12日〔土〕、今年度第3回目の「宇宙の学校」が開かれました。今回は「ドングリを比べよう」、「やじろべえを作ろう」、「飛ぶ種のモデルをつくろう」の3本立てでした。ドングリは子どもたちが見つけたものを持ち寄り、紹介し合いました。やじろべえは、チョウやトンボの形に紙を切り抜き、つま楊枝で支点を探して作りました。支点を見つけた後は、どのように釣り合いがとれるかをいろいろな場所で試す姿も見られました。そして、今回のメインである「飛ぶ種のモデル作り」をしました。インドネシアなどで見られるアルソミトラという樹木の種子には15cmほどの翼がついていますが、その力によって種が遠くまで運ばれ、種の保存を図っているのだそうです。動物のように動けない植物は、種を風や虫などに運んでもらうだけでなく、このように自ら種子を遠くまで飛ばすという知恵を働かせて生命をつないでいることを学びました。講座のラストには、子どもたちがつくったたくさんの種のモデルを高い所から落としてみました。会場では、そのひらひらくるくる舞う美しさに大きな歓声が上がっていました。