避難訓練に続いて、今年度も石神井消防署の特別救助隊〔レスキュー隊〕の特別訓練の様子を見せていただきました。訓練の内容は、燃えている建物の屋上に取り残されている人を救出するというものでした。救助隊の隊長の指示のもと、屋上に向かい救出を担当する隊員と消防車の近くで救助された人を助ける隊員とに分かれて、訓練が行われました。とても迅速で、統率された動きでしたが、その動きだけでも子どもたちからは感嘆の声が上がっていました。続いて、屋上から担架に乗せられた人〔と言っても人形ですが〕が地上に運ばれ、その後、屋上から隊員が脱出する様子まで見せていただきました。消防車に向かって斜めに下りる隊員、壁に沿って垂直に下りる隊員、どちらもあっという間に地上に降りてきましたが、その姿から、日ごろの厳しい訓練の積み重ねを感じました。このような救助隊のお蔭で、私たちの生活の安全が保障されていることを実感しました。