6月29日(金)の献立

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★牛乳 ごはん のりのつくだに 野菜とこんにゃくの香味和え 肉じゃが★

 肉じゃがは日本の煮込み料理です。その起源は明治時代で、海軍大将の東郷平八郎がイギリスに留学したときに出会ったビーフシチューを気に入り、帰国後の艦上食(軍艦での食事)として作らせようとしたのが始まりだそうです。ビーフシチューと肉じゃがでは全然違いますが、船の上では赤ワインやデミグラスソース、バターがなく、その場にある調味料で試行錯誤して作られました。
 肉じゃがは地域によって使う肉の種類が異なり、東日本では豚肉、西日本では牛肉が使われることが多いようです。

6月28日(木)の献立

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★牛乳 食パン 手作りみかんジャム ムサカ バミセリスープ★

 ムサカはギリシャで食べられている伝統的な野菜料理です。なすやマッシュポテト、ミートソース、ホワイトソースを順に重ねて作るグラタンやラザニアに似た料理です。中東が発祥といわれ、トルコやエジプトなどでも食べられています。給食ではなすやじゃがいもを入れたミートソースの上にホワイトソースとチーズを重ねて作りました。去年出した「世界の料理」の中でも残菜が少なかった献立です。

6月27日(水)の献立

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★牛乳 タンドリーチキンカレー フレンチドレッシングサラダ プラム★

 プラムは別名すももとも呼ばれる、初夏から夏にかけてが旬の果物です。果汁はすこしすっぱいですが、このすっぱさはクエン酸やリンゴ酸という酸からきているもので、つかれの回復を助けてくれる効果があり、運動をしたあとなどに食べるのもおすすめです。
また、食物繊維のペクチンやソルビトールという成分が腸内環境を整えてくれます。
プラムは皮付きのまま食べることができるのでそのままかぶりついて食べましょう。

6月26日(火)の献立

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★牛乳 ねぎチャーハン いかのチリソース キャベツの中華スープ★

 いかのチリソースは揚げたいかにケチャップやトウバンジャンで作ったソースをからめて作りました。
 いかはタンパク質が多く低脂肪な魚介類です。タウリンという成分がたくさんふくまれているため、コレステロールを低下させたり病気を予防してくれたりする効果が期待できます。日本は海に囲まれている地形もあり、さしみにしたり焼き物にしたり煮物にしたりと、世界で最も多くいかを食べている国だそうです。

6月25日(月)の献立

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★牛乳 豚肉のしぐれごはん ししゃものピリ辛焼き 土佐和え わかめのみそ汁★

 しぐれごはんの「しぐれ」とは、しょうが、しょうゆ、みりん、砂糖などで甘辛く煮たもののことをいいます。元々はハマグリを使って作っていたものを「しぐれ煮」と呼んでいましたが、これはハマグリの旬の時季が時雨(秋から冬にかけて起こるぱらぱらと通り雨のように降る雨)の時季と重なっていたことからついたといわれています。今日は豚肉を使いましたが、本来あさりや赤貝などの貝類や、かつおやまぐろなどの魚類、牛肉などを使うことが多いようです。

6月22日(金)の献立

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★牛乳 タコライス 卵入りもずくスープ サーターアンダギー★

 明日6月23日は「沖縄慰霊の日」で、沖縄県が、沖縄戦が終戦した日にちなんで定めた記念日です。戦争が二度と起こることがないようにという平和への願いがこめられています。
 今日は慰霊の日にちなんで沖縄の料理にしました。サーターアンダギーは沖縄県の揚げ菓子の一種です。沖縄の方言で「サーター」は砂糖、「アンダギー」は「アンダ」が油、「アギ−」が揚げるという意味があります。

6月21日(木)の献立

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★牛乳 そぼろ冷やし中華 青のりビーンズポテト すいか★

 今日は夏至です。夏至は1年のうちで昼間の時間が最も長い日のことです。今日は夏によく食べられる麺類、冷やし中華にしました。
 果物は夏が旬のすいかです。今日は今まで出ていた小玉のすいかではなく、大きいすいかです。水分量が多く、1回に食べる量も多いので、夏の水分補給にぴったりです。冷蔵庫や冷たい水でよく冷やした方が甘味をより感じられます。また、種のあるすいかは真ん中に違い部分ほど甘いといわれています。トマトの1.5倍のβカロテンとリコピンをふくんでいるので栄養もしっかりあります。

6月20日(水)の献立

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★牛乳 麦ごはん 豚肉の生姜焼き 塩和え いなか汁★

 今日の豚肉のしょうが焼きには豚こまと豚バラの2種類の豚肉を使っています。豚肉には疲労回復に効果のあるビタミンB1や脳の働きを活発にするビタミンB12が豊富に含まれます。別名『疲労回復ビタミン』と言われているビタミンB1は牛肉の10倍も含まれます。疲れを感じている人や激しい運動をしている人などにはもってこいです。また、しょうがの辛みの成分には殺菌力があり、胃の調子を整える効果があります。豚肉のしょうが焼きは疲れた体を元気にしてくれるスタミナ料理として暑い夏におすすめです。

6月19日(火)の献立

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★牛乳 ハヤシライス 和風サラダ すりおろしりんごゼリー★

 今日は人気の献立ハヤシライスです。ハヤシライスの名前の由来は諸説あり、「ハッシュドビーフ ウィズ ライス」がなまったという説や早矢仕さんが作ったからという説があります。
 給食では市販のルゥを使わず学校ですべて手作りしています。
 手作りのルゥの他にも、ケチャップ、砂糖、トマトピューレ、中濃ソース、しょうゆ、クリームなどいろいろな調味料が入っています。学校でしか味わえないハヤシライス、ぜひおいしく食べてくださいね。

6月18日(月)の献立

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★牛乳 アスパラごはん さばのカレームニエル 野菜の胡麻和え 豆腐のみそ汁★

 アスパラガスにはグリーンアスパラ(緑)とホワイトアスパラ(白)がありますが、その違いは太陽の光を浴びて育ったかどうかです。陽の光をいっぱい浴びて育ったグリーンアスパラはホワイトアスパラよりもたくさん栄養をふくんでいます。
 栄養のひとつ、アスパラギンにはつかれの回復を早めたり肌をきれいにしてくれたりする効果が期待できます。アスパラガスは地面から空に向かってまっすぐ伸びていくので、上へ上へと成長するパワーがたくさんつまった栄養豊富な野菜です。

6月15日(金)の献立

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★牛乳 焼き肉丼 コムタンスープ メロン★

 今日の果物はメロンです。メロンは網目があるネットメロンと網目がないノーネットメロンにわけられ、赤い果肉の夕張メロン、黄緑色のアンデスメロンやプリンスメロン、白色のホームランメロンなどさまざまな種類があります。網目は、メロンが大きくなるにつれて外の皮が割れていき、その割れ目を埋めるために果汁がしみ出して固まることで自然とできあがります。きれいな網目のメロンほど値段が高くなっています。今日のメロンはアンデスメロンで、網目があり果肉が黄緑色をしています。

6月14日(木)の献立

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★牛乳 焼きピロシキ キャベツとコーンのサラダ ボルシチ★

 今日からサッカーW杯が開幕します。今年の開催地はロシアです。今日はそれに合わせてロシアの料理にしました。
ピロシキはロシアの総菜パンで、本場では肉や魚、卵、米、野菜など様々な具材が使われます。日本ではよく揚げて作られますが、ロシアでは焼いたピロシキが一般的だそうです。ボルシチはビーツと呼ばれる赤カブのような野菜を入れて作るスープです。日本ではビーツが手に入りにくいためトマトやケチャップで赤い色をつけます。

6月13日(水)の献立

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★牛乳 ごまごはん きすのフライ甘酢あん 即席漬け にらたま汁★

 きすは6月が旬の白身魚です。小ぶりで白くきらきら光る美しい見た目が特徴です。日本各地の陸地に近い海に住んでいるため、よく釣りの対象としても人気があります。漢字では「鱚」(魚編に喜ぶ)と書き、「喜ぶ」という言葉から、お祝い事やお正月料理としても出されています。
 脂肪が少なくくせのない味なので、刺身や塩焼きにするほか、今日のようにフライにしたり、から揚げや天ぷらにしたりなど、油と一緒に調理する食べ方もおすすめです。

6月8日(金)の献立

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★牛乳 梅ちりめんごはん 魚とさつまいもの甘辛煮 のりおひたし 高野豆腐のみそ汁★

 6月11日は「入梅」という日で、暦の上では梅雨入りの日とされています。梅の実が黄色く色づき、梅雨に入る頃を示します。実際の梅雨入りの日とは異なりますが、農家にとっては田植えの日を決める上でも梅雨の時期を知ることは重要でした。昔は今のように気象情報が発達していなかったため、江戸時代に目安として暦の上で入梅を設けたのがはじめとされています。
 今日は梅を使った梅ちりめんごはんにしました。食欲が落ちるこの時期にさっぱりした梅を食べて元気に過ごしたいですね。

6月7日(木)の献立

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★牛乳 親子丼 塩昆布和え 小玉すいか★

 親子丼は鶏肉を割り下などで煮て卵でとじ、ごはんの上にのせた料理のことです。「親子」という名前は鶏の肉と卵を使うことに由来します。発祥は諸説ありますが、1887年ごろに日本橋人形町にある軍鶏料理専門店「玉ひで」で、鶏鍋を食べていた客が鍋のシメに卵でとじてごはんと一緒に食べていたものを店で「親子丼」として販売するようになったのが始まりといわれています。
 また、鶏肉と卵以外にも、鮭といくら(鮭の卵)を使った丼なども同じように「親子丼」という名前が使われます。

6月6日(水)の献立

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★牛乳 なすとトマトのスパゲティ ツナサラダ あじさいゼリー★

 あじさいゼリーは6月〜7月の梅雨の季節に咲くあじさいの花をイメージしたゼリーです。下は牛乳、上はぶどうジュースで作りました。ぶどうゼリーはバットのふたに流し入れて固めた後、小さい四角に切り、牛乳ゼリーを入れたカップの上にのせました。ぶどうゼリーの小さい四角はあじさいの花びらを表しています。
 今日は紫色をしていますが、本物のあじさいの色は育つ場所の土壌の酸性度(pH)によっても変わるそうです。すでに咲いているあじさいもたくさんあるので、観察してみるとおもしろそうですね。

6月5日(火)の献立

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★牛乳 煎り玄米ごはん あじの香味焼き 千草和え 生揚げのみそ汁★

 今日の魚は春〜夏が旬の「あじ」です。日本では昔からよく食べられ、「味がよい」ということからこの名前がつけられたと言われています。あじは背中の皮が青い青魚の一種で、さばやいわし、さんまの仲間です。ただ、青魚の仲間の中では脂肪分が少なく、さっぱりした味が特徴です。刺身にしたり、塩焼きにしたり、天ぷらにしたりなどいろいろな調理方法で楽しむことができます。
 今日はしょうゆやみりんのたれにしょうがやにんにくをたっぷり入れて焼きました。

6月4日(月)の献立

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★牛乳 きなこ揚げパン コールスローサラダ 肉団子と春雨のスープ★

 今日は人気の献立きなこ揚げパンです。揚げパンはコッペパンを油でさっと揚げてきなこやココアをまぶして作ります。
 きなこは大豆を煎って皮をむいた豆を粉にして作られます。きなこはその色から『黄なる粉』がもとになってできた言葉です。粉にすることで消化がよくなり、大豆の栄養をしっかりとることができます。栄養がたくさん入っているのでプロのスポーツ選手も牛乳に溶かして飲むなどして積極的に食べている食品です。

6月1日(金)の献立

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★牛乳 豚バラ高菜ごはん 切り干し大根の厚焼き玉子 けんちん汁★

 今日の卵焼きには切り干し大根が入っています。切り干し大根とは、大根の乾燥品のことです。秋の終わりから冬にかけて収穫した大根を細切りにし、広げて天日干しします。太陽の光を浴びることで糖化されて甘味が増し、栄養価も増します。同量の大根と比べると、骨や歯を丈夫にするカルシウムは15倍、貧血を予防する鉄分は32倍、代謝を促進するビタミンB1・B2は10倍にもなります。また、食物繊維も豊富で肌をきれいにしてくれたり、おなかの中で膨らんで少量でも満腹感が得られるため肥満解消にも効果を発揮します。
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