27日(水)5時間目、3年C組で道徳の研究授業を行いました。郷土や自然に関する課題をどのように決断するのかというテーマで教科書に出ている「村長の決断」を学習しました。南の島のカラウ島は自然豊かで海がとてもきれいです。しかし産業がない為、毎年のように若者が島を出ていき、島の人口はいつのまにか500名を下回るようになります。その島にホテルを作り、開発を進めようという動きが出てきます。美しい自然を守りたい、でも若者の働く場所もほしい。村長である主人公の悩みを描いた作品でした。生徒たちの意見も開発賛成と反対に分かれてそれぞれの意見が付箋で張り出されました。どちらが正しいということではなく、どうして行くべきかをみんなで考えることが今回の授業で大切なところです。教科書の中でもその後のことは触れてありません。同じ悩みを抱えている場所はたくさんあります。皆さんもそれぞれの地域の立場に立ってこれからも考えていきましょう。