5月17日(金)の献立養殖したのりが収穫されるのは、11月下旬から4月上旬です。1番おいしい収穫時期は、11月から1月にかけてです。 のりは収穫された後、ごみを取り除き、みじん切り機で細かくきざまれ、真水(まみず)で海水の塩分を洗い落とし、薄く広げて乾燥させます。給食ののりの佃煮は、もみのりといってカットされた乾燥のりを水・砂糖・醤油・酒みりんに浸し、ゆっくりと釜で煮詰めて作りました。 5月16日(木)の献立チャウダーの語源(ごげん)は『大鍋(おおなべ)、煮込(にこ)み』という意味のフランス語です。魚介類や乳製品を使うことが多く、アメリカ東海岸(ひがしかいがん)の名物料理『クラムチャウダー』などがよく知られています。小さめの具材がたくさん入り、クリームベースやトマトベースなどいろいろな種類があります。固さでいうと、スープとシチューの中間ぐらいに位置する煮込み料理です。 今日は魚介類ではなく、森で採(と)れるキノコや大豆を加えたチャウダーにしました。 5月15日(水)の献立今日の果物はメロンです。メロンは網目(あみめ)があるネットメロンと網目(あみめ)がないノーネットメロンにわけられ、赤い果肉(かにく)の夕張(ゆうばり)メロン、黄緑色(きみどりいろ)のアンデスメロンやプリンスメロン、白色のホームランメロンなどさまざまな種類があります。網目(あみめ)は、メロンが大きくなるにつれて外の皮が割(わ)れていき、その割(わ)れ目(め)を埋(う)めるために果汁(かじゅう)がしみ出して固まることで自然とできあがります。きれいな網目のメロンほど値段が高くなっています。 5月14日(火)の献立マリアナソースはトマトソースの一種で、ピザやパスタなどのイタリア料理によく使われます。名前の由来(ゆらい)は、イタリアの都市、ナポリの船乗(ふなの)りがよく食べていたことから、イタリア語で「船乗りの」という意味の「マリナーラ」がなまって「マリアナ」になったといわれています。 今日はかじきという魚を使って作りました。かじきはたんぱく質とビタミンDが豊富なので、スポーツをする人や成長期の人などにおすすめの魚です。食べてみると鶏肉(とりにく)のような食感でおいしいですよ。 5月13日(月)の献立中華風コーンスープは、卵の入ったコーンスープで、別名『スーミータン』ともいいます。漢字で「粟米湯」(あわ・こめ・ゆ)と書き、中国語で「粟米(スーミー)」はとうもろこし、「湯(タン)」はスープという意味があります。クリームコーンを使い、全体にとろみをつけて溶き卵を流し入れます。とろとろとした食感です。 麻婆豆腐(まーぼーどうふ)は調味料に赤味噌、甜麺醤(てんめんじゃん)、豆板醤(とうばんじゃん)、オイスターソース、ラー油などを入れて作ります。今日はご飯にかけて麻婆豆腐丼として食べてください。 5月10日(金)の献立今日の魚はさわらです。さわらは魚へんに春(鰆)と書き、春を告(つ)げる魚として俳句では春の季語になっています。青魚の一種で、頭の働きをよくするDHAやEPAがたくさんふくまれています。 体長は1mにもなる大きな魚で、クセがなくやわらかいのでとても食べやすく、魚が苦手な人にもおすすめです。味がつきにくいので今日のようにみそ味にしたり照り焼きにしたりなど、濃いめの味付けにするとおいしく食べられます。今日はみそ・調味料・ねりごま・いりごまを混ぜてつけたごまみそ焼きにしました。 5月9日(木)の献立スパゲッティは、小さい鶏のから揚げと旬の食材アスパラガスを使用して、甘辛な味付けにして作りました。アスパラガスは、畑に植えてから、3年待つと太くておいしいものが収穫できます。 アスパラガスは野菜の中でもたんぱく質や糖質を多く含んでいます。ビタミン類も豊富な万能野菜です。 5月8日(水)の献立山菜(さんさい)ごはんには、わらびとぜんまいの2種類の山菜が入っています。山菜は春から夏の初めにかけてとれる季節の食材です。野菜と同じようにビタミンやミネラル、食物(しょくもつ)繊維(せんい)をたくさんふくんでいます。ぜんまいやわらびは若い芽(め)を食べるので、植物が生長(せいちょう)するためのパワーがつまっています。 山菜には苦(にが)みやあくがありますが、この成分の多くは体を健康に保(たも)ってくれる大切な成分です。苦手という人もがんばって食べてみましょう。 5月7日(火)の献立きな粉揚げパンのパンは米粉パンを使用しています。米粉パンは高温短時間で揚げると、もっちりとした食感になります。きな粉に合わせた砂糖は、きび砂糖で上品な甘さとうまみがあります。 スープに使っている青(あお)大豆(だいず)は大豆の仲間で、成長しても緑色をしている豆のことです。普通の大豆より油分(ゆぶん)が少なく糖分(とうぶん)が多いので、甘みが強く感じられます。日本では秋田や山形などで栽培されていますが、流通量が少ないので普通のスーパーなどではほとんど見かけることはありません。 5月2日(水)の献立今日のデザートには抹茶(まっちゃ)を使っています。立春(りっしゅん)から数えて88日目のことを「八十八夜(はちじゅうはちや)」といいますが、茶(ちゃ)摘(つ)みがよく行われるのがこの時期で、毎年5月の初め頃になります。抹茶は別名「挽(ひ)き茶(ちゃ)」ともいい、緑茶を茶(ちゃ)臼(うす)で挽(ひ)いて粉にしたお茶のことをいいます。通常緑茶を飲む場合は茶(ちゃ)葉(ば)を捨ててしまいますが、抹茶はすりつぶした茶葉をお湯に溶かして飲むので茶葉の栄養も丸ごととることができます。 5月1日(水)の献立チリコンカンはメキシコに近いアメリカのテキサス州というところで作られた料理です。チリコンカンの「チリ」には「とうがらし」という意味があります。 ひき肉、玉ねぎを炒め、トマトややわらかく煮た豆、チリパウダー・オレガノ・クミンなどの香辛料を加えて煮込んで作ります。学校ではケチャップやトマトピューレを使って、辛味をおさえた味にしています。パンやナンにつけて食べることが多い料理ですが、今日はターメリックを入れて炊いたごはんにかけて食べてください。 4月30日(火)の献立たらは白身の魚です。主に、たんぱく質とビタミンB12が豊富に含まれています。ビタミンB12は血液を作る役割があり、貧血予防になります。また、神経を修復(しゅうふく)する作用もあり、眼精(がんせい)疲労(ひろう)やかたこりの回復などに役立ち、末梢(まっしょう)神経(しんけい)のビタミンともいわれています。 ごまは、がん予防や病気の予防、コレステロールのコントロールなどの効果があります。給食ではごまをよく使用します。 4月26日(金)の献立切り干し大根とは、大根の乾燥品のことです。秋の終わりから冬にかけて収穫した大根を細切りにし、広げて天日(てんぴ)干(ぼ)しします。太陽の光を浴びることで糖化(とうか)されて甘味が増し、栄養価も増します。 同量の大根と比べると、骨や歯を丈夫にするカルシウムは15倍、貧血を予防する鉄分は32倍、代謝を促進するビタミンB1・B2は10倍にもなります。また、食物(しょくもつ)繊維(せんい)も豊富で、おなかの中で膨(ふく)らんで少量でも満腹感(まんぷくかん)が得られます。 4月26日(金)の献立
☆今日の献立☆ ごはん さばのカレームニエル 切干大根の和え物 のっぺい汁 牛乳
切り干し大根とは、大根の乾燥品のことです。秋の終わりから冬にかけて収穫した大根を細切りにし、広げて天日(てんぴ)干(ぼ)しします。太陽の光を浴びることで糖化(とうか)されて甘味が増し、栄養価も増します。 同量の大根と比べると、骨や歯を丈夫にするカルシウムは15倍、貧血を予防する鉄分は32倍、代謝を促進するビタミンB1・B2は10倍にもなります。また、食物(しょくもつ)繊維(せんい)も豊富で、おなかの中で膨(ふく)らんで少量でも満腹感(まんぷくかん)が得られます。 4月26日(金)の献立切り干し大根とは、大根の乾燥品のことです。秋の終わりから冬にかけて収穫した大根を細切りにし、広げて天日(てんぴ)干(ぼ)しします。太陽の光を浴びることで糖化(とうか)されて甘味が増し、栄養価も増します。 同量の大根と比べると、骨や歯を丈夫にするカルシウムは15倍、貧血を予防する鉄分は32倍、代謝を促進するビタミンB1・B2は10倍にもなります。また、食物(しょくもつ)繊維(せんい)も豊富で、おなかの中で膨(ふく)らんで少量でも満腹感(まんぷくかん)が得られます。 4月25日(木)の献立アスパラガスにはグリーンアスパラ(緑)とホワイトアスパラ(白)がありますが、その違いは太陽の光を浴(あ)びて育ったかどうかです。陽(ひ)の光をいっぱい浴(あ)びて育ったグリーンアスパラはホワイトアスパラよりもたくさん栄養をふくんでいます。 栄養のひとつ、アスパラギンにはつかれの回復を早めたり肌(はだ)をきれいにしてくれたりする効果が期待できます。アスパラガスは地面から空に向かってまっすぐ伸(の)びていくので、上へ上へと成長するパワーがたくさんつまった栄養(えいよう)豊富(ほうふ)な野菜です。 4月24日(水)の献立ひじきは海藻(かいそう)の一種で、日本全国の海でとれます。日本の家庭料理に欠かせない存在で、古くは縄文時代から食べられていたそうです。旬(しゅん)は春先で、この時期を過ぎると葉が硬くなってしまうため多くは乾物として流通しています。 栄養価がとても高いことでも知られていて、カルシウムは牛乳の約12倍、食物(しょくもつ)繊維(せんい)はごぼうの約7倍、マグネシウムはアーモンドの約2倍もふくまれています。ひじきの煮物は食べづらい、という人もご飯に混ざっていると食べやすいですね。 4月23日(火)の献立チヂミは水で溶いた小麦粉にニラや玉ねぎなどの野菜、魚介、キムチなどを混ぜ、鉄板の上で薄(うす)く焼いて作ります。韓国(かんこく)ではチヂミという言葉は釜山(ぷさん)の方言で、実際は「プッチムゲ」や「ジョン」という名前で呼ばれているそうです。給食では鉄板で焼くことができないので、すりおろしたじゃがいもに玉ねぎやにらなどの具材を混ぜたものを丸く成形して油で揚げています。揚げることでカリカリになり、食べやすく人気のある献立です。 4月22日(月)の献立
☆今日の献立☆ パインパン ペンネ入りミートグラタン 野菜のポトフ 牛乳
ミートグラタンには、ペンネマカロニという種類のマカロニを使っています。ペンネはその形がペン先に似ていることから名付けられました。マカロニには他にも様々な形があり、シェルマカロニやABCマカロニ、カールマカロニなどが仲間です。 うどんやそうめんもマカロニと同じ小麦製品ですが、その違いは小麦粉の種類にあります。うどんやそうめんは中力粉、中華麺は強力粉、マカロニやスパゲティはデュラム小麦のセモリナ粉がよく使われます。同じ小麦製品でもいろいろな種類があっておもしろいですね。 4月22日(月)の献立ミートグラタンには、ペンネマカロニという種類のマカロニを使っています。ペンネはその形がペン先に似ていることから名付けられました。マカロニには他にも様々な形があり、シェルマカロニやABCマカロニ、カールマカロニなどが仲間です。 うどんやそうめんもマカロニと同じ小麦製品ですが、その違いは小麦粉の種類にあります。うどんやそうめんは中力粉、中華麺は強力粉、マカロニやスパゲティはデュラム小麦のセモリナ粉がよく使われます。同じ小麦製品でもいろいろな種類があっておもしろいですね。 |
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