6月12日の給食キャレットドレッシングのサラダ 牛乳 一口メモ ハヤシライスの名前の由来は、早矢仕さんという人が考えた料理だからという説もありますが、「ハッシュドビーフ・ウィズ・ライス」が変わって「ハヤシライス」になったとも言われています。 「ハッシュ」とは、細かく切ることや細かいものという意味があります。ハヤシライスには、薄切りの牛肉が入っています。(今日の給食では、豚肉を使用しています。) おいしく作るポイントは、玉ねぎをあめ色になるまでよく炒めることです。そして、小麦粉と油が茶色くなるまでじっくりと炒めて作るブラウンルーです。ブラウンルーは、焦げないように作るのがとても難しいので、調理員さんたちの腕が光る料理の一つになっています。 6月11日の給食カミカミ鶏つくね キャベツの味噌ドレサラダ けんちん汁 牛乳 一口メモ けんちん汁は、具だくさんで野菜がたっぷりとれるので、給食ではよく登場するメニューの一つです。では、けんちん汁に必ず入っている材料は何でしょうか? (1) 鶏肉 (2) にんじん (3) 豆腐 答えは、(3)の豆腐です。けんちん汁の始まりは諸説ありますが、昔、鎌倉のお寺の偉いお坊さんが、弟子が落としてしまった豆腐を無駄にしないように、野菜と一緒に煮込んだのが始まりと言われています。精進料理なので、もともと肉は入っていませんでしたが、給食では栄養価アップのために鶏肉を入れています。 6月10日の給食野菜の梅かつお和え なめこ汁 牛乳 一口メモ 今日の6月10日は、「入梅」です。暦の上での梅雨入りの日です。地域や年によって、入梅と実際の梅雨入りの日が違う場合が多いです。しかし、現在のように天気の情報がない昔の人たちは、この入梅を目安に田植えを行っていたそうです。雨が多く降る梅雨の季節を知ることが、田植えを決めるために重要だったのです。 入梅も梅雨も、「梅」という字が使われています。これは、この時期に梅の実が熟すことと関係しています。また、この時期に水揚げされる鰯(いわし)は、「入梅鰯」と呼ばれ、脂がのっていておいしいと言われています。 そこで今日の給食では、入梅にちなんで鰯を使った「いわしのひつまぶし」と、練梅を使った「野菜の梅かつお和え」を作りました。季節の献立を楽しめるようにしています。 6月6日の給食サバの味噌煮 切り干し大根のサラダ 五目汁 牛乳 一口メモ 今日は、サバの味噌煮を作りました。家庭でサバの味噌煮を作る時は、浅い鍋を使って作ることが多いと思います。しかし、給食では大量に作らなければならないので、給食室の大きなオーブンを使って作っています。 鉄板にサバを並べて、味噌やみりん、しょう油などの調味料、魚の臭みを消すための生姜を入れて、オーブンで20分ほど加熱したらでき上がりです。しっかりと味がしみ込んでいて、ふっくらとした仕上がりになっています。ご飯にぴったりの味付けです。 サバには、頭の働きをよくするDPAやEPAという栄養素が多く含まれています。この栄養素は、人の体の中では作ることができません。ですから、サバなどの魚から摂ることが大切です。 6月5日の給食ねり丸キャベツのポトフ キャベーキ 牛乳 一口メモ 今日は、練馬産キャベツの「ねり丸キャベツ」をたっぷり使った献立になっています。練馬区と地域の農家さんの協力で、前日に収穫されたばかりのキャベツを学校にたくさん届けていただきました。農家のみなさんが大事に育ててくれたキャベツなので、残さず食べてもらえるように心を込めて調理しました。 キャベーキは、なんとキャベツが入ったケーキです。キャベツをみじん切りにしてゆでて、水気を絞ってからケーキの生地に混ぜ、オーブンで焼きました。キャベツのケーキの味はどうだったか、家庭に帰ってどのように伝えるか楽しみです。 6月4日の給食シシャモの青のり焼き ごぼうと大豆の甘辛揚げ 根菜たっぷり味噌汁 牛乳 一口メモ 6月4日〜10日は、歯と口の健康週間です。歯と口は、食べ物を食べたり飲んだりする他に、呼吸をしたり話をしたりと、生きていくうえでとても重要な役割をしています。歯と口の健康を保つには、歯みがきはもちろん、よく噛んで食べることがとても重要です。 今日の献立には、たくあんやシシャモ、根菜、揚げた大豆など、歯ごたえがある食材をたくさん使用しています。よく、「一口で30回噛むと良い」と言われています。しかし実際は、平均すると10〜20回くらい噛む程度で、とても少ない回数で食べている人が多いそうです。 30回噛んで食べているのか、いつもどのくらいの回数噛んでいるのか、一度チェックしてみてください。 6月3日の給食豆腐と青菜の味噌汁 オレンジ 牛乳 一口メモ 今日は、かき揚げに甘辛いタレをかけてご飯にのせていただく「かき揚げ丼」を作りました。かき揚げには、イカやコーン、にんじん、玉ねぎ、ちくわ、インゲンと、6種類の食材を使いました。「かき揚げ」という名前は、「かき混ぜて揚げる」ことからきているそうです。 かき揚げを給食で作る時は、クッキングシートに一つずつ形を作り、シートごと油に入れて作っています。形が崩れやすいかき揚げを全校分作ることは、とても大変な作業です。 子ども達が、楽しくおいしく給食を食べられるようにと、調理員さんたちが工夫しながら給食を作っています。作っている人たちへの感謝の気持ちを大切にして給食がいただけるように、日々指導していきます。 5月31日の給食キャベツの塩昆布和え こしね汁 牛乳 一口メモ 明日は豊渓中学校の運動会があるので、運動会応援献立ということで「ソースカツ丼」を作りました。受験の前日や試合の前の日には、「勝つ」というげん担ぎで「カツ」を作り、活躍ができるようにと祈りをこめます。 ソースカツ丼は、群馬県の郷土料理の一つです。カツ丼というと、カツをだし汁で煮て卵でとじるのが一般的です。一方のソースカツ丼は、ソースをかけたカツをご飯の上にのせていただきます。ソースがしみた衣がおいしく感じられます。 こしね汁は、群馬県の名産であるこんにゃくやしいたけ、ネギが入った汁物です。それぞれの具材の頭文字をとって、「こしね汁」と呼ばれています。 5月29日の給食白身魚と野菜の炒め煮 田舎汁 牛乳 一口メモ おいしい和食を作るためには、おいしい出汁が欠かせません。給食でも、和食の時には必ず出汁を取っています。料理に合わせて、かつお節や昆布、さば節などを使い分けています。 クイズです。今日の田舎汁の出汁は、何を使っているでしょうか? (1) かつお節 (2) 昆布 (3) 煮干し 答えは、(3)の煮干しです。給食ではかつお節を使うことが多いですが、今日は煮干しを使って出汁を取りました。いつもの出汁と少し風味や味が違っているのが分かったと思います。 煮干しの頭とはらわたをきれいに取ってから使うと、風味よくおいしい出汁に仕上がります。 5月28日の給食ビーンズサラダ アンデスメロン 牛乳 一口メモ 今日のデザートは、アンデスメロンです。全部で33個の立派なメロンを学校に届けてもらいました。 甘くて香りがよくて、とてもジューシーなメロンです。メロンは実は、きゅうりやかぼちゃと同じ「ウリ科」の仲間で、5月から7月が旬の果物です。メロンは冷やし過ぎると味が落ちてしまうので、食べる1〜2時間前に冷蔵庫に入れるのがお勧めです。 クイズです。アンデスメロンの名前の由来は次のうちのどれでしょう? (1) 南米のアンデスメロンが原産だから (2) アンデス伯爵が品種改良をしたから (3) 「安心ですメロン」を略してアンデスメロンとしたから 答えは、(3)です。「作って安心、売って安心、食べて安心」から、アンデスメロンという名前で売り出したのが始まりだそうです。 5月27日の給食チーズダッカルビ トックスープ 牛乳 一口メモ 今日は、韓国料理の献立です。「トック」は韓国の食べ物で、うるち米で作る餅のことです。うるち米とは、いつも私たちがご飯として食べている米の種類です。日本の餅はもち米で作るので、もちもちとして伸びるのが特徴です。一方、トックはうるち米で作るので、餅のように伸びず、煮溶けません。 日本では、正月に餅が入った雑煮を食べます。同じように、韓国でもこのトックが入ったスープを食べるのが習わしになっているそうです。 5月24日の給食魚の田楽焼き 切り干し大根のうま煮 豚汁 牛乳 一口メモ 「田楽って、どんな料理?」と思った人が多いかもしれません。田楽は、もともとは串に刺した豆腐やこんにゃくに、味噌をつけて焼いた料理のことを言います。 「田楽」という名前は、昔行われていた豊作を祈るための「田楽舞い」が由来とされています。この「田楽舞い」には、白い袴を身に付けて、一本の棒に乗って飛び跳ねる踊りがあります。この様子が、豆腐を串に刺した形に似ていることから名付けられたそうです。 今日は、鯖に味噌をぬって、オーブンで焼いています。味噌には、香りを出すためのにんにく、ネギの他に、みじん切りの大豆を入れました。みじん切りの大豆の食感がアクセントになって、とてもおいしく仕上がりました。 5月23日の給食チキンチキンごぼう 牛乳 一口メモ チキンチキンごぼうは、山口県の学校給食から広まりました。山口県では、おなじみの料理だそうです。一口サイズの鶏のから揚げと、素揚げにしたごぼうを甘辛いタレでからめた料理です。今日はうどんと組み合わせましたが、ご飯にもよく合うおかずです。 始まりは、ある小学校の栄養士が「給食のレシピがマンネリ化している」と考え、各家庭のオリジナル料理を募集したところから生まれました。「チキンチキンごぼう」という名前は、子ども達がリズムよく覚えられるようにと付けたそうです。 旭町小が発祥になるようなお勧めの家庭料理があったら、ぜひ教えてもらいたいです。 5月22日の給食ぎょろっけ わかめスープ 牛乳 一口メモ 「ぎょろっけ」って何? と気になった方が多いかもしれません。ぎょろっけは、漢字で書くと「魚ろっけ」です。魚のすり身に、みじん切りにした玉ねぎやにんじんを混ぜて、パン粉をまぶして油で揚げた料理です。作り方や、見た目がコロッケに似ていることから、「ぎょろっけ」と名付けられました。 今日は、しょう油で味付けをしていますが、カレー風味や唐辛子を入れたピリ辛風味など、様々にアレンジしたぎょろっけもあります。佐賀県や山口県、熊本県付近のお店では、よく売られているおなじみの料理だそうです。 ふわふわの中身と、パン粉のカリッとした食感がとてもおいしいです。 5月21日の給食チリンドロン レモンドレッシングのサラダ オレンジ 牛乳 一口メモ 「チリンドロン」とはどんな料理? と思った人が多いかもしれません。チリンドロンは、スペインのアラゴンという地域でよく食べられている「トマト煮込み」の料理です。ちょっとおもしろい名前の料理ですね。 チリンドロンとは、もともとはトランプのゲームのことです。いろいろな野菜を入れるので、トランプのカードのようにカラフルになる料理ということから「チリンドロン」と呼ばれるようになったそうです。 今日の給食では、鶏肉や大豆、にんじん、玉ねぎが入り、具だくさんになっています。ターメリックライスと一緒に食べるとおいしいです。給食を通してスペインの料理が味わえる献立になりました。 5月20日の給食シシャモの味噌マヨ焼き ごぼうの中華和え いも煮汁 牛乳 一口メモ 今日は、白米にきびを混ぜて炊いた「きびご飯」の献立です。ご飯をよく見ると、黄色の小さい粒が混ざっています。きびを混ぜると、もっちりとした食感になります。また、きびには食物繊維や鉄分、たんぱく質などが白米に比べて多く、栄養価もプラスされることになります。 桃太郎の昔話に出てくる「きびだんご」は、きびの粉から作ったものです。桃太郎は、鬼退治に行く時に「きびだんご」を持っていきました。そして、栄養のある「きびだんご」をお供になったサルと犬、キジにも分けてあげて、無事に鬼を退治することができました。不思議な力のある「きびだんご」を一度味わってみたいものです。 5月17日の給食高野豆腐と大根の味噌汁 牛乳 一口メモ 高野豆腐は、しっかりと水切りした豆腐を適当な大きさに切って、寒い外に置いて冷凍させます。夜に凍った豆腐は、日中に溶け、水分が蒸発していきます。冷凍と蒸発を繰り返し、完全に水分を抜きます。こうしてでき上ったものが高野豆腐です。 スポンジ状になっているので、料理の味がよく染み込んでおいしくなります。また、原材料が大豆なので、たんぱく質を多く含んだ食品です。 高野豆腐1枚は、絹ごし豆腐の1/2〜1/3丁分だと言われています。大豆の栄養をぎゅっと凝縮しているのが分かります。 5月16日の給食つくね焼き 五目汁 牛乳 一口メモ 今日は、今が旬のグリンピースを混ぜた「グリンピースご飯」を作りました。グリンピースと言うと、苦手な子がいるかもしれません。よく使われているグリンピースは冷凍のものですが、今日は収穫したての生のグリンピースを使っています。生のグリンピースを楽しめるのは、この時期だけです。いつものグリンピースとはひと味もふた味も違う、おいしい豆の風味を味わいながらべることができます。 また、今日のグリンピースは、1校時に2年生がさやむきをしたものです。全校分のグリンピース15kgを一生懸命むいてくれていました。2年生のがんばりが込められたグリンピースご飯になっています。 5月15日の給食鶏肉のバーベキューソース 小松菜とコーンのソテー 春雨スープ 牛乳 一口メモ 春雨は、サラダやスープによく使われる食材です。春雨は、細長くて透明な見た目が「春の雨」に似ていることから「春雨」と呼ばれるようになりました。 では、春雨は何から作られているでしょうか? (1) 小麦粉 (2) 米 (3) 豆 答えは、(3)の豆です。給食では、緑豆と呼ばれる豆から作られた春雨を使っています。 他にも、「じゃがいも」や「さつまいも」から作られた春雨もあります。原料によって食感が異なり、いも類のでんぷんで作るとモチモチとした食感になります。一方、緑豆のでんぷんで作るとコシが強くなります。 5月14日の給食トマトのミートボールシチュー キャベツサラダ オレンジ 牛乳 一口メモ 「トマトのミートボールシチュー」は、トマトシチューの中に、手作りのミートボールやじゃがいも、にんじんなどの具材をたっぷり入れました。トマトの酸味が苦手という子がいるかもしれませんが、やや強火でしっかり煮込むことで解消します。酸味が飛んで、甘味が感じられるおいしいトマト料理になります。 トマトは、生で食べるだけでなく、トマト煮込みやスープなどの料理、ケチャップやソースなどの調味料にも使われる野菜です。一年間で食べられる量は、野菜の中で世界一と言われるほど世界中で親しまれています。 また、ヨーロッパでは、「トマトが赤くなるとと医者が青くなる」ということわざがあるほど、トマトには栄養がたっぷりあります。見た目にも鮮やかな赤色をしているので、見ているだけでも元気になりそうな感じがします。 |
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