給食の後、5年生は高橋選手のご指導のもと、アイマスクをつけて走ってみる体験をさせていただきました。まず初めに、アイマスクをつけ、友達に補助してもらいながら、校庭を一緒に歩きます。次に、ロープを使って伴走者と歩いたり、スピードを上げずにゆっくり走ってみたりしました。伴走する友達の声が頼りなので、伴走する子は、今どこを走っているのか、コーナーを曲がるのか、そろそろ止まるのか、きちんと伝えないとアイマスクをつけている子はしっかり走ることができません。5年生は、目が見えない中で走ることの怖さ、大変さだけでなく、互いに相手のことを信頼することの大切さも感じることができたようでした。子どもたちは、あらためて高橋選手が視力を失っている中でマラソンを2時間40分ほどで走るすばらしさを実感したことでしょう。高橋選手の東京パラリンピックでの大活躍を応援したいと思います。