、体育館や専科の教室に移動する時にも防災頭巾を持ち歩くようにさせ、いざという時に備えています。 今年度のスタートも、歌とリコーダー、鍵盤ハーモニカができない音楽の授業が続いています。それらの制限が緩和されるまでは、工夫して音楽の授業を進めていくしかありません。 4年生の音楽の時間に、鑑賞教材「ピーターと狼」を扱っていました。「ピーターと狼」は、プロコフィエフが作曲した子どものための音楽作品です。ナレーター付きの管弦楽作品となっていますが、純粋にオーケストラだけで聴いてもすばらしい作品です。 この曲には、物語の進行に合わせて登場人物を表す7つのモチーフが変化しながら表れるという特徴があります。そして、ピーターは弦楽器、狼はホルン、小鳥はフルート、あひるはオーボエのように、登場人物にそれぞれの楽器を決めています。時々CMなどでも使われることがあるので、冒頭のピーターの動機を聞いただけで「ああ、この曲か…」と思われることでしょう。 音楽室では、DVDを使って子ども達に演奏と人形劇を見せていました。ナレーターは、黒柳徹子さんです。(写真中)黒柳さんの若々しい声と、指揮をしている芥川也寸志さんが映っていることから、40〜50年前に製作されたものと思われます。ちなみに…芥川也寸志さんは、指揮者でもあり作曲家でもありました。芥川龍之介のご子息にあたる方でした。 先週、3年1組でヒマワリの種を観察している様子をお伝えしました。今日は、2組でホウセンカとオクラの種を観察していました。 3年生の理科では、いろいろな植物を種から育てて、それぞれの植物の育ち方の共通点や違いを見つけていきます。3年生の教科書で扱っているのは、ヒマワリ、ホウセンカ、オクラ、ダイズ、マリーゴールドなどです。いずれも春まきの植物ですが、特にオクラは、発芽適温が高めなので5月に入ってからが適期となります。 教室では、豆粒のようなホウセンカの種を観察してから、それよりは少し大きめのオクラの種を手に取りました。それでも直径4〜5mm程度しかありません。(写真下) 普段食卓にあがるオクラは、未熟な実です。中にある種は白い色をしています。オクラの実が茶色くなるまで収穫せずにいると、茶褐色の種が採れます。オクラは、アオイ科の植物で、クリーム色のとてもきれいな花が咲きます。 4月18日の給食三色サラダ 牛乳 一口メモ 給食のカレーは、ルーから手作りをしています。 カレー粉は、ターメリックとコリアンダー、クミンなどのスパイスからできています。カレー独特の黄色は、ターメリックによるものです。また、コリアンダーは、柑橘系の甘く爽やかな香りをもつスパイスで、カレーの味わいに一体感をもたらすのが大きな特徴です。さらにクミンは、カレー特有のスパイシーな香りとほのかな苦味が特徴です。クミンが入っていないとカレーの味が落ちるとまで言われるため、まさにカレー粉の主役と呼ぶにふさわしいスパイスです。 スパイスには、血の流れを良くして体を温めたり、香りで食欲を増したりするはたらきがあります。 4月18日(月) その1・・・今日は、このマークについてのお話をします。(旭町小学校の校章を拡大した図を見せる)そう、旭町小学校のマークです。学校のマークのことを「校章」と言います。みんなは、どこでこの校章を見ますか? 毎日かぶる校帽についていますよね。そして、体操着にもこの校章がついています。国旗掲揚等の旗は「校旗」と呼ばれていて、校章がついた旗になっています。さらに、正門から入って児童玄関前で校舎を見上げると、3階の渡り廊下のあたりにこの校章がついています。 では、この校章の形は、何をイメージして作られたものか知っているでしょうか? よく見ると何かの形に似ています。そうです、桜の花びらをデザインして作られたのが旭町小の校章です。桜の花は、3月から4月にかけて、ピンクや白色のきれいな花をたくさん咲かせます。桜の木の種類にもよりますが、花びらは基本5枚でできています。 昭和32年(今から65年も前のことです)に旭町小学校ができると同時に、校章を決める委員会が開かれたそうです。たくさんの人達が集まって、旭町小学校のマークをどんなデザインにしようかと話し合いました。そうやって、たくさんの人の思いを込めてやっと決まったのがこの校章というわけです。 当時、旭町小学校の校章を決めた人たちの思いが、きちんと記録されているので、読んでみます。「清く上品な桜の花、旭の光をそえて、明るく、ほがらかで、思いやりのある人がらに旭ののぼるような希望。それにみちあふれた校風を表したのが、この学校の校章です。また旭の光は校名の旭町からきており、日に日に、いっそうりっぱなっていく旭町小学校全体のこれからの姿を表したものです。」…桜の花びらを取り入れた理由や、太陽が昇る朝日(旭)をイメージして決められたことが分かります。さらに、子ども達のすこやかな成長を願ってこのマークにしたことも伝わってきます。世界のそれぞれの国々に国旗があるように、みんなの旭町小の校章を大切にするようにしましょう。 校章を大切にするということは、校帽を大切にし、毎日きちんとかぶって登校するということです。校帽をかぶっていることで、一目で旭町小の子どもであることが分かります。自動車を運転している人に、小学生が歩いていることを知らせ、事故を防ぐ効果があります。また、もしも頭に物がぶつかった時に、大切な頭を守ってくれます。実際に10年前、区内の学校で移動教室中に大きな事故がありました。崖から落ちて頭を打った子が奇跡的に助かったのは、校帽をかぶっていたからだと言われています。 毎朝の登校の様子を見ていると、当たり前のことですが、きちんと校帽をかぶっている子がほとんどです。校帽をかぶってこない子や、よく忘れてくる子は、学校の他のきまりもしっかり守れていないのではないでしょうか。先ほど話した、安全面で校帽をかぶることももちろん大切なのですが、学校のルールをしっかり守れる子であるかどうかも重要なことです。 校帽をしっかりかぶり、旭町小の長い歴史のある校章、そしてたくさんの人達の思いが込められた校章を大切にしていきましょう。・・・ 校庭では、「大きく前へならえ」で間隔を取って、十分に広がるようにしています。オンラインを使っての全校朝会も考えましたが、直接子ども達に向かって話す方が話の内容が浸透します。さらに、週の始まりの月曜日の朝、この春の空気を全員で感じ取り、一緒にあいさつをすることを大事にしたいと考えました。 朝会の後、学年ごとに行進をして昇降口に行くように指導しています。昇降口が混み合わないようにするとともに、運動会に向けた集団行動の練習に位置づけています。(写真下) |
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