12月14日(金)、去る10日(月)が世界人権デーであったこともあり、5年生を対象に校長による「人権について考える」授業がありました。今日は、まず、4組と2組が授業を受けました。昨年度に引き続き、東京都人権啓発センターの方のご支援を得て、(株)電通様が作成した人権ポスター10枚の各々のキャッチコピーをもとに人権課題について考えてもらいました。例えば、「名前より先に( )を聞かないでください」の( )に入る言葉を考えます。( )には「国籍」が入りますが、それが在日外国人の方の声であるということに気付きます。授業では、個人で考え、グループで意見交換をし、全体の前でグループの考えを発表し合いました。東京都の人権課題である「子ども、障がい者、外国人」等々、また、「いじめ等の人権問題全般」についての考察を深めました。東京都人権啓発センターの方のお話にもありましたが、「人権」は子どもたちの生涯にわたってかかわってくる大切なテーマです。ぜひ、この学習をきっかけに「人権」について考え、人に対する優しさや思いやりにあふれた豊かな心を育んでいってほしいと思います。