連日の天候不順に、備えが欠かせない日々が続いております。暑さ 寒さも彼岸までと申します。今しばらくの辛抱ですね。

1学期の授業の様子 4年1組 国語科 ※5月16日(金)に実施しました

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本時は「アップとルーズ」を扱い、8時間扱いの4時間目で、本時のねらいは、筆者の主張を捉え、筆者の説明の仕方を読み取ることです。
まず、筆者がなぜ、「アップとルーズで伝える」を書いたかが分かるように、筆者の説明として、本業がテレビのデイレクターであることを映像で知りました。なるほど!だからアップとルーズを効果的に伝えることを文章にしたのだ・・・と、筆者のことを理解したわけです。
そして、段落と要点を拡大で掲示し、「筆者が一番言いたいところはでしょう?」と全体を通しての捉えを聞くと、児童は、3段落と8段落に筆者の主張があると捉えました。つまり始めと終わりに主張があるということに気付きます。その理由は、3段落目と8段落目には同じ言葉があり、どちらもアップとルーズの使い方が述べられているからです。
本時は、さらに細かく、初めに出てきた3段落までの関係についてグループで確かめました。
 1段落目は、全体のことをルーズで示し、2段落目は、一人をアップで映してアップの説明をし、3段落目では、目的に応じてアップとルーズを組み合わせると効果的に見ている人に伝わると述べていると同時に、1段落と2段落は実は時間の経過を示しています。ですから、2段落目が先ではなく、順番に述べたのです。3段落目はまとめではあるが、児童は、1段落目と2段落目とつながっていることに気付きます。
 このように、段落相互の関係に着目し、筆者の主張とそれを支える理由や事例との関係について考えることで、筆者の説明の仕方の工夫や構成の面白さを見付けていきます。そして、説明文を読み取る力を付けながら、筆者の思いに意図がある文章の良さを理解し、別の説明文も主体的に読めるようになっていきます。

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