ボランティア体験学習

 12月12日、13日、約2ヶ月かけて準備してきたボランティア体験に出かけました。この日にむけて、看護師さんのお話を聞いたり、ダウン症の方のDVDを見たり、調べ学習をしたりと事前学習を重ねてきました。
 
しかし、「百聞は一見に如かず」
なかなかハードな一日だったようです。それは、お年寄りや障害のある方と「話をする。」ということ。一見簡単そうに見える、この「話す」、「会話を続ける」ということがとても難しいということを実感した人が多かったようです。
 「話がなかなか、かみあわない。」「同じ話が何度も・・・・」とか、「何を話していいかわからない。」などなど。年代の違う、初めて会った人とコミュニケーションを取るのは、難しいものです。そこで、「さわやかな、あいさつや、相手を思いやる気持ちが大切になってくることが、実感としてわかった。」と報告書に書いてくれた人もいました。
 その他、「入浴後のドライヤーで髪を乾かすこと1つとっても、熱くないか気を遣ってむずかしかった」とか、「車いすを押すのも重くてびっくりした」など、私達大人でも、きっと緊張し、苦労するだろうなと思う報告もありました。
 また、「カラオケ大会がはじまり、お年寄りの方がドンドン曲を入れ、歌っていらしたが、知らない曲ばかりで困った」とか、「カラオケのパワーに圧倒された」等々のほほえましいエピソードもありました。
 他にも自分が子供の頃に愛読していた「コロコロコミック」の付録を福祉作業所で袋詰めしていて、びっくり。一緒にやってみたけど、障害者の方のスピードに追いつくのが大変だったという感想もありました。
 大変だったと言いながらも、「体験を通してうれしかったこと」の欄にも、
みなさん、沢山のことを書いてくれました。

*自分達が作った折り紙やクリスマスカードのプレゼントをすごく喜んでもらえたこと
*ちょっとしたことをしただけなのに、必ず『ありがとう』と言ってくださったこと
*自分が作ったおやつをおいしいといって食べてもらえたこと
*「本当に来てくれて、ありがとう」とか「これが一番の楽しみ」と言ってもらえたこと*ビンゴやゲーム、出し物を喜んでくださったこと
*いろいろな方がいらして、コミュニケーションをとるのが大変そうな人もいたけど、自分達と一生懸命、話そうとしてくれたこと
*話をしていて、相手が笑顔になってくれた時が嬉しかった。
*帰るときに握手をして「また、来てね。」と言われたときは涙が出そうになった。

 どの感想を読んでも、それぞれが「人に喜んでもらえることの喜び」を感じることができたことがわかり、こちらも嬉しくなりました。
 また、みなさんのお世話をしてくださった職員の方のアンケートには、
「一生懸命取り組んで下さり、ありがとうございます。緊張しながらも利用者の方とコミュニケーションをとろうとする姿や、楽しませてあげようと企画やプレゼントを用意してくださったことに感心しました。これからもお時間があれば、是非遊びにきてください。」という内容が多かったです。 

 ここで学んだ「積極的に人と関わろうとする気持ち」「優しくしようとする気持ち」これからも大事にしていきましょう。
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