12月25日の給食フライドチキン 星形マカロニスープ いちご コーヒー牛乳 一口メモ 今日は、クリスマスに合わせて、フライドチキンを作りました。下味をつけた鶏肉に、何種類かのスパイスを合わせた粉をつけて揚げています。 クリスマスに鶏肉を食べるのは、日本ではおなじみの光景になっています。クリスマスの習慣は外国から伝えられましたが、もともとは焼いた七面鳥を食べるのがクリスマスのごちそうです。でも、日本では七面鳥がなかなか手に入らないため、代わりに鶏肉が使われるようになりました。焼いたりフライにしたり、いろいろな形で鶏肉料理がクリスマスに登場しています。 2学期最後の給食なので、いつも以上に調理主事さん達も心をこめておいしく作ってくれました。しっかり食べて、冬休みも元気に過ごしてほしいと思います。 12月24日の給食白身魚とほうれん草のグラタン ペイザンヌスープ 牛乳 一口メモ 今日のグラタンは、タラという魚と、緑色が鮮やかなほうれん草を使ったグラタンです。「タラ」も「ほうれん草」も、どちらも冬においしい季節を迎える食べ物です。 ほうれん草は、お店では一年中見かける野菜です。しかし、寒い冬に育ったものは、寒さできゅっと身がしまって葉の中に甘みを閉じ込めるので、夏のものよりおいしくなります。また、風邪を予防するビタミンなどの栄養価も、夏と比べると冬の方が多くなります。アクと言って、少し苦み成分もありますが、ホワイトソースと一緒においしく食べることができます。 12月23日の給食ちゃんこ風汁 牛乳 一口メモ 今日は、ご飯に鳥そぼろと炒り卵をかけていただく「三色どんぶり」の献立です。緑色の小松菜は、細かく刻んでご飯に混ぜています。 三色どんぶりは、1つのお皿で鳥そぼろや卵、野菜の味がそれぞれ楽しめます。また、黄色や緑などの色を目で見て楽しめるのも魅力です。 三色どんぶりでは野菜が少ないので、汁物の「ちゃんこ風汁」でたっぷり野菜を取れるようにしました。「ちゃんこ風汁」は、相撲の力士が食べる食事「ちゃんこ」のように、野菜やきのこ、肉、豆腐などのいろいろな食品がバランスよく入った汁物になっています。 12月22日の給食キャベツのスープ オレンジゼリー 牛乳 一口メモ 今日は、トマト風味のハヤシライスの献立です。 ハヤシライスやカレーライスは、小麦粉とバターを炒めてルーを作りますが、今日はお米の粉を使ってとろみをつけています。とろみをつけないとサラサラのスープのようになりますが、油とお米の粉を混ぜたものを入れると、トロトロになり、ご飯にかけるのにちょうど良い感じになります。 玉ねぎやにんじん、じゃがいも、マッシュルームなど、野菜やきのこも入ったボリューム満点のハヤシライスです。 12月21日の給食鮭のゆずみそ焼き かぼちゃすいとん 牛乳 一口メモ 今日、12月21日は、「冬至」です。1年で最も昼間の時間が短く、夜が長い日です。この日を境に少しずつ昼間の時間が長くなります。 次の年も健康に過ごせることを願い、ゆずを入れたお風呂に入って体を温める風習があります。また、風邪の予防に有効な栄養素、カロテンやビタミンCがたくさん入ったかぼちゃを食べるのも冬至の習わしです。 今日の給食は、冬至にちなんだ献立です。「鮭のゆずみそ焼き」は、鮭と野菜にゆず風味のみそをのせて焼きました。また、「かぼちゃすいとん」は、すいとんにかぼちゃを混ぜて黄色い生地にしました。しっかり給食を食べて、体の中から温め、風邪などを引かないで過ごせるようにしましょう。 12月18日の給食さばのタンドリー風 ベジタブルスープ 牛乳 一口メモ 今日の魚「さば」は、背中の部分が青みを帯びているため、魚編に青と書いて「鯖(さば)」という漢字で表します。 背の青い魚の仲間には、サンマやイワシもあげられます。これらの魚には、血液をサラサラにして病気を予防する成分がたくさん含まれています。また、脳の働きを活発にして記憶力の向上に役立つ成分も含まれています。「魚を食べると頭が良くなる」と言われるのは、このためです。 子ども達が魚を喜んで食べられるように、今日はケチャップやカレー粉、ヨーグルトなどを使い、インド料理のタンドリーチキンと同じような味付けにしました。 12月17日の給食いかメンチ せんべい汁 牛乳 一口メモ 今日は、青森県の郷土料理「いかメンチ」と「せんべい汁」の献立です。 いかメンチは、細かく刻んだいかと野菜などの具を合わせて丸め、メンチカツのように揚げた料理です。青森県の津軽地方の言葉で、「いか」のことをなまって「いが」と言うことから、地元では「いがメンチ」とも呼ばれています。 「せんべい汁」は、小麦粉で作った「南部せんべい」が入った具だくさんの汁物です。普段の食事では、せんべいを汁物に入れて食べることはあまりないでしょう。だし汁を吸って少しやわらかくなったせんべいの食感を楽しみながら、青森県の郷土料理をたっぷり味わえるように作ってあります。 12月16日の給食白菜のスープ 牛乳 一口メモ 今日は、たくさんのキャベツを使って作ったホイコーロー丼の献立です。ホイコーローは、中華料理のひとつです。本場中国でホイコーローというと、豚肉と葉ニンニクを炒め、豆板醤などで味付けした辛い料理のことをさします。 ホイコーローが日本に伝えられた時に葉ニンニクがなかったため、手に入りやすいキャベツが使われたそうです。日本で「テンメンジャン」という中国の甘みそを使って味つけをするのも、中国のものとは違うところです。 今日のホイコーロー丼は、吉田さんの畑で収穫したばかりの新鮮なキャベツを使っています。 12月15日の給食うずら卵のしょう油煮 おかしなお菓子な目玉焼き 牛乳 一口メモ 今日のデザートは、目玉焼きのように見える「おかしなお菓子な目玉焼き」です。黄身の部分は、黄色い桃「黄桃」の缶詰を使っています。白身の部分は、海藻の仲間の天草から作られる寒天と、牛乳や砂糖を煮溶かして作っています。 寒天は、今日の牛乳寒の他にも、ようかんやところてんなどを作る時にも使われています。海藻の仲間なので、骨や歯を丈夫にする栄養の他にも、お腹の掃除をして体の調子を良くしてくれる栄養も多く含まれています。市販のゼリーよりも甘さは控えめにして、桃の缶詰の甘酸っぱさを感じられるように作っています。 12月14日の給食チーズタッカルビ わかめスープ 牛乳 一口メモ 今日は、韓国の料理「チーズタッカルビ」の献立です。 「タッカルビ」とは、韓国の言葉で「鶏肉の骨付きあばら肉」という意味があります。本場の韓国では、鶏肉と野菜を炒め、にんにくやしょうが、しょう油などで味つけをしています。ピリッとした辛さは、韓国の調味料のコチュジャンです。 給食では、このタッカルビにとろとろのチーズをトッピングして、カルシウムたっぷりの「チーズタッカルビ」にしました。細く切ったさつまいもがほんのり甘さを出して、味のアクセントになっています。 12月11日の給食ニラ入り卵焼き ごまキムチスープ 牛乳 一口メモ 今日のスープには、韓国の漬物「キムチ」が入っています。 キムチは、白菜やニラ、にんじんなどの野菜を唐辛子や魚介のエキスと一緒に漬けこんで作られます。唐辛子には、カプサイシンという成分が入っているので、食欲増進や体を温める働きがあります。寒い季節にはぴったりの食材です。 ピリッとした辛さもありますが、味噌やごまが辛みを和らげてくれます。キムチの他に、白菜やにんじん、チンゲン菜などの野菜や豆腐が入り、具だくさんのスープになっています。 12月10日の給食きゃべつとベーコンのスープ スイートポテト 牛乳 一口メモ 今日の「海の幸ピラフ」は、魚介類のえびと帆立貝が入っています。帆立貝は、青森県・岩手県・北海道などの寒い地域が主な産地で、冬の時期が旬になります。 帆立貝の名前の由来は、移動のスピードがとても速く、まるで貝殻を船の帆のように立てているようだと例えられたことから「帆立貝」という名前がついたそうです。貝のエキスが他の具材やご飯にも混ざり、とてもおいしく仕上がっています。 デザートのスイートポテトは、たくさんのさつま芋を使って作りました。さつま芋の甘みがたっぷり味わえるスイートポテトになっています。 12月9日の給食春雨スープ 牛乳 一口メモ 今日のスープには、透明な春雨が入っています。春雨の原料には、中国が産地の緑豆(りょくとう)という豆や、サツマイモやじゃがいものでんぷんが使われています。緑豆を使った春雨はとても細く、こしがあります。一方、芋を使ったものは、緑豆よりも太く、真っすぐなのが特徴です。給食では、芋のでんぷんの春雨を使っています。 春雨とよく似た食べ物にビーフンがあります。ビーフンは、米の粉から作られ、白い色をしています。 今日の給食では、春雨の他にチンゲン菜やえのきだけ、ニンジンなども入り、具だくさんのスープになっています。 12月8日の給食里芋と大根のそぼろ煮 ひじきとコーンのサラダ 牛乳 一口メモ 今日は、地元農家の吉田さんの畑で収穫された野菜をたくさん使った献立です。菜飯の大根の葉やそぼろ煮の大根とにんじん、サラダのにんじんとキャベツがそうです。 菜飯は、青々とした大根の葉を細かく刻み、油でいためて味付けし、ご飯に混ぜています。大根の葉は、とても栄養価の高い野菜です。風邪の予防に有効なビタミン類や、骨や歯を丈夫にするカルシウムなどがたくさん含まれていて、普段食べている白い部分よりも栄養が豊富です。葉のシャキシャキの食感も味わいながら食べられるように作ってあります。 12月7日の給食ホットサラダ 牛乳 一口メモ 今日は、練馬区の小・中学校で練馬大根をいただく、「練馬大根一斉給食の日」です。昨日の日曜日、練馬区にある畑で行われた「練馬大根引っこ抜き大会」で引き抜かれた大根が給食に提供されています。 練馬大根は、昔、練馬を代表する野菜でした。しかし、他の大根に比べて細長く、引き抜くのがとても難しいことや、大根がかかる病気になってしまったことから、60年ほど前には栽培されなくなってしまいました。 しかし平成に入り、農家の人々が練馬の伝統野菜を復活させようと、再び栽培を始めるようになりました。この練馬大根の一斉給食も、もう10年以上続く取り組みになっています。毎年農家の方々が練馬の子ども達においしく食べてもらおうと、大切に育ててくださっています。今日は、たくさんの練馬大根を使って練馬スパゲティを作りました。 また、3年生の廊下に、練馬大根や珍しい大根を展示しています。 12月4日の給食魚のチリソース 華風野菜 ニラと卵のスープ 牛乳 一口メモ 今日の魚は、「メルルーサ」という白身の魚です。給食では、時々登場する魚ですが、ヨーロッパのスペインでもよく好まれている魚です。このメルルーサという名前も、スペイン語からつけられています。 日本では、今から60年ぐらい前から食べられるようになり、ファストフードのフィッシュバーガーの材料にも使われています。 今日は、から揚げにした魚に、ケチャップや豆板醤で作ったピリ辛のチリソースをかけました。メルルーサのくせのないあっさりした味に、チリソースがアクセントになっています。 12月3日の給食ボルシチ 果物(紅まどんな) 牛乳 一口メモ 今日は、ソフトフランスパンに蜂蜜とマーガリンを塗った「ハニートースト」の献立です。 蜂蜜は、ミツバチが集めた花の蜜をいいます。砂糖と同じような甘さがありますが、花の種類によって香りが違ったり、砂糖よりも体に良い成分が含まれています。 今日の果物は、「紅まどんな」という品種の柑橘類です。2005年に愛媛県で品種登録された、まだ新しい果物です。ちょうど今が出荷の時期になります。ゼリーのような、とろんとした食感と甘さが特徴です。 12月2日の給食ごぼう入りドライカレー オニオンスープ 牛乳 一口メモ 今日のカレーは、ごぼうがたくさん入ったドライカレーです。ごぼうは、土の中で根っこが長く成長する野菜です。料理で使うには、土を落とし、ごぼうの皮を包丁の背中でこそげ落としてと、とても手間がかかります。 きんぴらごぼうは、ごぼうを使った料理で一番有名かもしれません。ごぼうは、とても香りがよく、汁物に入れると味を引き立ててくれます。また、お腹の掃除をしてくれる食物繊維も野菜の中では一番多く含まれています。とても優れた野菜ですが、食用にしているのは日本だけだそうです。 今日は、ごぼうのシャキシャキの食感と香りを感じながら食べられるドライカレーにしています。 12月1日の給食おでん 根菜チップス 牛乳 一口メモ 今日は、寒い日においしく感じる料理、「おでん」の献立です。 おでんの材料には、魚のすり身から作られる「練り製品」がたくさん入っています。ちくわ、はんぺん、さつま揚げ、つみれなどです。 おでんの始まりは、室町時代の串に刺した豆腐のみそ焼き(豆腐の田楽)であると言われています。その後、味噌で煮込むようになりました。江戸時代の終わりにしょう油が普及すると、しょう油とだし汁で煮込む現在のようなおでんに変化していったそうです。 おでんには、具材のいろいろな旨味が重なって、おいしい味がしみ込んでいます。 |
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