30日(木)は、全校遠足があります。お弁当の用意をよろしくお願いいたします。

児童集会(旭町〇×クイズ)

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 今年度初めての児童集会は、「旭町○×クイズ」です。集会委員が、1年生に旭町小学校についてもっと知ってもらおうと計画しました。

 「旭町小学校は70周年である、○か×か。」「校長先生の好きなキャラクターはピカチュウである、○か×か。」「学校には門が3つある、○か×か。」など、2年生以上でも意外と知らない問題があり、とても楽しそうに取り組んでいました。

 集会委員の子ども達は、今回の集会で自信がついたようで、次回の集会にも意欲的に企画していきたいと気持ちを高めていました。

5月23日(木)

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 1年生は、算数の時間に「あわせていくつ ふえるといくつ」という学習に入りました。この1か月半、1から10までの数を数えたり、数の分解・合成を中心に学習をしてきました。いよいよ「たし算」の学習単元です。今までは、一回り大きなワークブックタイプの教科書を使っていましたが、今日からは通常サイズの算数の教科書を使うことになります。
 たし算には、大きく分けて2種類の場合があります。「合併」(2つのものの集まりを1つにまとめた時の全体の要素数)と「増加」(すでにあるものの集まりに新たな要素を追加したときの全体の要素数)の場合にたし算を使います。「合併」の場合が「あわせていくつ」で、「増加」の場合が「ふえるといくつ」に相当します。
 1組では、「あわせていくつ」の最初の場面の学習をしていました。教科書の絵から、「女の子は、金魚を3匹水槽に入れました。男の子は、金魚を2匹入れました。水槽の中の金魚は、合わせて何匹になりましたか。」という問題場面を確認し、まず算数ブロックを操作していきます。ブロックの3個と2個を合体させて5個を作り、「3と2を合わせると、5になる」ということを確認しました。
 そして、さらにこの状態を式に表す方法についても指導しています。「3+2=5」と書き表す「たし算の式と答え」について教えていました。教科書には、「+」と「=」の記号の書き方もきちんと示されています。全員で、記号の書き順について練習をしました。いよいよ、本格的な算数の学習が始まりました。(写真上)
 2年1組の教室で、「角がついた かいじゅう」という資料を使った道徳の授業が行われていました。子ども達が内容をつかみやすいように、漫画で表された資料になっています。して良いことと、してはいけないことについて考える「善悪の判断」についての内容でした。
 のりお君が、粘土で自分の家で飼っている犬を作りました。たくみ君は、それを怪獣だと思い込み、角をつけてあげました。通りがかった女の子が「人の作ったものを勝手にいじっちゃだめ」と注意しました。でも、たくみ君は、「かっこよくしてあげただけだ。」と言いました。そこへ、のりお君がやって来て、「ひどいよ」と悲しい顔をしました。・・・という内容です。
 悪気があってやったことではなくても、常によく考えて行動することが大切です。して良いことか、してはいけないことか、相手の気持ちを考えて行動しなければなりません。善悪の判断が必要な場面は、子ども達の日常生活の中でたくさんあります。道徳の授業は、子ども達の心の中に、そのような気づきを生む役割があります。(写真中)
 5年生は、総合の学習の時間に「米づくり」に挑戦しています。今日は、学校の田んぼを使って「田植え体験」をしました。昇降口の前(図書室の外)に、旭町小の5年生が毎年使っている田んぼがあります。田んぼと言っても、2m四方の狭いスペースですが、水をためて管理できる場所にしてあります。
 稲の苗は、毎年埼玉県の川越の農家から分けていただいています。力強く青々と伸びた苗床から、3〜4本ずつ手でちぎり取って植え付けていきました。一人1回ずつの田植えでしたが、裸足になってにゅるっとした田んぼに入る貴重な体験ができました。(写真下)
 5年生は、同時にバケツ稲にも挑戦していきます。一人ずつバケツを用意し、中庭で土と水を入れて準備をしました。余った苗を使って、明日以降田植えをするようです。
 私の家の周りでは、ほとんどの農家が田植えを終えています。毎日帰る頃には、カエルの大合唱が聞こえてきます。

5月23日の給食

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献立名           田舎うどん
              チキンチキンごぼう
              牛乳

一口メモ

 チキンチキンごぼうは、山口県の学校給食から広まりました。山口県では、おなじみの料理だそうです。一口サイズの鶏のから揚げと、素揚げにしたごぼうを甘辛いタレでからめた料理です。今日はうどんと組み合わせましたが、ご飯にもよく合うおかずです。
 始まりは、ある小学校の栄養士が「給食のレシピがマンネリ化している」と考え、各家庭のオリジナル料理を募集したところから生まれました。「チキンチキンごぼう」という名前は、子ども達がリズムよく覚えられるようにと付けたそうです。
 旭町小が発祥になるようなお勧めの家庭料理があったら、ぜひ教えてもらいたいです。

5月22日(水) その2

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 5年生は、理科の時間に「種子が発芽する条件」についての学習をしています。インゲンマメの種子を使い、発芽するために必要な条件を調べる実験をしています。5年生の理科では、「比較対照実験」の考え方が様々な単元を通して出てきます。その最初となるのが今回の実験です。
 子ども達に発芽に必要なものを予想させると、「光、水、土、空気、適温」などが予想として出てきます。それぞれの条件が発芽に必要かどうかを調べるためには、2つを同時にセットし、発芽したかどうかを比べながら実験をする必要があります。例えば、発芽の条件として「光」が必要であるかどうかを調べるとしたら、片方は光を与え、もう片方は光を与えないインゲンマメを用意します。ただし、他の条件(水や空気、温度など…)は同じように与えることとします。(この条件統一が重要!)
 子ども達は、発芽には光が必要だろうと考える子が多いのですが、暗い箱の中に入れておいたインゲンマメは、ちゃんと発芽してきていました。ただし、もやしのように白っぽく、ひょろりと長く伸びていました。(これは、次に学習する「成長に必要な条件」を考えるヒントになります。)ほとんどの種が土の中にうめてから発芽してくることを考えれば、光は発芽に関係ないことが想像できます。(写真上)
 6年生は、図工の時間に「コマコマアニメーション」という作品に取り組んでいます。タブレットを使った映像を制作する作品です。昨年度の6年生も取り組み、秋の展覧会での共同作品として出品していました。体育館にテレビモニターを入れ、子ども達が作ったコマコマアニメーションを流したところ、大人気でした。今年の6年生にとって、その時の印象が強かったのでしょう。自分たちも昨年の6年生のような作品を作ってみたいと、先週の図工の時間からとても意欲的に取り組んできています。
 家からプラレールや人形を持ってきて、楽しいアニメーションを考えている子がいました。子ども達が持っているタブレットから、ブラウザで使えるコマ撮りアニメーション制作Webアプリを利用して製作していきます。一コマずつ写真を撮り、それを連続して再生する便利なアプリです。よりスムーズな動きになるように、撮影する子と人形を少しずつずらす子が協力して制作していました。床に顔をつけるほどの低姿勢で、夢中になっている様子が伝わってきました。出来栄えはいかに…。(写真中)
 2年生は、生活科の時間に「めざせ、野菜作り名人」という学習をしています。ミニトマトは全員が鉢植えで育てていきますが、その他の野菜も学年の畑(2年1組の外にあります)に苗を植えて育てているところです。
 2組では、野菜や果物の旬の時期を調べる学習を行っていました。生活科の教科書に、「野菜と果物のクイズ」が載っているページがあります。断面図から何の野菜や果物かを当てるクイズと、それぞれの旬の時期を答えるクイズがあります。
 旬の時期を調べるために、タブレットを使いました。「やさいずかん」と「くだものずかん」という食育総合研究所から出されているアプリを使って、いろいろな野菜・果物の旬を調べました。ネギの旬は・・・冬です。いちごの旬は・・・春です。(ハウス栽培で冬から出回っていますが、露地栽培なら春です。)
 では、玉ねぎの旬はいつでしょう・・・調べてびっくり、「春夏秋冬」となっていました。新玉ねぎは「春」ですが、一般的に玉ねぎは様々な産地から時期を選ばずに一年中採れているようです。勉強になりました。(写真下)

公園たんけん(1年生)

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 1年生合同で、22日(水)2校時に、生活科の学習として上練馬公園に探検に行きました。
 友達と仲良く遊んだり、花や虫を見つけたり、遊具を使ったりして過ごしました。
「ダンゴムシを3匹も捕まえた!」「赤いお花を見つけた。」「遠足みたいで楽しかった!」と話していました。きちんとお話を聞いて、安全に楽しく過ごすことができました。

5月22日(水) その1

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 教育実習が2週目に入り、2人の実習生が授業実践をしながら力をつけていく時期になりました。
 4年2組では、実習生による道徳の授業が行われていました。「みんな、待っているよ」という資料を使った、「よりよい学校生活、集団生活の充実」に関する授業でした。学校や院内学級のみんなから手紙を受け取り、手術に臨もうとする主人公の姿を通して、よりよい学校生活や集団生活の充実について考えさせていきます。そこから、自らもクラスの一員として明るく過ごしていこうとする心情を育てていく内容になっています。(写真上)
 特別の教科道徳については、旭町小で校内研究として取り組む教科でもあります。まずは、果敢に道徳の授業に向かった実習生を褒めなければなりません。道徳は、教員にとって指導に大きな差が出やすい教科です。というのは、道徳の指導についての研究や研修を受けているかどうかで、指導に違いが出やすいからです。(今年度の校内研究で道徳を取り上げたのは、そのことが一番の理由です。)
 授業の導入から教師の範読(資料提示)、主発問と補助発問、子どもの意見の取り上げ方、ワークシートの活用の仕方、授業の終末の在り方…等々、専門的なことですが、道徳の授業は奥の深いものがあります。
 もう一人、5年1組にも教育実習生が入り、日々たくさんのことを学んでいます。今日は、実習生としての授業実践のスタートとして、体育の授業を行いました。5年生は、校庭での体育として「ハードル走」を行っています。上手な子をお手本として、ハードルの跳び越し方の指導を行っていました。(写真下)
 整列のさせ方や準備運動、用具の準備、練習方法の指導と、体育も多くの指導ポイントがあります。特に校庭での体育は、教師は大きな声が商売道具となります。いかに効率的に練習を行い、指導時間内での運動量を確保するかということも大切です。また、運動中の安全指導にも気を配らなければなりません。
 きっと、指導する側になってみて、子ども達への指示の出し方や支援の仕方が難しいことに気がついたことでしょう。「教える」ということは、ベテランの先生にとっても難しいことです。しかし我々は、経験から多くの有効な指導技術を得ています。それらを一つでも多く、4週間の実習の中で盗んで欲しいと思います。

5月22日の給食

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献立名           しめじご飯
              ぎょろっけ
              わかめスープ
              牛乳

一口メモ

 「ぎょろっけ」って何? と気になった方が多いかもしれません。ぎょろっけは、漢字で書くと「魚ろっけ」です。魚のすり身に、みじん切りにした玉ねぎやにんじんを混ぜて、パン粉をまぶして油で揚げた料理です。作り方や、見た目がコロッケに似ていることから、「ぎょろっけ」と名付けられました。
 今日は、しょう油で味付けをしていますが、カレー風味や唐辛子を入れたピリ辛風味など、様々にアレンジしたぎょろっけもあります。佐賀県や山口県、熊本県付近のお店では、よく売られているおなじみの料理だそうです。
 ふわふわの中身と、パン粉のカリッとした食感がとてもおいしいです。

5月21日(火)

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 1校時に、3年1組の授業観察がありました。外国語活動の授業で、担任とALTの先生とで授業が進められていました。今日は、「How many?」(数えて遊ぼう)という単元での「11〜20の数の言い方や尋ね方に慣れ親しむ」ことを目標とした授業でした。
 以前は高学年の5,6年生に外国語活動が位置付けられていましたが、4年前の指導要領の改訂により、3年生から外国語活動を始めることになりました。小学校3,4年生の外国語活動では「聞くこと」「話すこと」を中心に外国語に慣れ親しみます。さらに5,6年生の外国語科では、文字を「読むこと」と「書くこと」も加えた教科学習を行うことになっています。
 小学校に外国語活動及び外国語科が入ったのは、中学校への接続を図ることが大きなねらいです。小学校のうちに、外国語を聞く・話す・読む・書くことに慣れ親しんでおくことで、中学校でより積極的に外国語教育に向かえるようにしていきます。
 今日の1組の授業では、まず11〜20の数の英語での発音を学びました。次に、電子黒板に示した数を英語で言ったり、ゲームを通じて数を英語で言い表したりする活動を行いました。低学年の時は、年に数回しかなかった外国語活動でしたが、3年生になってからは毎週1時間ずつ学んでいます。(写真上)
 3校時は、5年2組の授業観察がありました。国語の「きいて、きいて、きいてみよう」という学習でした。この単元では、友達の魅力を引き出すという目的で「きき手」「話し手」「記録者」の3人が一組になってインタビューをします。そして、インタビューの展開に沿った質問や応答の仕方を学んでいきます。
 途中で、インタビューを実際に行っている子ども達の動画を視聴しました。「話すこと」「聞くこと」の国語教材では、以前は指導書についてきたCDを流したものでした。しかし、それだと音声のみの「お手本」です。今年からデジタル教科書になり、お手本インタビューの様子を動画で視聴することができるようになりました。女の子が男の子に、「がんばっている野球のこと」についてインタビューをしている動画でした。話し手も聞き手も、いかにも「デキスギ君」という感じのお手本動画でしたが、子ども達は真剣に見ていました。教科書の下の方にあるQRコードからも、同じ動画を見ることができます。(写真中)
 今日の授業では、インタビューをする側とされる側でどんなことに気をつけたらよいか、さらには記録者のメモの取り方の練習をしました。実際にインタビューをするのは、明日以降に行うようです。
 続いて4校時に、4年1組の授業観察に行きました。「動物のからだのつくりと運動」という理科の学習が行われていました。前時は、腕の骨のつくりに着目して学習してきました。骨と骨が関節で曲がる仕組みになっているということを学んでいます。今日は、その骨を動かす筋肉の仕組みについての学習でした。
 腕の骨には、内側と外側のそれぞれに筋肉がついています。そして、片方が縮むと反対側の筋肉がゆるむようになっています。その筋肉の伸び縮みによって、腕が曲がるという仕組みです。授業では、まず自分の腕の曲げ伸ばしをしながら、実際に筋肉の感触をみんなで確かめてみました。(写真下)
 関節部分で曲がる仕組みは、両側についている筋肉の収縮と弛緩によって起こります。授業の後半は、各自でタブレットを使い、骨を動かす筋肉の仕組みについて調べ学習をしました。教科書のQRコードからも様々な資料を見ることができます。また、足の屈伸をした時の腿の筋肉も、自分で触りながら確かめやすい部分です。腿の前と後ろ側の筋肉が、屈伸するたびに縮んだり緩んだりする様子が分かります。

5月21日の給食

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献立名           ターメリックライス
              チリンドロン
              レモンドレッシングのサラダ
              オレンジ
              牛乳

一口メモ

 「チリンドロン」とはどんな料理? と思った人が多いかもしれません。チリンドロンは、スペインのアラゴンという地域でよく食べられている「トマト煮込み」の料理です。ちょっとおもしろい名前の料理ですね。
 チリンドロンとは、もともとはトランプのゲームのことです。いろいろな野菜を入れるので、トランプのカードのようにカラフルになる料理ということから「チリンドロン」と呼ばれるようになったそうです。
 今日の給食では、鶏肉や大豆、にんじん、玉ねぎが入り、具だくさんになっています。ターメリックライスと一緒に食べるとおいしいです。給食を通してスペインの料理が味わえる献立になりました。

5月20日(月) その2

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 1年生は、生活科の時間にいろいろな草花の栽培に挑戦していきます。アサガオは、全員が一鉢ずつ大切に育てています。それとは別に、様々な草花の種まきをして、学年全員で育てていくことになりました。
 1組では、これから育てていく花の種の観察をしていました。学年の先生方が用意したのは、「ヒマワリ」「オシロイバナ」「コスモス」「マリーゴールド」「マツバボタン」「ホウセンカ」「ヒャクニチソウ」の7種類です。プリンカップに入った種を手に取り、よく観察しながらカードに絵を描いていきました。
 植物によって、種の形や大きさ、色が様々です。マツバボタンの種は、とても細かい粒々にしか見えません。こんな小さな種からどんな花が咲くのだろうと、想像をふくらませながら観察をしていきました。(写真上)
 1年生の学年園は、1組の教室の外にあります。近日中に種まきをすることでしょう。種まきと言えば・・・サクラ草の種を先週まきました。昨年度育ててきたサクラ草から種をとり、中庭の日陰に育苗箱を用意して種まきをしました。2週間ぐらいで小さな芽が出てくる予定です。
 4校時に、2年1組の国語の授業観察がありました。「たんぽぽのちえ」の説明文の学習でした。いよいよこの単元のまとめとして、一番かしこいと思ったたんぽぽの知恵について、友達と意見交流をする学習場面でした。
 説明文では、たんぽぽの知恵として4つのことが書かれています。(1)花がしぼむと黒くなり、軸が倒れて栄養を送る知恵 (2)らっかさんのような白い綿毛ができる知恵 (3)花の軸が起き上がり、どんどん背伸びをしていく知恵 (4)晴れて風のある日はらっかさんの綿毛が開き、湿り気の多い日や雨の日はしぼむ知恵 ・・・どれもすごい知恵だと感じられますが、子ども達は特に(4)の知恵に関心したようでした。
 ところで、2年生の子ども達は「落下傘(らっかさん)」という言葉の意味を知っているのでしょうか? 教科書には、「このわた毛の一つ一つは、ひろがると、ちょうどらっかさんのようになります。」と書いてあります。脚注には、「パラシュートともいう。」と書いてあり、簡単な絵も載っています。パラシュートなら知っているでしょうか? さらに、パラシュートがふわりと空を漂う動画を見せてあげれば「なるほど…」と思うでしょう。
 どの学年でも、国語の学習では繰り返し教科書の音読が宿題として出されています。教科書を読むということは、子どもにとって様々な言葉を獲得していくうえで、とても大切な学習となっています。(写真中)
 北校舎1階の給食室前に、「おはしの名人になろう!」という掲示物が用意されました。(栄養士さんの力作です。)正しい箸の持ち方や箸の利用の仕方、やってはいけない箸の使い方について掲示してあります。
 図を見ながら箸の持ち方が練習できるように、2色に分けた箸が用意してあります。さっそく低学年の子ども達が休み時間にやって来て、箸を手にしてみました。自分では正しく箸を使えていると思っていても、正式な持ち方ができている子は少ないのではないでしょうか。
 2本のうち上の箸は、鉛筆の要領で持ちます。下の箸は、中指と薬指の間に入れて固定します。物をつまむときは、中指と人差し指と親指で上の箸を動かすようにします。下の箸は動かしません。(写真下)
 「人のどんなところにがっかりしますか?」という質問では、「箸が正しく持てない人にがっかりする」という場合が多いそうです。確かに、グルメ番組を見ていて、どんなに美しい人がおいしそうなものを食べていても、箸の持ち方が酷いとがっかりしてしまいます。
 箸の持ち方は「文化」として継承されてきているものです。古くから、親から子へと正しい箸の持ち方が受け継がれてきました。しつけや親子のコミュニケーションとしてもとても重要で、家族がそろって食卓を囲むことの継承にもつながっているように思います。

図工「とくべつな花」(2年生)

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 2年生の図工では、クレヨンと絵の具を使って「とくべつな花」を描いています。
 自分だけの花のもようや形、色の組み合わせなどを工夫して描きました。「先生、見て!すごくきれいな色ができたよ」と、何度も教えてくれる子や、一度完成してから細かい部分をさらに工夫する子、友達の表現を見て「すごい。きれいだね!」と感動している子など、制作を通して豊かな経験を積んでいる姿がたくさん見られました。
授業では、パレットや水入れの使い方、筆の洗い方など、道具の扱い方について考えながら学習しました。今後も図工の学習では、様々な道具の扱いについて考え、使う機会を大切にしていきたいと思います。

5月20日の給食

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献立名           きびご飯
              シシャモの味噌マヨ焼き
              ごぼうの中華和え
              いも煮汁
              牛乳

一口メモ

 今日は、白米にきびを混ぜて炊いた「きびご飯」の献立です。ご飯をよく見ると、黄色の小さい粒が混ざっています。きびを混ぜると、もっちりとした食感になります。また、きびには食物繊維や鉄分、たんぱく質などが白米に比べて多く、栄養価もプラスされることになります。
 桃太郎の昔話に出てくる「きびだんご」は、きびの粉から作ったものです。桃太郎は、鬼退治に行く時に「きびだんご」を持っていきました。そして、栄養のある「きびだんご」をお供になったサルと犬、キジにも分けてあげて、無事に鬼を退治することができました。不思議な力のある「きびだんご」を一度味わってみたいものです。

5月20日(月) その1

 このところ、週の始まりは雨の日が続いているようです。今週も、全校朝会は体育館で行いました。今日は、「自分の役割をしっかり果たそう」というテーマで話をしました。
・・・先週、とてもうれしかったことがありました。まず、給食についてのことです。月曜日に1年生がそら豆のさやむきを行いました。旭町小学校では、隣の豊渓中学校の給食も一緒に作っているので、1年生は500人分以上のそら豆のさやをむかなければなりませんでした。その日の給食では、そら豆が塩ゆでになって出され、おいしくいただくことができました。また、木曜日は、2年生がグリンピースのさやむきに挑戦しました。グリンピースがコロコロと転がってしまい苦戦していましたが、みんなでたくさんのグリンピースのさやをむくことができました。この日の給食では、グリンピースご飯としておいしくいただきました。そら豆もグリンピースも、採れたての旬のおいしさを味わうことができて良かったなと思いました。そして、さらに1年生と2年生一人一人のがんばりがあったからこそ、おいしい給食になったのだなと感じました。
 次にうれしかったことは、たてわり班活動が始まったことです。旭町小では、毎年たてわり班活動が盛んに行われています。先週火曜日に、今年のたてわり班のメンバーが集まり、顔合わせ会と全校遠足に向けた話し合いを行い、さらには室内遊びを楽しみました。どのたてわり班でも、6年生がきちんと司会をしてリードしていて立派でした。きっと、1年生から5年生のみなさんは、自分の班になった6年生の態度を見て、安心するとともに「すごいなあ」という気持ちをもったことでしょう。来週木曜日の全校遠足が楽しみになってきました。また、たてわり班で掃除をするたてわり清掃も始まっていきます。さらに、毎月1回、たてわり班で遊ぶ日もあります。6年生のますますのがんばりに期待しています。
 もう一つ、うれしかったことがありました。先週水曜日に委員会活動がありました。5,6年生が全員どこかの委員会に入り、学校全体の大切な仕事を担っていくのが委員会活動です。1年生から4年生のみなさんが休み時間に遊んでいる間でも、委員会の仕事をがんばっている高学年の子がいます。先週の委員会の時間に、代表委員会の人たちが、来月行うあいさつ運動について話し合いをしていました。昨年までは、あいさつ運動は3日間行うことになっていました。今年の代表委員会の人たちは、1週間あいさつ運動をした方が良いと考え、校長先生のところにそのことを伝えにやって来ました。もちろん校長先生は、「1週間、がんばってください。」と励ましました。自分たちで進んで学校を良くしたいという気持ちが感じられ、とてもうれしくなりました。他にも、新しい取り組みを計画している委員会があるようなので、高学年の人たちの取り組みを楽しみにしています。
 そら豆やグリンピースのさやむきをした1,2年生のみなさん、たてわり班の中心になって活躍している6年生、そして委員会活動をがんばっている高学年のみなさん…今日のお話で共通しているのは、「自分の役割をしっかり行うことのすばらしさ」です。各教室でも、日直の仕事や係の仕事、給食当番や掃除当番の仕事と、自分の役割がいろいろあります。それぞれの自分の役割をしっかり果たし、がんばっていきましょう。・・・

5月17日(金)

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 1年生がアサガオの種まきをしたのは、先週の水曜日のことでした。今日でちようど10日目になります。今週からもう芽が出始めた子がいて、自慢げに話をしていました。その後、日に日に「わたしも…」「ぼくも…」と芽が出始め、ようやく全員の鉢にかわいらしい双葉が見られるようになりました。種まきの翌日からせっせと水やりをしていた1年生の子ども達は、双葉が見えてきたことで一層水やりの意欲が増してきたようです。登校後、すぐに外に出て、自分の鉢に水やりをしています。(写真上)
 種は7粒まきました。全部発芽したものもありますが、まだ2〜3個という鉢も見られます。教材屋さんのアサガオセットに入っている種は、発芽率が良いものを選んで入れてあります。たぶん、もうしばらくしたら芽が出そろうはずです。アサガオの種の発芽適温は25度と、かなり高めです。これから気温がぐんぐん上がれば、きちんと他の芽の生育に追いついていくので大丈夫です。子どもの成長と似たところがあり、アサガオも一粒一粒の種に個性があるようです。
 4年生が、学年合同で体育の授業をしていました。校庭に真っすぐなラインが引いてあり、50m走のタイムをとっていました。来月上旬に体力テストがありますが、50m走は各学年で記録しておくことになっています。どの学年も、何回かタイムを計測し、その中から体力テストの記録にしていきます。
 4年生ともなると、手の振り方や足の上げ方など、すばらしい走りを見せる子が増えてきます。「コロナ禍で子ども達の体力が落ちた」と言われていますが、私はそうは思いません。特に旭町小の子ども達は、休み時間も放課後もよく外で遊んでいる姿を見かけます。学校での体育の授業は、多くて週に3時間です。それだけの時間で、子どもの体力が向上するわけではありません。外遊びの経験こそ体力向上、運動能力の向上につながります。
 4年生の先生が、走っている子ども達に声をかけていました。「全力、全力!」、「よし、走り抜けろ!」・・・先生の励ましで、コンマ何秒速くなったことでしょう。ゴール地点での先生の激励で、記録が伸びた子が多かったはずです。(写真中)
 2校時に、1年1組の授業観察がありました。音楽の授業で、鍵盤ハーモニカを使う最初の指導場面でした。2名の教育実習生も参観に来ていました。「低学年の指導は、このように行うべし」という模範的な指導がされていたので、実習生の勉強にもなりました。
 保育園や幼稚園でも、鍵盤ハーモニカを使ってきた子が多かったようです。しかし、ただ吹けるだけでなく、正しくきれいな音で演奏するという技能を高めるには、一つ一つ扱い方や音が出る仕組みを理解させていくことが大切です。息の強さの違いや音の高さの違い、さらには音の長さを変えながら、鍵盤ハーモニカの演奏の仕方を指導していきました。これから少しずつ音階を練習し、いろいろな曲が演奏できるようにしていきます。(写真下)
 ところで、授業の初めには、校歌と「かたつむり」の歌唱指導がありました。1年生の元気な歌声が響きました。かたつむりの歌の中に、「つのだせ やりだせ あたまだせ」とあります。「つの」は、かたつむりの頭の先から伸びてくる細長いものを言うのでしょう。では、「やり」とはどの部分なのか・・・これには様々な説があります。かたつむりの体のつくりをよく見ると、頭から4本の触覚のようなものが生えています。長い2本は、先ほどの「つの」に当たるもので、先に目の働きをする器官がついています。その下の小さな2本が「やり」ではないかという説があります。(実際に、あるテレビ番組で紹介されました。)
 もう一つの説は、「恋矢(れんし)」と呼ばれる白い槍状の器官のことではないか、とのことです。普段は頭の下の方に隠れていて、いざという時(プロポーズや交尾中)に出てきて、恋の矢として相手に突き刺すものがあるそうです。こちらの方が有力な説のようですが、この歌が作られたはるか昔に、そんなところまで観察して歌詞を作ったのでしょうか?

5月17日の給食

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献立名           五目うま煮丼
              高野豆腐と大根の味噌汁
              牛乳

一口メモ

 高野豆腐は、しっかりと水切りした豆腐を適当な大きさに切って、寒い外に置いて冷凍させます。夜に凍った豆腐は、日中に溶け、水分が蒸発していきます。冷凍と蒸発を繰り返し、完全に水分を抜きます。こうしてでき上ったものが高野豆腐です。
 スポンジ状になっているので、料理の味がよく染み込んでおいしくなります。また、原材料が大豆なので、たんぱく質を多く含んだ食品です。
 高野豆腐1枚は、絹ごし豆腐の1/2〜1/3丁分だと言われています。大豆の栄養をぎゅっと凝縮しているのが分かります。

箏「さくらさくら」(4年生)

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 今年の4年生も、音楽の授業で「さくらさくら」の箏の演奏に取り組み始めました。
 ほとんどの子供たちにとっては、目の前で見るのも実際に自分が演奏するのも、初めての楽器です。毎時間、グループの友達と協力しながら、箏を載せる台を組み立てて、楽器を運んできて、爪を用意してと、準備にも時間がかかります。しかし、初めの頃に比べると、ずいぶん短い時間で手際よく進められるようになってきました。
 通常、お箏の爪は右手の親指と人差し指と中指の3本の指にはめるのですが、「さくらさくら」の曲は親指の爪だけで演奏することができます。4年生の子供たちの指はまだ弱々しくて、お箏の糸をしっかり弾くことができない子が多いのですが、それも何回か練習しているうちに、ずいぶんしっかりとしたいい音が出るようになってきました。
 今日で3時間目の授業ですが、すでに1曲通して演奏できる子が何人もいるのには驚きです。七七八・七七ハ・七八九八七八七六〜 「さくらさくら」を糸の名前で歌うとこうなります。ドレミとは違う和楽器の音色が、心地よく耳に響いてきます。今までリコーダーや鍵盤ハーモニカで苦労していた子が、すばらしい演奏を聴かせてくれて大活躍していたりもします。子供たちの可能性が広がる学習なので、これからも大切にしていきたいと思っています。

グリーンピースのさやむき(2年生)

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 2年生が、1時間目にグリーンピースのさやむきを行いました。前日から楽しみにしていた子どもたち。目の前にあるたくさんのグリンピースの量に驚きながら、栄養士さんの話をよく聞いてさやむきを行いました。
 「ひとつのさやに7個入っていた。」「赤ちゃんみたいに小さいグリーンピースもある。」と、さまざまな発見をしながら、次々にさやをむいていました。
 給食は、2年生がむいたグリーンピースがたっぷり入ったグリーンピースご飯でした。グリーンピースにいつもは少し苦手意識のある子どもも「グリーンピースが甘くておいしい。」と言いながら、おいしそうに食べていました。

5月16日(木)

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 1校時に、2年生がグリンピースのさやむき体験を行いました。大きなボールには、まさに今が旬のグリンピースがたっぷりと入っていました。まず、栄養士さんからグリンピースについての話を聞きました。
 最初にクイズが出されました。さやに入った5種類の豆の写真から、どれがグリンピースであるかを当てるクイズです。そら豆、インゲンマメ、スナップエンドウ、絹さや、そしてグリンピースのさやの写真が写っていました。スナップエンドウとグリンピースはよく似ていますが、グリンピースをさやごと食べられるように品種改良したものがスナップエンドウです。また、絹さやは、グリンピースを若いうちに採り、さやごと食べるものです。絹さやがそのまま熟していけば、やがてグリンピースになります。
 1年生のそら豆のさやむきと同様に、2年生も紙で作った箱を用意してありました。さやから取り出したグリンピースを箱の中に入れながら、次々とさやむきをしていきました。毎年、グリンピースがコロコロ転がって、教室中にグリンピースが散らかります。今年も学年の先生が、「箱の上でさやむきをして、絶対にグリンピースを落とさないように…」と事前指導で伝えていました。しかし、あっちでコロコロこっちでコロコロと、今年もグリンピースが転がってしまったようでした。それでもみんなでがんばって、全員の箱いっぱいにたくさんのグリンピースが集まりました。
 最初に栄養士さんが2年生の子ども達に聞いていました。「グリンピースが苦手な子はいますか?」・・・子どもは正直です。半数近くの子が手を挙げていました。しかし、今日は自分たちでさやむきをしたグリンピースが給食になっただけあり、「グリンピースご飯がとてもおいしかった。」と言っていました。
 私も給食で味わいましたが、冷凍のグリンピースでは絶対に味わえないおいしさでした。栄養士さんいわく…今年のグリンピースはとても高価だったそうです。例年の何倍もの値段だったとか。今年度から給食費は無償化になりましたが、決められた予算で毎月の給食を作っていくことには変わりありません。栄養士さんの工夫と努力にも感謝です。
 3校時に、4年2組で教育実習生の授業がありました。「カンジーはかせの都道府県の旅」という国語の授業でした。今週の月曜日から教育実習が始まり、この時間が初めての授業となりました。
 すばらしかったのは、終始笑顔で子ども達に指導していたことです。また、子ども一人一人にていねいにかかわる姿は、指導技術より大切な教師の心構えととらえることができました。クラスの子ども達も、「実習生の先生の授業だから」という気持ちで臨んでいたようです。窓側で見守っていた指導教官の担任が、一番落ち着かない気持ちだったのかもしれません。(写真中)
 4年生は、1学期中に47都道府県の漢字を全て習います。この単元では、北海道から三重県までの都道府県の漢字を学習することになっています。タブレットで各都道府県の名産を調べながら、文章作りを行っていきました。
 都道府県の漢字の中には、大人でも間違えやすいものが多々あります。新潟県の「潟」は、果たして何%の人が正しく書くことができるでしょうか。実習生が新潟県の入った例文を板書しましたが、正しく書けていました。(書き順も含めて、あらかじめ練習したのでしょう。)私は新潟県の出身なので、子どもの時から「潟」の字は漢字で書くことができました。しかし、親戚や友達から届く手紙に書かれた「潟」が、ほとんど間違っていた記憶があります。この他にも、「茨城」や「岐阜」など、都道府県名以外には使いそうにない漢字を4年生で習うことになっています。
 5年生は、社会科の時間に「国土の気候と地形」の学習をしています。2組では、日本の様々な気候区分についての学習をしていました。一年間の降水量と気温を表す雨温図を比較しながら、日本の各地での気候の特色を調べていきます。
 日本は、他の国に比べて国土が狭い割に、様々な気候区分に分けられます。島国であることや、地形や海流など、いろいろな要因が気候の特色に関係しています。中でも地形と季節風との関係は大きなものがあり、冬の日本海側と太平洋側の気候に大きく影響しています。
 先ほど、4年生で47都道府県の漢字を全て習うということをお伝えしました。さらに4年生の社会科では、都道府県名とその位置について学習します。それらが全て学習済みということが前提で、5年生の社会科の学習があります。気候区分の資料を見ながら、その都道府県がきちんと理解できているでしょうか。(写真下)

5月16日の給食

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献立名           グリンピースご飯
              つくね焼き
              五目汁
              牛乳

一口メモ

 今日は、今が旬のグリンピースを混ぜた「グリンピースご飯」を作りました。グリンピースと言うと、苦手な子がいるかもしれません。よく使われているグリンピースは冷凍のものですが、今日は収穫したての生のグリンピースを使っています。生のグリンピースを楽しめるのは、この時期だけです。いつものグリンピースとはひと味もふた味も違う、おいしい豆の風味を味わいながらべることができます。
 また、今日のグリンピースは、1校時に2年生がさやむきをしたものです。全校分のグリンピース15kgを一生懸命むいてくれていました。2年生のがんばりが込められたグリンピースご飯になっています。

5月15日(水)

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 1年生は、図工の時間に「あじさい きれいだね」という作品に取り組んでいます。小さな折り紙を使って、アジサイの花びらを作っていきます。今日は、1組でその折り方の指導をしていました。
 まず、普通サイズの大きな折り紙を使って、アジサイの折り方の練習をしました。先生が折り方のお手本を見せながら、一折りずつみんなで挑戦していきました。折り紙で作るアジサイの花は、いろいろな折り方があります。その中でも最も簡単な折り方を教えていました。(折り紙が1枚で一つの花になるのではなく、何枚も作って合わせることできれいなアジサイの花になる作品です。)
 三角に折って、またそれを半分に三角に折って…この辺りまでは良かったのですが、「三角の袋になっている部分を開いて、四角に折りたたんで…」というところから難しくなってきました。すかさず、できた子が「先生」となって近くの子を教えに行ってあげていました。その後も難しさが続き、やっとできたと思ったら、これからが本番でした。一回り小さな折り紙で何枚も花びらを作り、画用紙に貼ってアジサイを完成させていく予定です。(写真上)
 「三角の袋になっている部分を開いて、四角に折りたたんで…」というところまでは、ツルの折り方と同じです。何人かの子に聞いてみましたが、折り紙で飛行機を作ったことがある子はいましたが、ツルを折った経験がある子は少ないようです。それよりも、折り紙自体今まであまりやったことがないという子の方が多く見られました。
 折り紙の力には、すごいものがあります。小さい頃に折り紙に親しむということは、子どもが発達していくうえで、とても大切な力につながります。折り紙の角を合わせてしっかり折るという動きを繰り返すことで、手指の器用さを高め、目と手の協応性も育まれます。他にも、集中力や根気強さ、想像力が高まります。本を見ながら自分で折り方を学ばせると、さらにそれらの力がしっかり身につくことでしょう。
 1,2校時に、2年生がミニトマトの苗の植え付け作業をしていました。生活科の学習として、毎年2年生はミニトマトを育てています。野菜の苗の中でも、比較的育てやすく、短期間で大きく成長して実がなるもの…ということでミニトマトがどこの学校でも選ばれているようです。
 1年生の時にアサガオやサクラ草、チューリップを育てた鉢が、2年生でも大活躍です。培養土を入れ、苗を植え付けていきました。今回、牛乳パックを2本分切り開いて用意し、鉢の周りに入れました。アサガオ用の鉢は花を育てるのには適していますが、野菜作りには深さが足りません。そこで、牛乳パックで壁を作り、培養土がたくさん入るようにしました。野菜作りでは、根をしっかり張らせることが重要です。(写真中)
 今回購入した苗は、「めちゃなり! トゥインクル」という名前がついています。某有名ケチャップメーカーから出ている苗で、「一房に、ぶどうのようにたくさんできる甘さ抜群なミニトマト」という説明が書いてあります。(おまけに、病気にも強い品種です。)
 さあ、1つの苗から何個のミニトマトが収穫できるでしょうか。明日から毎朝水やりをしながら観察を続けていきます。
 5校時に、5年1組の授業観察に行きました。「道案内」という資料を使った道徳の授業でした。「親切、思いやり」についての内容で、親切な行いをする時に大切なことは何かを考えさせていきました。
 2人の男の子たちは、道に迷っているおばあさんを見かけます。説明をしたけれど伝わらないと思い、行先までの地図を書いて渡してあげました。「やっぱり、いいことをした後は気持ちがいいなぁ。」と2人は喜びました。しかしその後、おばあさんがまた迷っている光景を目にします。中学生3人が声をかけると、おばあさんは地図をもらったものの、字が小さくて見えなかったようでした。そこで中学生たちは、「私たちがご案内します。一緒に行きましょう。」と言って、おばあさんと歩き出したのでした。・・・とても微妙な資料です。微妙というのは、2人が行った行為は親切と言えたのかどうかという疑問が残るからです。
 子ども達からは、「相手の気持ちを考えて親切をすることが大切だ」という考えが多く出されました。しかし、この資料の2人のとった行動は、十分に相手の気持ちを考えた親切と考えられます。(言葉で言っても伝わらないと思い、地図を書いてあげている。)また、その時点ではおばあさんはとても喜んでいて、字が小さくて見えない様子ではありませんでした。それ以上この2人に親切を要求するのは酷なことです。
 さらに、中学生がとった行動を見て、「ちょっと足りなかった」と言っていること自体、優しさが満ちあふれているように感じます。(写真下)

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