7月1日(金)の献立7月2日は半夏生です。半夏生は、夏至から数えて11日目にあたる日のことで、農家では田植えを終わらせる目安の日とされていました。この日には地域によって昔からタコを食べる風習があります。これは作物がタコの足のように大地にしっかりと根を張ることを祈願する意味がこめられているそうです。 タコにはつかれを回復させてくれるタウリンや味覚や嗅覚を正しくしてくれる亜鉛がたくさんふくまれています。 6月30日(木)の献立今日は京都の郷土料理です。毎年6月30日は夏越の祓として、「半年間のけがれをはらい、残り半年の無病息災を祈願する」という行事が日本各地の神社で行われています。この夏越の祓の日に、京都では水無月という和菓子を食べる習慣があります。水無月は白いういろうに甘く煮た小豆がのっています。給食では同じ小豆を使った水ようかんにしました。 衣笠丼は京都発祥のどんぶりです。また、すまし汁に入っている湯葉は京都を代表する食材です。 6月29日(水)の献立五穀ごはんには米の他に5種類の穀物が入っていますが、なにかわかりますか?正解は、もち米、麦、きび、あわ、黒米です。 黒米は古代米の一種で、黒い色をしたお米です。これは果皮と種皮の部分に青紫色の天然色素、アントシアニンが含まれているからです。白米と混ぜて炊くと紫色になるため、昔からお祝い用のお米として重宝されてきました。白米と比べるとビタミンB1は約5倍、ビタミンB2は約4倍、食物繊維は約6倍、カルシウムは約2倍と、栄養豊富な食材です。 6月28日(火)の献立今日のカレーにはごぼうが1人20グラム入っています。 ごぼうは独特の歯触りと香りのある野菜です。食物繊維をたくさん含んでいて、腸の中をきれいにしてくれたり、肥満を予防してくれたり、肌をきれいにしてくれる効果が期待できます。 ごぼうは野菜の中でも「根菜類」に分類され土の中で育ちます。スーパーなどでは土付きのごぼうと土なしのごぼうが売っていますが、土付きのもののほうが新鮮で長持ちしておいしいですよ。 6月27日(月)の献立今日は世界の料理、韓国です。キムチチゲは韓国で広く食べられている辛口の鍋料理です。「チゲ」は韓国語で「鍋」という意味があり、韓国では鍋料理すべてをチゲと呼んで様々な具材を入れます。 プラムは別名すももとも呼ばれる、初夏(しょか)から夏にかけてが旬(しゅん)の果物です。果汁(かじゅう)はすこしすっぱいですが、このすっぱさはクエン酸やリンゴ酸という酸からくるもので、つかれの回復を助けてくれる効果があり、運動をしたあとなどに食べるのもおすすめです。プラムは皮付きのまま食べることができるのでそのままかぶりついて食べました。 |
|