9月22日(木)*萩ご飯 *赤魚の照り焼き *豚汁 *牛乳 今日は秋の七草の一つの『萩の花』をイメージして【萩ご飯】を作りました。 秋の七草とは、山上憶良(やまのうえのおくら)が万葉集で詠んだ「萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝顔の花」という句がその由来だと言われています。この中で尾花とはススキのことで、朝顔と言うのは今の朝顔ではなく、【ききょう】のことです。 今日は黒米を炊き込んで、藤の花の紫色を出しました。ここに秋にとれる、さつま芋と枝豆を入れた秋の彩りのご飯です。秋を感じましょう。 9月26日(月)*七分づきご飯 *厚揚げのカレー炒め *もやしサラダ *牛乳 【暑さ寒さも彼岸まで】とは言いますが、今日はまだ蒸し暑いです。今週は体育学習発表会に向けての練習にも熱が入ってきました。そこで、今週は食べやすくて、元気が出る給食を作ります。今日は生揚げと挽き肉で作る、いわば和風カレーライスです。ルウでトロミをつけるのではなく、葛粉でトロリと仕上げているので、胃にも優しく、ペロリと食べられてしまう給食でした。あと一週間頑張りましょう。 9月26日(火)*キムチチャーハン *魚とチーズの包み揚げ *トックスープ *牛乳 今日も天気がいいので校庭では一日中、いろいろな学年の練習風景が聞こえてきます。 今日はピリリと辛いキムチチャーハンを作りました。人気給食メニューの一つなのですが、1年生には辛かったようで、お茶を飲む姿が見られました。 それから、下味をつけた魚とチーズを春巻きの皮で包んで油で揚げました。パリパリの皮とチーズ味の具がおいしい一品です。たくさん食べて練習がんばりましょう。 9月28日(水)*ハンガリアンライス *カリカリじゃこのサラダ *梨 *牛乳 今日はハンガリアンライスを作りました。この料理は、その昔ヨーロッパを転々として料理修行をしていた日本人がハンガリーで『グーラッシュ』というシチューと出会い、あまりのおいしさに日本に帰ってから東京の下町で洋食屋を開いてその味を再現したのが始まりだそうです。 はじめはちっとも売れませんでしたが、ある日ご飯にこのシチューをかけてだしたところ、人気がでてこの店の看板料理になったそうです。 今日は南町小特製のハンガリアンライスを美味しく食べましょう。 9月30日(金)*七分づきご飯 *チキンカツ *茎わかめの金平 *沢煮碗 *牛乳 今日は明日の体育学習発表会でみんなが頑張れるように“チキンカツ”を作りました。 日本では『カツ』を試合に『勝つ』という意味に願をかけて、何か大事な試合などがある時に『とんかつ』や『チキンカツ』などの『カツ』を食べることがあります。この『カツ』の歴史は100年ほど昔の明治時代です。鎖国が終わり、外国の文化や食べものが次々に日本に入ってくる中で、フランス料理の『カツレツ』が伝わりました。」1890年ごろに、銀座の煉瓦亭というレストランで『ポークカツレツ』を売り出したのが、日本のカツ文化の始まりと言われています。 10月1日(土)*チキンカレーライス *華風だいこん *りんご *牛乳 今日は南町小の体育学習発表会でした。どの学年も練習の成果を存分に発揮してステキでした。 スポーツをしていて、『もっとうまくなりたい』とか『強くなりたい』と思う人は、練習するだけでなく、自分の食事を見直さなければなりません。 食事は練習と同じくらいとても大切なものです。栄養のバランスや食事のバランスのタイミングなどによって、体の状態が変わります。栄養のバランスの良い食事が大切です。『これを食べれば強くなる』という食品はないので、いろいろな食べ物をバランス良く食べるようにします。 10月4日(火)*きなこ揚げパン *イタリアンスープ *もやしサラダ *牛乳 好きな給食に必ず入ると言える『きなこ揚げパン』。今日は『やったー揚げパンだぁ〜』という声や、『今日の給食全部好き〜』という声が聞こえてきました。ただ、【揚げパン苦手ー】や【きなこきらい〜】という声ももちろんあります。1人1人味覚や好みは違うので、全員が好きな献立は難しいです。何か一つでも食べられる料理があればいいなぁと祈ります。 揚げパンが給食のメニューにでるようになったのは、今から60年以上前のことです。 当時、東京の大田区の小学校で給食を作っていた調理師さんが『固くなったパンをどうしたら子供においしく食べてもらえるか?』を考えて、色々と試行錯誤した結果、パンを油で揚げて砂糖をまぶすことを思いついたそうです。その当時は戦争が終わった頃で、様々な物資が足りない時代でした。砂糖をまぶした甘い揚げパンは子供にとって衝撃的な味だったようです。 10月5日(水)*七分づきご飯 *おろしハンバーグ *豚汁 *牛乳 今日はハンバーグに大根おろしで作ったソースをかけて和風ハンバーグを作りました。 ハンバーグはどうやって生まれた料理でしょうか? 今から700年ぐらい前にモンゴル帝国という国がありました。この国のタタール人は生の肉を刻んで食べる習慣がありました。そして、この国を訪れたドイツ人の船乗りが、タタール人の食べているような刻んだ生肉を持ち帰ったのが【ハンブルグ】という港でした。 しかし、ハンブルグでは生の肉を食べる習慣がないので、これを焼いて食べました。これがハンバーグの始まりです。 今日は430個ものハンバーグを南町小の調理師さんが1つ1つ丸めて作りました。味わって食べましょう。 10月6日(木)*じゃこ菜めし *カマスの醤油マヨ焼き *沢煮碗 *ぶどう2種食べくらべ *牛乳 今日は『ミナミカゴカマス』という魚に玉ねぎと醤油、マヨネーズのタレをのせて焼きました。この魚はニュージーランドでとれた魚です。ニュージーランドでは高級魚として扱われているそうです。色々な食品が値上がりして、しかも今年はサンマや鮭が不漁で高いので、比較的に安価で美味しいこの魚はうれしい食材です。何回か給食に出していますが、南町小の子供は良く食べてくれる魚の一つです。 今日はシャインマスカットと巨峰を食べ比べてみます。どちらのぶどうが人気でしょうか? 10月7日(金)*七分づきご飯 *ピリピリこんにゃく *じゃが芋のそぼろ煮 *月見だんご *牛乳 明日10月8日は十三夜です。これは十五夜の一か月ぐらい後の行事です。十五夜は中国で生まれた行事ですが、十三夜は日本で生まれた行事で、100年以上昔からしている行事です。 十五夜の月は満月なのに対して、十三夜の月は少し欠けています。明日の夜は家族で十三夜の月を鑑賞してください。 今日は明日の十三夜にちなんで、【月見だんご】を作りました。白玉粉に豆腐と蒸したかぼちゃを混ぜて良く練ります。これを小さな団子に丸めてゆでます。これにみたらしのタレをかけました。今日は一人2個づつの団子を作ったので、南町小の調理師さんは約900個の団子を4人で作りました。良く味わって食べましょう。 9月29日(木)*チリドッグ *コーンチャウダー *きゅうりのオイル漬け *牛乳 今日はコッペパンにソーセージとチリソースをはさんで、ここにピザチーズをのせて焼きました。いわゆる『ホットドッグ』です。 『ホットドッグ』が生まれたのはアメリカです。ドイツから伝わってきたソーセージを売るときに、熱くて手で持てないので、パンにはさんで売ることを思いついたそうです。 そして、ホットドッグという名前がついたのは、タッドという漫画家が、ソーセージにしっぽと頭をつけて描いたところ、胴長のダックスフンドという犬に似ていたので『熱い犬』という意味でホットドッグになったそうです。 今日は南町小特製のチリドッグを食べて、残り2日間になった運動会練習を頑張りましょう。 9月21日(水)*ガパオライス *冬瓜のカレースープ *なし *牛乳 今日はガパオライスを作りました。ガパオライスはタイ料理の一つで【とり肉のバジル炒めご飯】のことです。タイ語ではガパオライスのことは『カウ パッ ガパオ』と言うそうです。この『カウ』はご飯のことで、『パッ』は炒めること。それから『ガパオ』はバジルというハーブの葉のことです。タイではガパオライスに目玉焼きをのせて食べることが多いそうです。 今日は鶏の挽き肉をたけのこ、にんじん、玉ねぎと炒めたところに、オイスターソースやナンプラーで味をつけて、赤ピーマンと、緑のピーマンを入れて、最後に生のバジルの葉を刻んで入れました。いつもとは違う異国の雰囲気のメニューでしたが、ご飯と一緒にモリモリ食べる子供が多かったです。 |
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