連日の天候不順に、備えが欠かせない日々が続いております。暑さ 寒さも彼岸までと申します。今しばらくの辛抱ですね。

【6年】小中連携 授業体験

 6年生が中学校に出向いて、授業体験をしました。
 これは、半年後に進学する子供たちが事前体験をすることで、スムーズに中学校生活に適応できるよう促すための取組です。
 1組は国語の授業、2組は理科の授業を体験しました。担当する先生とはすぐに打ち解け、楽しく授業に参加していました。授業後は生徒会の紹介動画を見て、活動に興味がわいたようです。
 進学への不安が少し取り除け、中学校生活を身近に感じることができたようです。
画像1 画像1
画像2 画像2

【図書ボランティア】 9月9日(火) 朝の読み聞かせ

画像1 画像1 画像2 画像2 画像3 画像3
 学校図書ボランティアの保護者の皆さんが読み聞かせをしてくださいました。
 お話を聞く子供たちの顔は真剣で、内容に引き込まれていました。笑い声が聞こえる場面あり、意外な展開に「えっ?」の声が思わず漏れる場面もありました。
 振り返りタイムでは、素直な感想や感謝の気持ちを伝える、橋戸小の子供らしさが見られました。
 楽しいひと時をありがとうございました。

【4年】清掃工場見学

 練馬清掃工場に見学に行きました。雨天の中、傘をさしての移動でしたが、安全に気を付けてきちんと並んで行動できました。
 まず、馴染みのホッパー車が集積ピットにゴミを搬入するところを見学しました。次に大きなクレーンでゴミをかき混ぜるところ、そして、実際の燃焼温度(800度)を体感することはできませんが、炎の大きさをバーチャルで実感しました。
 施設の中は想像以上に清潔に保たれており、様々な役割の職員の方が業務に就かれていることが分かりました。

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3

9月8日(月) 校長先生の話

画像1 画像1
 先週校内を回っていると、自由研究の発表会で作品を紹介しあうクラスがありました。また、休み時間に「私が作ったのはこれだよ!」と教えてくれる子、友達の許しをもらい、作品に触れたり遊んだりする姿も見られ、うれしく思いました。
 今日は、皆さんの作品をいくつか紹介したいと思います。
●10円玉をきれいにする研究をした人が、様々な学年にいました。学年が上がると内容も深まることが分かりました。
●野球、サッカー、バスケットボール、迷路など、みんなが遊べるゲームを作ってくれた人がいました。
●作るのではなく、自分のシュートの成功確率を調べた人もいました。見え方、聞こえ方と条件を変えて調べていました。
●旅行に出かけた記録をまとめる人がたくさんいました。ある人は「旅行中に出会った人から受けた親切を日常生活で周りの人に返したい」とまとめていました。
●クラスメイト全員の人形を作った人がいました。全員分の特徴を捉えて一つ一つ違う色や持ち物で表現していました。
●都道府県の形をオリジナルイラストで描き、それぞれの特徴を覚えようとしている人がいました。
●夏休み中、毎日、一日も欠かさず日記を書き続けた人もいました。
●ラーメンが好きという理由で、「究極の一杯」と題して、納得のいくラーメンを突き詰め、実際に作って味わった人もいました。
●カメラを作って写真を撮ったものの、全て写らずに「全部、失敗だった」とまとめた人がいました。
●周りの人が聞き取りやすいよう、自身の活舌をよくする研究をした人がいました。私も見習って、聞き取りやすい話し方をしたいです。
 私は自由研究の大切なことを皆さんから教わりました。
1 きっかけや、やりたいという思いを大切にすること。
2 最後まで続けること、やり抜くこと、すべてそろえること、集めること。
3 失敗を恐れないこと、次につなげようとすること。
来年も楽しみにしています。

下水道出前授業 4年生 9月2日(火)

画像1 画像1 画像2 画像2 画像3 画像3
 私たちが普段手を洗ったりお風呂に入ったり洗濯をしたり、トイレに行ったり・・・水は当たり前のように使われています。
 この水がいつもきれいな状態で送られてくるために、下水道はとても大切な役割をしていることを学びました。
 使った水は、下水道→下水管を通って水再生センターに送られます。水再生センターは、24時間汚れた水をきれいにするために動いています。
 児童は、実験や、クイズを通して「え〜〜!」「そうなんだ!」「すご〜〜〜い!」と、目を丸くして楽しく新しい知識を得ておりました。
 東京都3区の下水道管を全部合わせるとなんと16000キロメートル。つまり、東京とオーストラリアを往復する距離の長さになります。びっくりしました。
 ごみは分別して海や川を汚さないことや、雨水桝の穴の意味を知り、水を大切にしようとする気持ちが高まる2時間を過ごしました。
 今日の授業で教えてくださった下水道局の方に感謝申し上げます。

1学期の授業の様子 4年2組 国語科

画像1 画像1 画像2 画像2 画像3 画像3
※5月22日に実施しました。

単元名 「アップとルーズで伝える」

 8時間扱いで単元全体の目標は、以下の3点です。
・段落相互の関係に着目しながら、段落の役割について理解する。
・筆者の考えに対する自分の考えを他者に伝える。
・言葉や語句の大切さに気付き、自分の思いや考えを伝え合おうとする意欲をもつ。
 本時は、4時間目で、筆者の考えを見付け、段落同士の関係を確かめることが目標の
授業です。
 この説明文は、全体を通してアップの説明、ルーズの説明、アップとルーズのそれぞれの良さや使い方が説明されています。前半は、ルーズ、アップの順番で説明されています。まず、児童は、筆者が一番伝えたいことは、3段落と8段落(はじめと終わり)にあることを掴みました。
 その理由は、どちらもアップとルーズの良さや効果的な使い方についてまとめているから であると、理解します。
 そして、前半の1,2,3段落に絞り、その相互の関係について考えました。1段落と2段落のまとめが3段落であると気付きました。なぜ、1段落はルーズ→2段落はアップの順で説明されているかについては、サッカーの試合の時間の休憩中を全体で示し(ルーズ)、後半の試合が始まったところを一人の選手の映像(アップ)にしたからということにも気付きました。
 このように国語科では、言葉や語句を大切にして友達と考えを伝え合い、筆者の思いや意図を読み取る力や文章全体を読み取る力を付けていきます。

1学期の授業の様子 2年2組 「特別の教科 道徳科」

画像1 画像1 画像2 画像2 画像3 画像3
※5月29日(木)に実施しました。

主題「友だちとなかよく」【B 友情、信頼】
教材「けんかをしたけど」『きみがいちばんひかるとき 2年』光村図書

 本時は、喧嘩をした「ぼく」としんごが仲直りをする経過を通して、友達と仲良くすることのよさについて考え、友達と仲良く助け合おうとする道徳的心情を養う ことです。
しんごが作った泥団子をわざとではないが、踏んで壊してしまった僕。しんごに「もう、遊びたくない」と言われた僕。だけど、しんごとは仲直りをしたいと思い、最後は仲直りしたお話でした。
 ペアで役割演技をして児童はしんごと僕の気持ちを体験しました。泥団子を壊されたしんごは、わざとではないと分かりながら、せっかく作ったのに壊されて嫌な気持ちになったこと、僕はわざとじゃないから、しんごに怒られて悲しい気持ちになり、傷付いたことなどを児童は演技を通して感じたことを発表しました。
 この二人がどうして仲直りをしたいと思ったのかをじっくり考えました。「もともと毎日遊んだ仲良しだから。」「大切な友達」「またいっしょに泥団子を作りたい」「今までの思い出がある」「大好きだから」と、いつのまにか、自分だったらこのように思う・・と、児童はたくさんの意見を発表しました。
 最後に「けんかをしたらどのようにしたらよいでしょう」との問いに、児童は、「謝る」「優しく言えばきっと分かり合える。友達だから」と、仲直りして元の友達に戻りたい気持ちを述べました。
 このように「特別の教科 道徳科」では、この45分では全て解決できないことも、これからの生活で実践していくための気持ちを育んでいきます。


盛況!夏休み自由研究 博覧会

 中休み、力作揃いの夏休みの自由研究に子供たちが集まっています。
 本日、WBGT(暑さ指数)が31を超えてしまいました。外遊びができないこともあり、博覧会が盛況です。18日(木)まで開催しています。13日(土)の学校公開(3校時)への来校の際、是非ご覧ください。
画像1 画像1

令和7年度 2学期始業式

画像1 画像1
<校長講話>
 まずは、皆さんのお顔を見ることができてとてもうれしいです。
 長い夏休みならではの体験はできましたか。楽しかったこと、うれしかったこと、驚いたことなど、教室で仲間と話をすると思いますが、校長先生にも聞かせてください。
 
 さて、今日9月1日は「防災の日」です。昔、関東地方で大きな地震があったことから、毎年「もしもの時に、どのように行動すればよいか」をみんなで考える日になっています。
 私はこの夏、皆さんが生まれる前に「東日本大震災」という大きな地震と津波の被害にあった宮城県という地域に行きました。そこで、地震と津波と火災に巻き込まれた学校を訪ねました。地震が来たとき、子供たちは津波の被害から逃れるために、全校で裏山に登って避難したそうです。高学年の児童は「裸足」の1年生を背負って避難しました。
 でも、なぜ裸足だったのでしょう?
 今、皆さんは上履きに踵を入れてきちんと履いていますか?地震はいつ起こるかわかりません。とっさの時、すぐに避難できるような準備と心構えが必要です。それが、「もしもの時に、どのように行動すればよいか」ということです。

 2学期は、橋戸縁日や学芸会などの行事があります。今学期も楽しい橋戸小を目指しましょう。

校庭の遊具がきれいになりました。

画像1 画像1 画像2 画像2
 校庭にある鉄棒やのぼり棒、複合遊具(滑り台につながるジャングルジム)等を塗装し直してもらいました。休み時間になると、低学年の子供たちを中心に人気の遊具です。素手で扱う場所なので、けがをしては大変です。
 2学期、またたくさんの子供たちが遊ぶ姿が見られるのが楽しみです。

すくすく育っています(その2)

 経過報告です。
 橋戸公園の稲の様子です。丈がぐんと大きくなり、稲穂がついています。イナゴもたくさんおり、生育の良さが伝わってきます。
画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3

トイレ改修工事が始まっています。

 学校東側のトイレ改修工事が始まっています。今年いっぱい続く予定です。画像のように、校庭の校舎側にフェンスが張られています。2学期は少し校庭が狭くなりますが、安全第一で過ごせるよう努めます。ご承知おきください。
画像1 画像1 画像2 画像2

1学期の授業 1年2組 算数科 ※6月5日(木)に実施しました

画像1 画像1 画像2 画像2
1年生  算数科
単元名「あわせていくつ ふえるといくつ」

 単元全体を通して加法(数を合わせること=足し算、加え算、寄せ算)の意味と和が10位内の加法のやり方や意味を理解することと、そのよさを感じ、生活に行かそうとする態度を養うことが目的です。本時のねらいは「0」を含む足し算の計算の意味を理解することです。
【問題1】
チョコレートケーキが2個あります。イチゴケーキが6個あります。ケーキは全部で何個ありますか?
(式)2+6=8     合わせると8は、がちゃんこだね。(加え算)
【問題2】
子供が7人います。3人来ました。子供はみんなで何人でしょうか?
(式)
7+3=10      子供は10人。 おいでおいでだね。(寄せ算)
→このような問題を通して、同じ足し算を使って計算するのですが、加える、寄せて集まるの意味を理解します。
【問題3】※教科書の絵を見て考えます
1匹の犬+2匹の猫=犬と猫を合わせて何匹になりますか?
(式)1+3=4    合わせて4匹 
【問題4】
2匹の猫と何も入っていない籠があります。合わせて何匹ですか?
(式)2+0=2  猫は2匹です。
★★★ここで、0という数字の意味について児童に考えさせます。
籠には1つもないこと。増えない。からっぽ  と児童は答えました。そうです!0とは増えない数なんです。
【問題5】
一つの籠に3匹のウサギが入った籠と、何も入っていない籠が2つあります。ウサギは何匹でしょう?
籠は3つありますが、からっぱの籠は0です。つまり・・・0+3=3 となります。
このように同じ足し算にも加え算(がっちゃんこ)寄せ算(おいでおいで)があることを知り、さらに増えない0の足し算を勉強したのです。
 1年生は、意味を理解しながらこのように足し算が好きになっていく そんな授業でした。

1学期の授業 3年2組 社会科 ※5月26日(月)に実施しました

画像1 画像1 画像2 画像2 画像3 画像3
単元名「わたしたちのまち」
小単元「練馬区の様子」
本時は、練馬区について地図や写真を使って交通の便などと関連付けながら土地の使われ方を考え理解することがねらいです。
まず、練馬区全体を大きく捉えた復習をします。駅が多く、道路も多く、高速道路がある。公共施設も充実しており、図書館が複数ある。土地の様子は西が高く、東が低い。また、私たちの暮らしを支えるために区役所がどのような仕事をしているかについても復習しました。
まだ、土地の使われ方で公園や家について学んでいませんので、本時は、「練馬区の土地の使われ方について調べよう」が、学習問題です。
児童が家庭で日常的に行く買い物場所について聞くと「オズ」「スーパーバリュー」「セブンイレブン」「OKストア」「ユニクロ」「ダイソー」「業務スーパー」が出ました。「どうしてそこに店が集まっているのか?」ということを地図を基に話し合いました。「駅の近くだから」「お店がつながっている方が買い物がしやすいから」「建物がたくさんあるところに店がある」「大通りにある」「大通りにあると人が行きやすい」「大通りは、広いから人も車も通りやすい」と、交通等と関連付けて気付いたことを次々と発表しました。
「航空写真を見て気付いたことは?」「家じゃないところは公園、畑、公共施設、お店、道路として使われている」と、気付いたことを発表しました。
 そして、本時のまとめとして、今まで学んだ練馬区について分かったことをまとめました。
「緑、自然が多い」「交通が発達していて便利」「家も自然も多くある」「過ごしやすい街づくりをしているようだ」「広い街だ」など練馬区の良さをたくさん見付け、私たちの住む街がとても良い街だと振り返っていました。

1学期の授業の様子 4年1組 国語科 ※5月16日(金)に実施しました

画像1 画像1 画像2 画像2 画像3 画像3
本時は「アップとルーズ」を扱い、8時間扱いの4時間目で、本時のねらいは、筆者の主張を捉え、筆者の説明の仕方を読み取ることです。
まず、筆者がなぜ、「アップとルーズで伝える」を書いたかが分かるように、筆者の説明として、本業がテレビのデイレクターであることを映像で知りました。なるほど!だからアップとルーズを効果的に伝えることを文章にしたのだ・・・と、筆者のことを理解したわけです。
そして、段落と要点を拡大で掲示し、「筆者が一番言いたいところはでしょう?」と全体を通しての捉えを聞くと、児童は、3段落と8段落に筆者の主張があると捉えました。つまり始めと終わりに主張があるということに気付きます。その理由は、3段落目と8段落目には同じ言葉があり、どちらもアップとルーズの使い方が述べられているからです。
本時は、さらに細かく、初めに出てきた3段落までの関係についてグループで確かめました。
 1段落目は、全体のことをルーズで示し、2段落目は、一人をアップで映してアップの説明をし、3段落目では、目的に応じてアップとルーズを組み合わせると効果的に見ている人に伝わると述べていると同時に、1段落と2段落は実は時間の経過を示しています。ですから、2段落目が先ではなく、順番に述べたのです。3段落目はまとめではあるが、児童は、1段落目と2段落目とつながっていることに気付きます。
 このように、段落相互の関係に着目し、筆者の主張とそれを支える理由や事例との関係について考えることで、筆者の説明の仕方の工夫や構成の面白さを見付けていきます。そして、説明文を読み取る力を付けながら、筆者の思いに意図がある文章の良さを理解し、別の説明文も主体的に読めるようになっていきます。

すくすく育っています。

 経過報告です。
 5年生が植えた、橋戸公園の稲の様子です。照り付ける日差しの下、暑さに耐えながらすくすくと育っています。
 密かにお世話をしてくださっている橋戸町会の皆様、ありがとうございます。
画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3

7月11日(金)レインボー班遊び

 6年生が企画する遊びで、レインボー(縦割り)班活動を行いました。「ゴロゴロ・ドッカン」「風船バレーボール」「新聞じゃんけん」などなど…多種多様な遊びを計画し、下級生を楽しませてくれました。
 次回が楽しみです。
画像1 画像1 画像2 画像2 画像3 画像3

令和7年度 1学期 終業式

<校長講話>
 桜が満開だった4月をおぼえていますか?一つずつ学年が上がったあの時から「あっ」という間に4か月が過ぎようとしています。
 1年生は、ランドセルを背負うことにもすっかり慣れ、ひらがなも学習し終えました。遠足、新運動会、プール、6年生は移動教室もありました。この4か月の成長を実感していることでしょう。

〜ここで、保護者の皆様にSigfyでお知らせしている「困ったことがあれば相談すること」について話しました。〜

 今日で1学期は終了です。先週の全校朝会でもお話ししましたが、皆さんの頑張りを先生方はしっかりと見守ってくれています。今日は、通知表をもらい、家に帰ったら、自分が頑張ったことを、胸を張ってお話してください。

<生活指導主任からの講話>
信号の色になぞらえて話をしました。
青:水に注意…水遊びの際は、お家の人から離れない。ライフジャケットの着用は効果的。
赤:火に注意…花火をするときは、大人と一緒に水入れなどの準備を忘れない。
黄:暑さ(熱中症)に注意…水分補給を忘れない。規則正しい生活(食事・睡眠・休養)で体調管理。

 2学期、元気な子供たちの顔が見られることを楽しみにしています。 

画像1 画像1

【4年】水難防止のための着衣水泳

画像1 画像1
 夏になると全国各地から水難事故の報告を耳にします。「自分の命は自分で守る」の心構えを大切に、本校では例年、日本水難学会の方々のご指導の下、着衣水泳の授業を実施しています。着衣で入水すると、想像以上に体が重くなることや、ペットボトルや身の回りの物がいざというときに役立つことを体感しました。午後は、高学年が座学でレクチャーを受けました。
 水難事故0で、2学期元気な顔が見られることを祈っています。

授業の様子 6年2組 道徳科 ※5月28日(水)に実施しました

画像1 画像1 画像2 画像2 画像3 画像3
主題名「真の友情とは」 内容項目 B(10)友情、信頼
題材目「ロレンゾの友達」

 本時のねらいは、真の友情について考えることを通して、互いに信頼し合う友情を築こうとする心情を育てることです。
道徳科が「特別の教科」として教科化されてから8年が経とうとしております。児童が内容項目を理解し、考え、議論してより良い生き方につなげていく・・・人間としての弱さも受け入れながら、答えが一つではないことについて考え続ける そんな授業でした。
 まず、「友達とはどんな存在ですか?」と、本日のねらいとする道徳的価値に向かっての教師の発問から始まりました。児童は、「助け合い協力し合う仲間」「親に言えないことも相談できる」「一緒にいると楽しい」「約束を破らない」など、各々口にしました。
「約束を破る人は友達とは言えないのですか?」と、揺さぶる発問に「そんなことはないけれど、信頼できない・・・」と、考え始めます。
さて、今日のお話は、3人の友達が久々に会える友達Rが警察に追われているという悪い噂があり、3人でその噂のある友達に対してどのように接しようか・・・と、相談するお話です。A:お金を持って逃がす B:自首をすすめるが、納得しなかったら逃がす C:警察に差し出す  このような相談をします。
 Aの気持ちは、大親友だから裏切りたくないBの気持ちは、自首すれば罪が軽くなる、友達の話をじっくり聞きたい、警察から出所したら仲が壊れるかもしれない
Cの気持ちは、やってしまったことは仕方がないから反省してほしい、そんなことで仲は壊れない、ここで許してしまったらRは、もっと悪いことをするかもしれない
「3人の共通点は何だろう?」という発問に対して考えます。「Rのことを友達だと思っているから心配する」
 ですが、結局警察に追われているというのは、噂だけでした。3人は、このような相談
をしていたことはRに言いませんでした。「3人はなぜ、Rが警察に追われていると聞いて相談した内容をRに言わなかったのでしょうか」というメインの発問に対して考え続けます。「信用していなかったことでRを悲しませる。」と、最後まで友達を信じ切れなかったことへの後悔の念について意見が出されました。
 最後に「真の友情とはどんなものでしょうか」という発問に対して考えます。「友達のことを深く考える」「信じる」「ちゃんと教えてあげる」「相手のことを思って本当のことを言う」など、今日の学習を通して考えたことが新しい考えとして出されました。
 振り返りでは、「最後まで信じることが大切」「友達に思いを寄せることが大切」など、互いに信頼し合う友情を築こうとする気持ちの入り口に立ちました。
 授業は全て1時間扱いですが、内容項目についてはこれからもずっと考え続けます。それが「特別の教科 道徳」の授業です。


  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30