図画工作 3年1組 題材名「光サンドイッチ」この時間は1時間目です。作品を作る前にカッターナイフの安全な扱い方を身に付けて直線や波線を切ることが目標です。 図画工作の時間は、危険を伴う道具を使うことがあります。児童が安全にカッターナイフを扱えるよう、教師は拡大投影機を使って説明します。当たり前のことですが安全への配慮は授業以前に最も大切なことです。 児童は「友達にカッターを向けない」「鉛筆のような持ち方で」「カッターを使用しないときや移動するときは閉じる」など注意点を確認し、定規の当て方や上手に切るコツを学びました。「上手に切るコツはね・・・」と教師が話し始めると児童はし〜〜んとしました。「カッターはねかせて切る」「す〜っと肘から」というポイントを教師の模範映像から見て学びました。 さあ、いよいよカッターを使って直線や波線を切る作業です。黙々と作業に取り掛かりました。だんだん集中して今度は画用紙ではなく厚紙で曲線を切り始めました。この技術が作品に繋がります。 このように、道具を使い方に慣れてから創造性を生かした作品作りにその技術を生かしていきます。どんな作品が並ぶか楽しみです。 今年の田んぼは…(10月21日 稲刈りの後は・・・)今朝の田んぼは、こんな様子でした。 刈り取った跡は、子供たちが苗を植えた跡でもあります。想像よりきれいに…なんて言ったら、子供たちに怒られてしまうでしょうか!? 田んぼまで下りる階段の周囲は、ドングリがいっぱい落ちていました。 学校から一歩、外に足を向けると、秋の深まりを感じますね。 5年1組 理科「流れる水の働きと土地の変化」10月18日(火)
この学習は全部で12時間かけて行います。流れる水の速さや量に着目して、流れる水のはたらきと土地の変化を調べる活動を通して、それらについての理解を図り、観察、実験などに関する技能を身に付けるとともに、予想や仮説をもとに、主体的に問題を解決していこうとする態度を養うことをねらいとしています。
この時間は、2,3時間目です。流れる水には、どのようなはたらきがあり、水の量によってどのような違いがあるかを予想し仮説を立て、グループ実験を通して結果を基に考察し、まとめる授業でした。 児童は、流れる水には、「運ぶ力」「押す力」「動かす力」「汚れを落とす」「流す力」があり、「傾斜があれば流れは速くなる」「水の量を増やしたらより土が削られるであろう」ことを予想して実験に臨みました。 実験はグループで行いました。あえて意図的に傾斜のカーブを作ったボード(流水実験器)を使って、担任がじょうろで水の量を増やしながら水を流し込んでいきました。すると、児童は「カーブで速さが変わる」ことに気付きました。そして「カーブの外側の方が土が削れていた」や「下流の直線部分は削られ方が少なく、運ばれてきた土が積もっていた」ことが分かりました。 この授業でICTを使った意図は、自分の考えを整理して表現するよう、ムーブノートを選択しました。ムーブノートは文字数にこだわりがないことが特徴なので、高学年児童は、根拠を述べながら自分の考えをまとめるのに適していました。 また、実験で動画を撮影したり写真を撮影したりすることにも学習の振り返りに役立ちました。 日常生活に結び付け、台風など大雨で川の水が汚れる理由や、川遊びをしたときにどちらに逃げたら安全か・・・などもこの実験から分かりました。児童が思考力を働かせながら表現する授業でした。高学年児童は、このように知性を働かせていくことが特徴です。 次回は上流と下流の石の特徴から、運搬、堆積、浸食について学びます。 6年1組 家庭科 「思いを形にして生活を豊かに」
橋戸小学校の5、6年生は、講師による家庭科の学習を行っています。
本時は、ナップザック作りを生かしてソックモンキーを作ります。靴下のリメイクです。 リメイクとは、例えばいらなくなったシャツをアームカバーやバックに作り替えて生活を楽しむなど、ある物を違う物に作り替えることです。 さて、学習指導要領において全ての教科で付けていく力は ○既習学習を生かし、学習を関連付けて新しい知識を得ること ○日常生活に生かすこと この2点です。 この時間も既習学習がどのように本時の学習に生かされていくか、以前に学習したナップザックをどのように生かしてソックモンキーを作っていくかを復習し、考えることから始まりました。 小学校教育では、どの教科も上記○印の2点+教科の物の見方、考え方を働かせることが求められています。 この時間は、目当ての確認⇒ソックモンキーの作り方を知り全体像をつかむ⇒本時の活動を理解する⇒既習学習との関連を考える⇒安全を確認する⇒基本的な技能を動画で確認する⇒印付け作業を行う⇒縫う作業を始める という実に分かりやすい学習の流れがあり、児童は全員集中しておりました。 特に基本的な技能である、「玉結び」「玉止め」「本返し縫い」「かがり縫い」 は、真剣に動画を見て、資料を見ながら教師の説明を聞いていました。この部分が、家庭科という教科の物の見方、考え方を働かせている児童の姿です。 こうした基本を生かし、次時はオリジナルのソックモンキー作りに向かっていきます。 全員が目当てに向かっているとても素敵な時間でした。 武石移動教室三ー4(自然史博物館)地球の歴史や人類の営み、群馬県を中心とした動植物の生態や進化を、子供にもわかりやすく展示・解説している博物館で、上信越道からのアクセスも良いため、多くの学校が移動教室や遠足・社会科見学などに立ち寄る人気スポットでもあります。 今日もたくさんの学校が来ており、限られた時間になってしまいましたが、子供たちは行動班ごとに展示室を回り、食い入るように展示を眺めていました。 「もう少し長く見ていたかった〜。」の声が上がる程…感心しました。 * 帰校式は撮影できなかったので、私の更新はここまでです。 あとは、帰宅後のお子様から、たっぷり聞いてあげてください。 武石移動教室三ー3(楽しみなお土産!)子供たちの大きな楽しみの一つ、お土産の買い物です。 6年の時もそうでしたが、買い方は人それぞれ、個性が出ます。 予算オーバーにならぬよう暗算しながら、限られたお金を上手に使う姿が見られました。 武石移動教室三ー2(出発を前に…)布団を畳み、押入にきちんと収め、シーツやカバーをきれいに畳んで枚数を確認し返す。帰る荷物(バッグ大小)を整え、荷物を出してから部屋を掃除する。 これだけのことを数十分の間に済ませるのは、毎回苦労しますが、時間を意識しながら仲間と協力して必要なことを片付けることを通して、「自立・自律」「協力」といったキーワードにつながることと考えています。 目標は、「来た時よりもきれいに!」でしたが、達成できたでしょうか!? 閉校式では、ベルデの皆様にたっぷりとお礼の言葉を伝え、最終日の行程に向かいます。 武石移動教室三ー1(三日目の朝)武石の天気は快晴に近く、雲が下に見える素晴らしい景色を見ることができました。 (撮った自分が言うのもおこがましいですが、絵葉書を見るような写真ではないですか!?) 出入りが煩雑にならぬよう、最終日は朝会を体育館で行い、時間短縮! 予定通りの時刻に「閉校式」まで行うことができました。 6年2組 国語科 教材「やまなし」9月27日(火)
この教材は有名な宮沢 賢治 作の童話です。2つの場面に分かれていて5月は暗い雰囲気、12月は明るい雰囲気を文脈から醸し出しています。『やまなし』は、全ての文章が対比を意識して描かれています。
文学を扱うときには、作者の育った時代背景や生い立ち、生き方との関連もとても大切なので、指導者はたくさん教材研究をして授業に臨みます。 5月は死のイメージ、12月は生のイメージがあるようで、宮沢賢治が伝えたかったことは「死の怖さと生の喜び」と考えられるでしょうか。その理由は、この作品が成立する少し前に、宮沢賢治の妹であるトシ結核により死去し、賢治は悲しみの淵に沈み、詩作も何も手が付かなかったといいます。そのため、『やまなし』はやさしい童話の雰囲気と不穏な死の糞に気が重なり、不思議な調和を併せ持った作品となったのでしょうか。 本時のめあては、「『クラムボン』とは何かを考えよう」です。 まず、児童が描いた絵を投影機に映し出し、5月と12月の場面を抑えます。そのときに、必ず教科書の文章のどこに根拠があるかを発表させました。 そして、児童は『クラムボン』とは・・・文脈や微妙な表現から考えます。 A:蟹の末っ子だと思う。なぜなら「かぷかぷ」という表現が赤ちゃんみたいだから。 B:泡だと思う。なぜなら、クラムボンは死んだよ。魚が泡を出し通り過ぎていきました・・と、書いてあるから。 C:蟹の母だと思う。なぜなら・・・ D:泡が光に反射したものだと思う。なぜなら、魚が出した泡が空気になった。つまり、泡になって光っていたということだと思う。 6年生はさすがです。いろいろなことを想像しながら文章のどこからそう思ったのかを根拠をもって考えます。そして、友達同士伝え合いました。 本日の授業はここまででした。児童は大変粘り強く課題に向かっていました。 〜この作品を通してのゴールの姿〜 ○比喩や反復などの表現の工夫に気付く【知識】 ○人物像や物語の全体像を具体的に想像したり表現の効果を考えたりする。【思考・判断】 ○作品世界を捉えることに粘り強く取り組み、学習の見通しをもって自分の考えを書こうとする態度を育てていく。【主体的に取り組む態度】 10月14日(火)『やまなし』の最後の授業でした。児童は、この物語を初めて読んだときには全く意味が分からなかったけれど、読む人によって物語の面白さや言葉の捉え方が違うことが分かってこの物語はとても楽しかった と、感想を持ちました。 学ぶことの素晴らしさ、最高学年児童のすごさを見せていただきました。 武石移動教室二−7(黒曜石体験ミュージアム)ここ鷹山は黒曜石の産地として名高く、ミュージアム近くの星糞峠付近には、黒曜石縄文鉱山跡の史跡公園があります。(昔こちらでは黒曜石を星糞と呼んでいたとのこと…。) 子供たちは、その歴史や価値についてお話を頂いた後、4つのコースに分かれて、実際に石を割ったり磨いたりする加工作業の体験をし、“世界に一つのお土産”作りに挑みました。 矢尻、キーホルダー、勾玉、骨角器のアクセサリー、それぞれ短い時間でしたが、集中して作業し、素敵な作品ができあがり、いい記念になりました。 完成品の写真はありません。子供が持ち帰った自身(自信!!)の作品をご覧ください。 武石移動教室二−6(続・トラクター体験)武石移動教室二−5(トラクター体験)乗車と言っても、免許のない子供たちが運転する訳ではありません。 トラクター後部につなげられる篭に乗り、「野菜になった気分を味わってみよう。」という、ここならでは…の体験です。 坂道を上り、坂の上で一回り、下りもスピードは出さないものの、結構スリリング。 牧場のジェットコースター気分だったかな!? 武石移動教室二−4(乳搾り体験)絞らせてくれたのは、ホルスタイン種の雌13歳(人間だと52歳相当とか…)のアイリスちゃん。 すぐに近寄れる子は少なく、最初は皆怖がったり、おっかなびっくりだったりしましたが、顔周りや顎の下、お腹、脚に触れることを通して親しみが湧き、安心していったようで、上手に絞れるようになりました。 体験後は、今朝とれたばかりのおいしい牛乳を一杯ずつ頂きました。 本物のおいしさを味わい、「甘い。ヨーグルトかソフトクリームみたいな味がする。」との声が上がりました。 武石移動教室二−3(鷹山ファミリー牧場)ここには、たくさんの種類の生き物が飼育されています。 「ここの生き物は、ペットではなく家畜。人の役に立つことを目的に飼育されているので…。」に始まる話は、子供にも”生き物の命を頂くことで、私たちの食事が成り立っていること”をわかりやすく教えていただいたように思います。 馬や牛、8月に生まれたばかり仔牛も、私たちを迎えてくれました。 武石移動教室二−2(ベルデの食事)・食事係の子供は、支度をして先に食堂へ行き、みんなが使うものや献立の一部をせっとする。 ・時間になったら、並んで中に入り、トレーにご飯やパンなどを選び、自席に運ぶ。 ・感染対策として、テーブルにはアクリル板が設置され、座席も数を減らし、間を開けている。 ・おかわりは、ご飯、汁物、牛乳やお茶…。 ・片付けは、分別と食器の種類に気を付けながら、各自が行う。 ・最後に食事係は、テーブルをふきんで拭き、全体をチェックして終わる。 お皿にはたくさんのおかず並び、「普段よりたくさん食べられた!」の声も上がるほどです。ベルデの皆様、おいしい食事の準備を、ありがとうございます。 武石移動教室二−1(二日目の朝)子供たちは、集合時刻よりも10分近く早めに集まり、朝の会を行いました。 朝の挨拶、校長の話、児童代表の言葉、引率の先生から(今日は佐野先生)、ラジオ体操というメニューでしたが、早めの集合のおかげで、スムーズに進みました。 武石移動教室初ー4(速報 キャンプファイヤー)残念ながら厚い雲がかかり、星空は望めませんでしたが、厳しい寒さを吹き飛ばすような子供たちの熱気と、キャンプレク係の子供たちと担当の先生方の頑張りで、とっても盛り上がりました。 火の神の入場、誓いの火に分火した後は、火を囲んで歌ったり踊ったり、ゲームを楽しんだりしました。(光がファイヤーの火しかないので、うまく伝えられまず残念ですが…。) 武石移動教室初−3(下山〜ベルデ武石到着)子供たちは、慣れない山道をしっかりとした足取りで歩きました。 周りの景色や珍しい植物にも興味関心をもつ子が多く、感心します。 (私もGooglePhotoで植物の名前を調べながら…下りました。) ベルデに着くと、開校式を行います。 子供の司会で、支配人の方の話を伺ったり、児童代表の挨拶があったり…そんな流れです。 武石移動教室初−2(車山山頂)2000m近い高さ、本当に寒かったですが、先週の学校は寒すぎて上まで登れなかったと聞きましたので、本校の子供たちはラッキーです。 山頂付近では、雲間から見える山の景色を堪能しました。 雲が下に見える感じに驚き、周りの山々(蓼科、八ヶ岳、南アルプス?)のてっぺんがのぞく素晴らしい景色をたっぷり楽しんで、下りました。 武石移動教室初−1(車山へ…)標高が高く、冷え込みます。子供たちも、厚手の服を上から着たり、何枚か重ね着したり、そんな対応の子供もいたほどです。 初めてリフトに乗る子もいたようで、歓声が上がりました! |
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