3月17日の給食ピクルス フルーツポンチ 牛乳 一口メモ 今日は、カレーライスの添え物として、洋風の漬け物「ピクルス」を作りました。ピクルスは、酢や砂糖、塩で作ったつけ汁に、いろいろな野菜を漬け込んで作ります。今日は、小さく切った大根ときゅうり、そして赤と黄色のパプリカを使っています。 酢の酸っぱさが苦手という子もいるかもしれませんが、今日は酢を加熱して、酸っぱさをとばして食べやすくしています。野菜の食感も感じながら、カレーライスと一緒に食べることができます。 デザートは、6年生からのリクエストが多かった「フルーツポンチ」にしました。 3月16日の給食さばのみそ煮 五目豆 うすくず汁 牛乳 一口メモ 今日の副菜の「五目豆」は、大豆を昆布や鶏肉、野菜と一緒に煮ものにしました。大豆は「畑の肉」とも言われるように、体をつくるもとになるたんぱく質が豊富に含まれています。また、昆布やれんこん、ごぼうといった野菜や海藻には、食物繊維というお腹の掃除をして体の調子を整える働きがあります。 少し前の日本の食事には、このような大豆や海藻を使ったおかずがよく登場していました。多めに作って何度かの食事で食べる「常備菜」とも言われている料理です。 今の小学生には、どちらかというと人気のないおかずかもしれません。今日は、鶏肉のだしや、野菜の旨味がそれぞれの材料にしみ込んで、良い味に仕上がっています。 3月15日の給食家常豆腐(チャージャンドウフ) わかめサラダ 牛乳 一口メモ 今日は、厚揚げと豚肉、野菜を炒め、ピリ辛のみそ味で味付けした「家常豆腐」の献立です。中国の家庭料理の一つで、家でよく作る豆腐料理ということで、このような名前がついています。 日本では厚揚げで作るのが一般的ですが、中国では豆腐を油で揚げることで豆腐の水分が抜け、栄養がぎゅっと濃縮されます。しかし、そのまま使うと揚げた油が残り味にも影響があるため、熱湯をかけて周りの油を落としてから使うとおいしく食べることができます。 今日の家常豆腐には、にんじんやキャベツ、たけのこというように、野菜もたくさん使われています。 3月12日の給食ボルシチ くだもの(いちご・はるみ) 牛乳 一口メモ 今日の給食は、6年3組の家庭科の授業で考えられた献立です。 ボルシチは、豆や肉、野菜などのたくさんの食材が使われていて栄養満点です。きなこ揚げパンとボルシチという給食の人気メニュー同士を組み合わせました。 また、果物は、「いちご」と「はるみ」です。「はるみ」は、みかんの仲間の柑橘類で、ビタミンや食物繊維などの栄養素が含まれています。これらは、お腹の調子を整えたり、疲労回復や視力を正常に保つなど、成長期の子ども達には欠かせないものです。 甘いきなこ揚げパンと味のしっかりしたボルシチを食べた後に、さっぱりとしたデザートの果物を組み合わせています。 3月11日の給食マンダイのかりんとう揚げ ひっつみ汁 牛乳 一口メモ 今日は、東日本大震災の発生から、ちょうど10年目にあたります。田柄小学校の子ども達の多くがまだ生まれる前の災害ですが、震災からの復興はまだ途中です。また、この震災を教訓として、私たちも災害に備えた生活を心がけなければなりません。そこで今日の給食は、復興支援と震災を忘れないために、東北地方に関連する献立にしました。 「マンダイのかりんとう揚げ」は、宮城県の海で獲れた魚「マンダイ」を使っています。「マンダイ」は、よく知られている「マンボウ」のことです。角切りにして下味をつけ、から揚げにし、甘辛いたれをからめています。 汁物の「ひっつみ汁」は、岩手県の郷土料理です。具だくさんの汁に、小麦粉と水をこねて作った団子が入っています。名前の由来は、団子の生地を一口の大きさにひっつまんで汁に入れることから、「ひっつみ汁」と呼ばれるようになったそうです。 地震の直後は、十分に食事が食べられない人も多くいました。温かい食事が食べられることにも感謝して、東北地方の料理を味わっていただきたいと思います。 3月10日の給食パリパリワンタンサラダ 牛乳 一口メモ 今日のサラダは、キャベツやきゅうり、にんじんに、すりおろした玉ねぎが入ったドレッシングで味付けをしています。トッピングには、細く切って油でカリッと揚げたワンタンの皮を乗せました。野菜とワンタンの皮は、別々に各教室に届けたので、パリパリの食感を味わうことができます。 ワンタンの皮やぎょうざの皮、シュウマイの皮のどれも小麦粉で作られているので、なかなか区別がつきにくくなっています。でも、それぞれ調理方法の違いがあっても、おいしく食べられるように材料や形、厚さなどに少しずつ違いがあります。家庭でぎょうざやシュウマイを作ることがあったら、ぜひ比べてみてください。 3月9日の給食豚肉の生姜炒め ホットサラダ 牛乳 一口メモ 「豚肉の生姜炒め」は、豚肉を玉ねぎやにんじん、キャベツと炒め、生姜のきいたしょうゆ味のたれで味付けしています。 豚肉は、給食でもよく使う肉です。体をつくる基になる「たんぱく質」がたくさん含まれていることと、疲労回復ビタミンとも言える「ビタミンB1」が他の肉に比べて多く含まれているからです。 ビタミンB1は、玉ねぎやニラ、にんにくなど、においの強い野菜と一緒に食べると、より体への吸収が良くなります。豚肉の料理には、ぜひ玉ねぎなどの野菜を一緒に使ってみましょう。 3月8日の給食焼きししゃも キャベツの旨味漬け 牛乳 一口メモ 今日は、鹿児島県の郷土料理「奄美の鶏飯」について紹介します。 鹿児島県の奄美地方は、九州本土よりさらに南に位置する島です。昔は、九州の本土から役人さんが島の人々の働きぶりなどを視察にやってくることがありました。その時、島の人々が役人さんをもてなすために作ったのが、この料理だったそうです。 鶏肉、たまご、しいたけ、緑の野菜や島の特産品のパパイヤで作った漬物などを彩りよくご飯の上に乗せ、だしのきいたスープをかけていただきます。 給食では、パパイヤの漬物の代わりに、たくあんを使っています。スープの中にご飯を入れて食べるようにします。 3月5日の給食キッシュ 野菜スープ 牛乳 一口メモ 今日の給食は、6年2組の家庭科の授業で考えられた献立です。 献立の「キッシュ」について紹介文が届いているのでお伝えします。 「主菜に選んだキッシュは、卵の中にたくさんの具材が入っていて、色鮮やかになります。そして、チーズを入れることでみんなが食べやすくなり、さらに血液や筋肉をつくったり、骨を強くしたりしてくれる効果もあります。」 彩りもよく、野菜もたくさんとれ、丈夫な体が作れる献立になっています。 3月4日の給食魚のごま味噌焼き 大根のゆかり和え ちくわぶ汁 牛乳 一口メモ 今日の献立は、ご飯に魚のおかずと野菜のおかず、そして汁物の組み合わせという和食の献立になっています。 今日の魚は、長崎県の海で獲れた「さわら」を使っています。さわらは、大きさによって名前が「さごし」「なぎ」「さわら」と変わることから、「出世魚」と呼ばれています。今日は、味噌と砂糖、ごまを合わせたたれを魚にぬって焼きました。味噌が魚の生臭さを消してくれています。 和食の献立は、昔から日本人が食べてきた食事のスタイルで、健康にも良いことから、世界でも注目されています。いろいろな国の料理が食べられる現在も、ご飯を主食とした和食を大切に食べていくとともに、ずっと残していきたいものです。 3月3日の給食菜の花入り白玉だんご汁 ももゼリー 牛乳 一口メモ 今日、3月3日は、ひな祭りです。ひな祭りは、女の子の健やかな成長と幸せを願う行事です。平安時代の頃、紙で作った人形を川や海に流し、悪いものを追い払う風習があり、それがひな祭りの始まりとされています。 そこで、今日の給食は、ひな祭りにちなんだ献立にしています。ひな祭りによく食べられる料理がちらし寿司です。えびやれんこんなど、縁起の良い食材が使われます。給食では、うなぎによく似た「穴子」のかば焼きをちらし寿司に混ぜた「穴子ちらし寿司」を作りました。 また、白玉だんご汁には、季節の食材の「菜の花」が彩りに入っています。少し苦みがあるのが菜の花の特徴です。 さらに、ひな祭りは「桃の節句」とも言われることから、デザートはもものゼリーにしました。ももの香りや甘さを味わえるように作りました。 3月2日の給食ジャーマンポテト コーンチャウダー 牛乳 一口メモ 今日は、6年生からのリクエストが多かった「ハニートースト」の献立です。マーガリンとはちみつを合わせてパンに塗り、オーブンでふんわりと焼きました。砂糖とは違うはちみつの香りや甘みを感じながら食べられるようになっています。 チャウダーは、アメリカのスープの一種で、野菜に魚介類やじゃがいも、ベーコン、牛乳などを入れて煮込んだ具だくさんのスープです。今日は、あさりやインゲン豆のペーストを使用する予定でしたが、食材の納品が遅れたため、コーンや鶏肉、にんじん、玉ねぎを使ったチャウダーにしました。 3月1日の給食白身魚のネギソース 野菜とじゃがいもの煮物 牛乳 一口メモ 今日は、黄色いプチプチとしたもちきびを米に混ぜて炊いた「きびご飯」の献立です。 きびは、米と同じイネ科の植物で、粟・豆・米、麦と並んで、五穀の一つとされています。昔話の桃太郎が鬼退治に持って行ったきび団子は、このきびから作られています。 きびは秋に花が咲き、実がなります。実の色が黄色いことから、「黄実(きみ)」「きび」という名前がついたと言われています。 きびには、白い米に不足している栄養素がたくさん含まれています。体の調子を整えてくれるビタミンや、お腹の中を掃除する食物繊維、体のすみずみへ酸素を届けて元気に活動できるようにしてくれる鉄分などがあります。きびのもちもちした食感を感じながら食べられるようにしました。 2月26日の給食白身魚のパン粉焼き ポテトマカロニスープ 牛乳 一口メモ 今日のパン粉焼きに使用している白身魚は、「ホキ」という魚です。日本の南に位置するニュージーランド近くの深い海にすんでいる魚です。お店ではあまり見かけない魚ですが、ファストフードのフィッシュバーガーや、お弁当の魚フライなど、加工用によく使われています。 今日は、きつね色に焼いたパン粉に、パセリとチーズを混ぜたものを魚の上に乗せて焼きました。魚のやわらかさとパン粉のカリッとした食感を味わえるように作りました。 スープには、米の粉でできているモチモチのマカロニが入っています。ハートの形をしています。 2月25日の給食根菜チップス 牛乳 一口メモ 今日の根菜チップスは、かぼちゃとれんこん、さつまいもの3種類の野菜や芋を使っています。それぞれを薄く切って、少し低めの160度くらいの温度の油で揚げました。 かぼちゃには、風邪を始めとして、病気を予防するカロテンという栄養がたくさん含まれています。カロテンは、油と一緒に調理するとさらに吸収がよくなるので、今日のような調理法が適しています。 また、さつまいもを煮たり焼いたりした時はやわらかい歯ごたえですが、カリッと揚げると噛み応えも出てきます。 味付けは、塩を少し振っただけなので、それぞれの素材の味や食感を味わって食べることができます。 2月24日の給食もずくスープ くだもの(デコポン) 牛乳 一口メモ 今日のくだものは、今が旬のデコポンです。デコポンは、もともと熊本県の試験場で清見オレンジとポンカンをかけ合わせて生まれた果物です。熊本県にゆかりのある「不知火(しらぬい)」という名前がついていますが、その中でも特に甘いもの(糖度13度以上で、クエン酸1%以下のもの)だけを「デコポン」と言うことができます。 見た目は頭のてっぺんがぽこっとふくらんでいるのが特徴です。少し厚めの皮も簡単にむくことができます。果汁たっぷりの季節の味を楽しむことができます。 2月22日の給食豚肉の三州煮 梅のり和え 牛乳 一口メモ 今日のご飯は、大豆の入ったわかめご飯です。給食でも人気のわかめご飯に大豆を加えることで、体をつくる基になる栄養素たんぱく質や、お腹の中を掃除する食物繊維がたくさんとれます。また、少し固めの大豆は、よく噛んで食べることによって、栄養の吸収も良くなります。大豆の味が感じられるように、よく噛んで食べるように指導しています。 豚の三州煮は、豚肉の他に、いかや厚揚げ、玉ねぎ、にんじん、こんにゃく、シイタケなど、いろいろな種類の食材が入った煮物です。本来は愛知県の特産品の豆味噌を使いますが、給食ではしょうゆで味付けし、仕上げに一味唐辛子を加えて少しピリッとした味付けにしています。 2月19日の給食手作りみかんジャム カラフルポテト ミネストローネ 牛乳 一口メモ 今日は、給食室でみかんジャムを作りました。みかんの缶詰とオレンジジュース、砂糖を煮詰めて作りました。ジャムは、りんごやいちごなどの果物と砂糖でも作ることができます。これは、果物に含まれるペクチンという物質が果物の酸と砂糖で、ゼリーのように固まる性質があるからです。 給食では、一度にたくさんの量を作るので、コーンスターチというとうもろこしのでんぷんも加えて、固まりやすくしています。 みかんのつぶつぶや香りを感じながら、パンと一緒においしく食べられるように作りました。 2月18日の給食ほっけの文化干し焼き 野菜の煮物 きゅうりのもみ漬け 牛乳 一口メモ 今日の魚は、「ほっけ」という魚です。漢字で書くと、「魚へんに花」と書き「𩸽」となります。ほっけの赤ちゃんが群れで水面に向かって泳ぐ様子が花のようにきれいに見えることから、このような漢字になったそうです。 ほっけは、北海道より北の寒い海にすんでいます。すぐに鮮度が落ちてしまうので、北海道以外の地域では、このような干物にして全国各地に届けられています。文化干しは、開いた魚に冷たい風をあてて干物にします。干物にすることで、魚の旨味がギュッと濃縮され、おいしさが増します。ほっけには、細い骨があります。はしを上手に使って、骨をはずして食べるように指導しています。 2月17日の給食フレンチサラダ いちご 牛乳 一口メモ 今日のくだものは、今が旬のいちごです。風邪を予防するビタミンCがたくさん含まれていて、7粒位で1日に必要なビタミンCがとれてしまうほどです。いちごは、栃木県や福岡県、熊本県で多く栽培されています。 日本に伝えられたのは、江戸時代の終わり頃の今から160年ほど前です。その頃は、食用ではなく飾って観賞するものでした。その後、アメリカやイギリスから伝えられたものが食用として品種改良され、今のようないちごになりました。 今日のいちごは、「やよいひめ」というかわいい名前がついた種類のいちごです。 |
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