12月11日(火)、4年生と5年生を対象に、人間国宝:柳家小さん師匠の孫弟子にあたる真打ち 柳家 福治師匠による「落語教室」がありました。日本の伝統芸能であり、世界に誇る話芸でもある落語を聞いたことのない児童もいます。今日は、3校時に4年生、4校時に5年生にそれぞれ落語の歴史や小道具についてご指導いただいた後、高座として一席「転失気」(てんしき)を聞かせていただきました。言葉の力だけでなく、その間合い、表情、仕草などから登場人物の様子を想像して、子どもたちはどちらの学年も抱腹絶倒、楽しそうに落語の世界に浸ることができました。昨今の平板な笑いではなく、日本の古典落語のもつ味わいのある「笑い」に関心をもち、落語を生で聞いてみようとする子どもたちが増えたことでしょう。