続いて、目をつぶって、床にあるペットボトルに触れられるかどうかを試す、グループのメンバーでリーダーに指示されたことを具体化する〔扇風機など〕、全員の気持ちをあわせて、一本のフラフープから指を離さないで床まで下ろす等々のアクティビティにトライしました。これらは単なるゲームではなく、それらを通して、距離感をつかむ、相手と気持ちをあわせる楽しさ、心地よさを学ぶといったことをめざすものでした。SSTは、子どもの社会性をよりよく育むための手法ですが、「よく見る・よく聞く」⇒「ルールを理解する」⇒「より適切に振る舞える」という過程を踏まえたうえで実施する大切さも学べました。研修は受けることが目的ではなく、それを活用することが求められます。9月以降、楽しく活動しながら互いの社会性を高めるために、今回学んだアクティビティを取り入れる学級が見られることを願っています。