午後5時を過ぎると、盆踊りが櫓太鼓の周辺で披露されました。本校の1年生は、鶴寿会の皆様に、この日のためにということで盆踊りを教えていただきましたが、1年生も一緒になって「炭坑節」、「東京音頭」、「サザエさん」の曲や櫓太鼓に合わせて、踊っていました。日が沈むと、雨の心配もなく、ほどよく涼しい風も吹いていたので、昨年よりも人出が多くなったように感じられました。午後7時過ぎからは、「八丈太鼓」の勇壮な太鼓の音も聞かれましたが、この「八丈太鼓」には、勇ましさだけでなく、過去の長い歴史の中で受け継がれてきた哀愁もあるのだそうです。子どもたちは午後8時には家路につきましたが、夏まつりを彩る櫓太鼓や八丈太鼓の音色は午後9時まで名残を惜しむように校庭に響いていました。