組体操はついに大詰め・クライマックスを迎えます。ゆずの「虹」の曲に合わせて、ピラミッドを3つ創っていきます。6年生と担任、108人の心が虹のように一つにつながった瞬間と言えるでしょう。演技終了後に6年生の体育着に付いていた砂は、それまでの汗と涙と努力の結晶ではないでしょうか。土台となって重さや足の痛みにひたすら耐えた子、土台の子と上に乗る子との間で、見えないところでじっと動かずにがんばっていた子、高さへの怖さを克服し、土台の子を信頼して上に乗った子・・・。一人一人の様々な思いが凝縮した見事な演技になりました。毎年のことながら、子どもたちが見せたひたむきさに感動し、胸を熱くした方も多かったことでしょう。これが関町北小学校の子どもたちが創り上げてきた伝統です〔写真上・中・下〕。