2年生認知症サポーター養成講座 3/12本日、2年生のキャリア教育の一環として認知症サポーター養成講座を実施しました。 講師には中村橋地域包括支援センターの方2名にご来校いただきました。養成講座ではまず、認知症とは何か、事例をもとに説明を頂きました。 記憶障害、見当識障害、理解・判断力の障害、実行機能障害などについて学びました。 特に実行機能障害では、食事作りに必要な食材に、何度も同じものを購入してしまい冷蔵庫に同じ食材が貯まってしまうことが紹介されていました。その後、認知症サポーター養成プログラムのゲームに事例研修として取り組みました。 事例1 あなたは「高齢の親の子」 遠方で暮らす親が、いつもコンビニに配食をお願いしている。しかし、店員が届けたが家から親が出てこない。問 子は店員に警察を呼んでもらうか、もらわないか。 事例2 あなたは「コンビニアルバイト」 二ヶ月前に配食を届けた家のおばあさんから「家の電気がつかないから助けてほしい」と電話があった。問 電気を確認するために家に行くか、いかないか。 事例3 あなたは「来店中の客」 高齢のおばあさんが慣れない手つきで携帯を使って話しながら、ATMの操作をしている。店員はレジの対応中。問 おばあさんに声をかける、かけない。 いずれも、生徒たちはYES、NOの札のところに分かれて考える機会を得ました。 認知症は身近な問題ですが、核家族化が進んだ現在は、生徒たちにとってもお年寄りとの交流等が少なくなり、いろいろと戸惑いながら、考え、判断する貴重な機会となりました。 |
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