7月22日の給食蝦仁(シャーレン)豆腐 わかめスープ 牛乳 一口メモ 「蝦仁(シャーレン)豆腐」は、えびや豆腐と野菜の中華風あんかけです。「蝦仁」は、中国語で「えび」を表しています。えびは腰が曲がっていることと、ひげが長いことから老人に例えて、長生きの縁起の良い食べ物と言われています。 世界には、約3000種類ものえびがいますが、特に日本人はえびが好きなようです。 今日は、豆腐や野菜がたっぷりで、えびは少なめですが、ご飯とちょうど良く合い、一緒に食べられるようになっています。 7月21日の給食さんまのかば焼き 夏のみそ汁 牛乳 一口メモ 今日は、「土用の丑の日」です。土用というのは、季節の変わり目の立春、立夏、立秋、立冬の前の18日間を言います。この間の丑の日を「土用の丑の日」と言います。 特に、8月の立秋の前、7月の土用の丑の日には、ウナギを食べることが昔からの風習になっています。暑い季節に栄養たっぷりのウナギを食べて、夏バテせずに過ごせるようにと考えられました。 ウナギは値段が高い魚なので、給食では秋刀魚(さんま)を使ってかば焼きを作りました。こちらも血液をサラサラにする効果があったり、脳の働きをよくする効果があったりする魚です。甘辛いたれがからんだ魚とご飯をしっかり食べて、夏バテが予防できるようにしました。 みそ汁には、夏の野菜である「ナス」と「とうがん」、「さやいんげん」が入っています。 7月20日の給食カリカリベーコンサラダ 牛乳 一口メモ 今日は、大根とツナを使った「練馬スパゲティー」の献立です。 冬の時期であれば、旬の練馬大根を使って作りますが、今日は青首大根を使って作っています。今日一日で、全校児童分で79kg、48本の大根を使いました。 家のお手伝いで大根おろしをしたことがある人は分かると思いますが、なかなか大変な作業です。もちろん、給食室では機械を使ってすりおろしていますが、48本の大根では30分位かかりました。 その後は、大きな釜で調味料と一緒に煮込んで、大根おろしの辛みをとばし、やわらかな味に仕上げています。 7月17日の給食ゆでとうもろこし トマトスープ 牛乳 一口メモ 今日のとうもろこしは、吉田農園さんで作られたとうもろこしです。 吉田さんが朝5時から畑で収穫し、届けてくださいました。そして、1年生が教室でていねいに皮をむき、給食室でゆでました。 吉田さんのお話では、今年は雨の日が多く、太陽の日差しが少なかったために、思ったように実が入らずに苦労されたそうです。また、とうもろこのひげは、実の一つ一つにつながっていて、ひげの本数と実の数が一緒になるそうです。お店で買う時は、ひげがたくさんついているものを選ぶと良いと教えていただきました。 今しか味わえない季節の野菜をおいしくいただくことができました。 7月16日の給食白身魚の甘酢あん むらくも汁 牛乳 一口メモ 今日は、「たら」という白身魚を油で揚げて、野菜の入った甘酢あんをかけました。 甘酢あんに使われている調味料のひとつ「酢」は、世界で最も古くからある調味料です。日本では、お寿司や酢の物など、日本料理には欠かせません。酢の成分には、食べ物が傷むのを防いだり、体の疲れを和らげるはたらきがあります。 酸っぱい味が苦手な子にも食べやすいように、今日の甘酢あんは玉ねぎの甘みや砂糖も加えてあります。 7月15日の給食焼きししゃも きくらげ入り野菜スープ 牛乳 一口メモ 今日の焼きししゃもは、頭からしっぽまで全部食べることができます。骨を丈夫にする栄養素「カルシウム」がたくさん含まれています。 成長期の子ども達にとって、カルシウムはとても大切な栄養素です。給食に牛乳が毎日ついているのも、カルシウムをしっかりとってほしいからです。 それでもまだカルシウムが足りないので、「ししゃも」や「しらす」など、骨まで全て食べられる魚が給食に使われています。 7月13日の給食豚汁 浅漬け 牛乳 一口メモ 今日のご飯は、甘辛い焼き鶏と炒り卵が入った「焼き鶏ご飯」です。焼き鶏のたれは、しょう油や酒、水あめと、茶色い結晶の大きな「中ざら糖」という砂糖を使って作りました。「中ざら糖」は、白砂糖に比べてコクや風味があり、煮物などに使われる砂糖です。給食でカレーを作る時は、これで作ったカラメルを入れています。 主食の焼き鶏ご飯に野菜が使われていないので、汁物と漬物で野菜がしっかりとれるようにしています。具だくさんの「豚汁」と、生姜がほんのり香る「浅漬け」を献立にしました。 7月10日の給食ホキのチリソース ABCマカロニスープ 牛乳 一口メモ 今日は、白身魚の「ホキ」を油で揚げて、ピリッと辛いチリソースをかけた「ホキのチリソース」の献立です。ねぎやしょうがといった、香りの強い野菜を炒めてから、砂糖やケチャップを加えてチリソースを作ります。ピリッと辛いのは、そら豆と唐辛子から作られている「豆板醤(トウバンジャン)」が入っているからです。ホキという魚はあっさりとした味の魚ですが、チリソースをかけることで、ご飯が進む味に変わります。 スープには、アルファベットのマカロニが浮かんでいます。子ども達は、どんなアルファベットが入っているかを探しながら食べていました。 7月9日の給食麻婆なす豆腐 ゆで枝豆 牛乳 一口メモ 今日の枝豆は、吉田農園さんの枝豆です。雨の中、朝から吉田さんが枝豆を収穫し、2年生が1時間目にさや取りをしてくれました。 枝豆は、収穫してゆでるまでの時間が短ければ短いほど甘くておいしくいただくことができます。きっと今日の枝豆は、どこの枝豆よりも一番おいしくいただけるはずです。 おいしい枝豆を大切に育ててくださった吉田さん、さや取りをした2年生、枝豆を洗ってゆでてくださった調理主事さん、たくさんの人の手がかけられて給食として提供されています。枝豆をしっかり味わって食べたいと思います。 7月8日の給食コーンチャウダー 牛乳 一口メモ 今日のスープは、「コーンチャウダー」です。チャウダーはアメリカで生まれた料理です。同じ牛乳を使うホワイトシチューに比べてサラッとしていて、スープのとろみが少なく、具も小さめに切ってあります。中に入る具によって種類もたくさんあります。 今日は、夏の野菜「とうもろこし」が入ったコーンチャウダーにしました。とうもろこしの黄色、にんじんのオレンジ、パセリの緑と鮮やかな野菜の色も目で楽しみながら食べられるようにしています。 7月7日の給食七夕汁 お星さまゼリー 牛乳 一口メモ 今日の給食は、七夕にちなんだ献立です。酢飯にたくさんの具を混ぜた五目ずし、そうめん入りの七夕汁、星形のナタデココとパイナップルが入ったお星さまゼリーです。 七夕の行事食には、そうめんを食べることが多いです。これは、七夕の伝説の織り姫がつむぐ糸や、天の川をイメージしてそうめんを使っているからです。その始まりは、今から1000年以上前の平安時代に、小麦やお米の粉を練って縄のようにした「むぎなわ」と呼ばれるお菓子を七夕にお供えしたのが始まりだそうです。 今日はあいにくの空模様ですが、給食を通じて七夕の雰囲気を味わえるようにしました。 7月6日の給食鮭の黄金焼き 冬瓜(とうがん)と大根のそぼろあんかけ 牛乳 一口メモ 今日は、季節の野菜「冬瓜」を使った献立です。冬瓜は、スイカと同じ「ウリ科」の植物で、夏に収穫したものが冬まで保存できることから「冬瓜」と呼ばれています。ラグビーボールのような形をしていて、緑色の皮をむいて使います。 今日のそぼろあんかけには、よく似た大根も一緒に入っています。区別がつくように、冬瓜は少し大きめに切ってあります。味や食感の違いを比べながら食べられるようにしました。 7月3日の給食太平燕(タイピーエン) 牛乳 一口メモ 今日の給食では、九州地方の特産品の「高菜」とひき肉を炒めてそぼろを作りました。 高菜は、小松菜と同じアブラナ科の植物です。葉や茎には、辛子と同じ成分の辛みがあります。高菜漬けのように、漬物にして食べられることが多いです。高菜とひき肉の他にも、凍り豆腐やこんにゃく、ごまなどのたくさんの食品が入っています。 具だくさんの汁物「太平燕」も、九州の熊本県の郷土料理です。この料理は、中国から伝わってきたとされ、本場の中国ではアヒルの卵が入っているそうです。日本では、アヒルの卵の代わりににわとりの卵を油で揚げたり、ウズラの卵が使われたりします。 7月2日の給食魚のさんしょう焼き かみなり汁 牛乳 一口メモ 今日のご飯は、ニンジンやごぼうと一緒に煮つけたたこが入った「たこめし」です。 昨日は、夏至から数えて11日目にあたる「半夏生(はんげしょう)」でした。特に関西地方では、昔から半夏生にたこを食べる風習があります。ちょうどこの時期は梅雨のさなかで、田んぼの稲が雨で流されないようにと願いを込めて、たくさんの吸盤をもつたこを食べるようになったと言われています。 また、たこには疲れを回復させる「タウリン」という成分がたくさん含まれています。これからの暑い季節にはぴったりの食べ物です。 7月1日の給食ミネストローネ 牛乳 一口メモ 今日のスープは、たくさんの具が入った「ミネストローネスープ」です。イタリアの家庭料理の一つですが、日本でもすっかりおなじみのスープになっています。 スープに入る具に決まりはなく、冷蔵庫に残っているものは何でも使えます。ミネストローネによく使われる野菜は、トマトです。夏が旬の野菜のトマトには、「リコピン」といって、病気を予防する成分がたくさん含まれています。リコピンは、料理をしても壊れることはなく、今日のスープの中にもたくさん溶け込んでいます。 6月30日の給食ごまみそ汁 牛乳 一口メモ 今日の「さんまご飯」には、カラッと揚げて甘辛いたれをからめたさんまが混ざっています。さんまと言えば秋の味覚を代表する魚ですが、冷凍技術が進歩し、一年中お店で販売されている魚となっています。 さんまの脂には、血液をサラサラにして病気を予防する働きや、学習効果を高める働きがあります。子ども達にたくさん食べてほしい魚です。甘辛いたれがからんで、ご飯が進む味つけになっています。 6月29日の給食ダンプリングスープ 牛乳 一口メモ 今日のスープは、もちもちのお団子が入った「ダンプリングスープ」です。「ダンプリング」は、英語で小麦粉を練ってゆでたお団子のことを言います。日本の「すいとん」や中国の「ぎょうざ」、イタリアの「ニョッキ」なども「ダンプリング」の仲間と言えます。今日は、小麦粉の他にお米から作る白玉粉を混ぜて、もちもちの食感を出しました。 今日から牛乳パックのリサイクルが始まりました。2月の試行期間とは方法が変わり、自分のパックは自分で洗って開くことになりました。流しが混雑しないように、順番を守って行うように指導します。 6月26日の給食肉団子入りみそ汁 牛乳 一口メモ 今日は、焼いた鮭とわかめの混ぜご飯の献立です。大きな鮭の切り身を給食室で焼き、調理主事さん達が細かくほぐしてご飯に混ぜました。骨がないように気を配ってほぐしてあります。 今日の鮭は、「銀鮭(ぎんざけ)」と言い、日本からはるか遠い南アメリカ大陸にあるチリという国の海でとれた魚です。体の表面が銀色に見えることから、「銀鮭」と言われています。 梅雨のはっきりしない天気が続いています。しっかり給食を食べて、体調を整えていけるようにさせたいと思います。 6月25日の給食ベジマカロニスープ 牛乳 一口メモ 今日は、「ホキ」という魚のフライをパンにはさんだ「フィッシュバーガー」の献立です。今までのフィッシュバーガーは、自分でパンに魚のフライをはさんでいました。でも、今日は手でパンを触らずに食べられるように、給食主事さん達が一つずつパンにフライをはさみ、ビニール袋に入れています。 スープには、たくさんの野菜やタイヤの形をした「ホイールマカロニ」、オレンジ色の小さな丸い豆「レンズ豆」が入っています。マカロニやレンズ豆など、どんな野菜が入っているのかを確かめながら味わわせたいと思います。 6月24日の給食牛乳 一口メモ 今日は、練馬区のキャベツを区内の小・中学校でいただく、一斉給食の日です。東京23区の中で畑の面積が一番広い練馬区で、最も多く栽培されている野菜が「キャベツ」です。 3月の終わりに農家のみなさんが苗を植え、大切に育ててくださいました。田柄小学校には、40kg、27個の大きなキャベツが届きました。 今日は、豚肉や厚揚げと一緒に炒めて、甘辛い味噌味のホイコーローに調理しています。農家のみなさんに感謝の気持ちをもって、残さずに食べてもらいたいと思います。 |
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