3月11日〔月〕、東日本大震災から2年目の今日、関中学校のウインドアンサンブルの皆さんが本校を訪れ、全校児童にすてきな音楽をプレゼントしてくれました。最初の曲は、関北ハーモニーの皆様との共演で、「花は咲く」。被災地復興の歌として知られる曲です。東京都のコンクールで何年も続けて金賞を受賞している音色はすばらしく、関北ハーモニーの皆様の歌声と共に、「鎮魂」の音楽として、聞いている子どもたちの心だけでなく、青い空を経由して、東北の被災地の空にも届いているように感じられました。2曲目からは、小学生向けの歌や金賞を受賞した曲などを聴かせてもらいました。そして、全員で「Tomorrow」を歌い、アンコールには「風が吹いている」を演奏してくれました。「花は咲く」→「Tomorrow」→「風が吹いている」という流れの中に、復興を願う関中生の思いも感じられました。心が穏やかになる1時間でした。演奏後、14時46分からは、体育館に集まった人全員で、1分間の黙祷を捧げました。子どもたちには、いつまでも今日の日のことを忘れず、優しい心をもち続けてほしいと願います。