6年生は能について事前学習をしていましたが、あらためて能について概要を復習した後、面、謡、太鼓の3グループに分かれ、能の実際を身をもって体験させていただきました。面〔おもて〕のグループでは、般若の面を例に、能の演目によっては数十年から数百年も同じ面を使っていること、面の角度によって表情が微妙に変わること、面をかけるときにはお辞儀をしてから扱うことなど、面についていろいろと教えていただきました。そして、実際に自分の顔に面をかけさせていただき、その視野の狭さなどを体感しました。このように面をかける体験はこのワークショップでしかできないことで、6年生は緊張感をもって面を扱っていました。