3月1日(金)の献立3月3日はひなまつりです。ひなまつりは別名『桃の節句』ともいわれ、女の子の健やかな成長と幸せを祈る日です。 ひなまつりの食事といえば、ちらしずしが有名です。えびやれんこんなどの縁起がいい食材と、菜の花などの旬の食材を使って、彩りよくおいしい献立として多くの家庭で食べられています。今日はあなごをふくめ9種類の具材をいれています。 また、桃の節句にちなんで、すまし汁に花形の麩を入れ、デザートは桃ジュースで作ったゼリーにしました。 2月28日(木)の献立清見オレンジは日本の温州みかんと外国のトロビタオレンジをあわせてできた新しいかんきつ類です。みかんの甘味とオレンジの香りを受け継いで、果汁が多く甘い果実になりました。 清見という名前は最初に作られた静岡県清水市にある清見潟と清見寺というお寺からつけられたそうです。清見オレンジはその甘くおいしい果肉から、他のかんきつ類の交配にも使われます。たとえば、清見オレンジとポンカンを合わせて「デコポン」や「はるみ」などのかんきつ類が作られています。 2月25日(月)の献立今日のカレーは1年生3位、2年生4位、10組2位に入った献立です。今日は10組がスキー教室に出かけていて食べられないので、また来月も登場予定です。 今日のうどは練馬区立野町の井口さんの畑でとれた「東京うど」を使っています。東京うどは江戸東京野菜に認定されている東京都が生産量1位の野菜です。春が旬で、深い穴の中で光をあてずに育てるという難しい栽培方法で作られています。 2月22日(金)の献立今日の果物はりんごです。ヨーロッパのことわざに『1日1個のりんごで医者いらず』とあるように昔からりんごの成分が健康によいと言われてきました。りんごから発見されたりんご酸には運動後の疲労回復効果があります。 赤い皮にはアントシアニンと食物繊維がふくまれているので皮にも栄養があります。学校では皮をむいていますが、家で食べるときはよく洗って皮ごと食べるのもいいですね。 2月21日(木)の献立今日は愛知県の郷土料理です。明日の3年生の都立高受験の応援で「カツ(勝つ)」を使った料理にしました。 味噌カツはとんかつに八丁味噌やかつおだし、砂糖などを混ぜて作る『味噌だれ』をかけて食べる料理です。八杯汁は愛知県の三河地方で古くから作られている精進料理で、おいしくてたくさん(八杯)食べられる、ということからついたと言われています。 2月20日(水)の献立今日のフレンチトーストは1年生6位、コーヒー牛乳は1年生2位、2年生2位、3年生5位、10組3位に入った献立です。 フレンチトーストはアメリカなどで朝食やデザートとして食べられているパン料理です。溶いた卵、牛乳、砂糖で作る液にパンを浸し、フライパンにバターをひいて焼きます。フレンチトーストという名前は、アメリカニューヨークの酒屋の店主、ジョーゼフ・フレンチさんという方が命名したことからついたそうです。1年生以外にも人気が高かった献立です。 2月19日(火)の献立マリアナソースはトマトソースの一種で、ピザやパスタなどのイタリア料理によく使われます。名前の由来は、イタリアの都市、ナポリの船乗りがよく食べていたことから、イタリア語で「船乗りの」という意味の「マリナーラ」がなまって「マリアナ」になったといわれています。 今日はかじきという魚を使って作りました。かじきはたんぱく質とビタミンDが豊富なので、スポーツをする人や成長期の人などにおすすめの魚です。食べてみると鶏肉のような食感でおいしいですよ。 2月18日(月)の献立大学芋は、ランキングには入りませんでしたがどの学年もリクエストが多かった献立です。さつまいもを使ったおやつで、揚げたさつまいもに砂糖や水あめで作ったたれをからめて作ります。大学芋という名前は大正時代に東京の神田近辺の大学生が好んで食べていたためついたといわれています。 さつまいもは食物繊維が豊富で、腸の中をきれいにしてくれる作用があります。また満腹感がえられやすく腹持ちもいいので、おなかがすいているときのお菓子としても最適です。 2月15日(金)の献立今日のきんぴらご飯はきんぴら風の具材を混ぜたご飯です。 きんぴらの語源は、江戸時代初期に流行した浄瑠璃のひとつ、「金平浄瑠璃」の主人公である坂田金平です。坂田金平は昔話に出てくるまさかりをかついだ金太郎の息子という設定です。浄瑠璃の物語の中では、怪力(かいりき)の持ち主でとても強く勇ましい武将として知られていました。「きんぴら」という言葉は、ごぼうに歯ごたえがあり、食べると精がつくことなどを坂田(さかたの)金平(きんぴら)の強さになぞらえてつけられたそうです。 2月14日(木)の献立デザートはバレンタインにちなんだチョコレートブラウニーです。ブラウニーは濃厚なチョコレートケーキで、アメリカでよく食べられている焼き菓子です。ブラウニーが初めて誕生したのは1893年に開催されたシカゴ万博で、万博に参加する人のために小さくて簡単に食べられるお菓子として考案されたそうです。レシピによってナッツやチョコレートチップを混ぜたりしますが、今日はバターや油は使わず絹ごし豆腐を入れて、外はさっくり、中はしっとりとした食感にしました。 2月13日(水)の献立今日の魚はさばの文化干しです。文化干しとは、太陽の光を当てて干す天日干しと違い、機械の冷温風機を当てて乾燥させて干す方法で作った干物のことをいいます。昔は魚の干物は新聞紙で包んだり木箱に入れられたりして売られていましたが、ある会社がセロファンに包んで売ったところ、見た目が美しく新しいということで「文化」という名前が使われたそうです。 2月12日(火)の献立野菜チップスはじゃがいも・人参・れんこん・さつまいもをそれぞれ薄くスライスして、油で揚げて塩こしょうをまぶしています。揚げることでパリパリとした食感が楽しい献立です。作り方を見ると簡単にできそうですが、スライスした野菜をパリパリになるまで全校分揚げるのはとても時間がかかります。朝からずっと揚げてくれた調理員さんに感謝をしながら食べましょう。今日の野菜以外にもかぼちゃやごぼうなど他の根菜類でもできるので、ぜひおうちの方と作ってみてください。 2月8日(金)の献立2月・3月は全校でとったリクエスト献立が入っています。味噌ラーメンは1年生5位、3年生4位に入った献立です。麺類の中では、練馬スパゲティ、ジャージャー麺に次いで3位でした。 味噌ラーメンは北海道の札幌市発祥で、しょうゆや塩ラーメンに比べて比較的新しいラーメンです。味噌味のスープに肉や野菜などさまざまな具材が入っています。北海道発祥ということで、北海道でとれるコーンやバターが具材としてよく使われます。 2月7日(木)の献立西京焼きとは、味噌にみりんや酒などを加えて、魚の切り身などを漬け込んで焼いた料理のことです。さわらやたら、かつお、鮭などがよく使われます。 今日はスケトウダラという種類のたらを使って作りました。秋から冬が旬の魚で、ちくわやかまぼこなどの練り製品や、たらこや明太子の原料にもなります。くせがなく淡白な味なので、今日のようなみそ味とも相性がいい魚です。 2月6日(水)の献立今日のデザートにはおからを使っています。おからは豆腐をつくるときにできる大豆の残りです。大豆を水に浸しやわらかくなったものをすりつぶして布でこして「おから」と「豆乳」にわけます。豆乳ににがりを加えて固めると「豆腐」になります。おからはエネルギーが低くタンパク質・食物繊維が多いのが特徴です。食物繊維の量はごぼうの2倍にもなります。 「ロック」は見た目が岩(ロック)のようにごつごつして見えることからきています。リクエストで書いてくれた人もいました。 2月5日(火)の献立今日の果物はぽんかんです。ぽんかんは柑橘類の一種です。みかんと比べると皮は少し厚いですが、手でむきやすく、甘味が強く酸味が少ないのが特徴です。日本では四国や九州など暖かい地方で多く作られています。12月に収穫されますが、食べ頃になるまで一度貯蔵されるので1月〜2月の今の時期が旬です。インド原産で、ぽんかんの「ぽん」はインド西部の地名「Poona(ぷーな)」から、「かん」は柑橘類の「柑」からついたといわれています。 2月4日(月)の献立今日は立春です。暦の上では今日から春になります。旧暦では立春が1年の始めの日とされていたため、決まり事や季節の節目はこの日が起点になっているものが多くあります。例えば八十八夜は立春から数えて88日目のことで、春と夏を分ける日とされています。通常は立春のころを寒さのピークとして寒さがやわらぎ、徐々に春らしい陽気になっていきます。今日は立春のお祝いとして、「春を巻く」と書く春巻きを作りました。 2月1日(金)の献立2月3日は節分です。節分とは「季節を分ける日」という意味で、冬と春を分けている日です。この日には多くの家で豆まきが行われます。豆まきは鬼に豆をぶつけることで邪気を追い払い1年の健康を願うという意味があります。今日はその豆まきの豆にちなんで、ごはんの中に大豆を入れました。 また節分には「柊鰯」(柊の小枝と焼いた鰯の頭を刺したものを玄関先に飾って魔除けとする)という習慣もあり、それにちなんでいわしを使った献立にしました。 1月31日(木)の献立今日は学校給食週間最終日、東京都産の食材を使った料理です。 ムロアジのメンチカツのムロアジは、東京都の八丈島でとれたもので、昨日産地直送で届けられました。新鮮なムロアジを八丈島の女性漁業組合の方々がミンチにしてくれています。スープのムロ節はむろあじの節のことで、これを使ってだしをとります。糸寒天も東京都の島々でとれるテングサから作られたものです。 牛乳は東京でとれた「東京牛乳」です。すべて、東京都の多摩地区で生産された牛乳です。 1月30日(水)の献立学校給食週間5日目は練馬区産食材の日です。 今日のキムたくごはんには練馬区でとれた『練馬大根』を使って作ったたくあんが入っています。全国学校給食週間に関連した練馬区の事業で準備されたたくあんで、昨日の昼に糠がたくさんついたまま届いた新鮮なものです。今日は豚ひき肉とキムチと一緒に炒めてごはんに混ぜました。キムたくごはんという名前もおもしろいですね。 その他、和え物のキャベツやみそ汁の大根も練馬区産を使用しています。 |
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