さらに、「謡」のコーナーでは、佐川先生から「高砂」を教わりました。「高砂」は結婚式など、お祝いの席でよく謡われますが、どこでどのように声を上げ下げするのか、伸ばしたらいいのかといったことを教えていただきました。6年生は、お腹から声を出したり、歌詞の意味や音の高低などを考えたりしながら、姿勢を正して真剣に取り組んでいました。また、「能」における基本的な歩き方である「すり足」や手の動きなども教えていただきました。能では、なぜすり足を使うのか、といった基本的な事柄をはじめ、伝統文化の一端にふれながら、深い学びができていました。