各グループのピッツァがオーブンで焼かれている間に、アンジェロ先生のお話を聞きました。アンジェロ先生は、東日本大震災のときに石巻市に1000人分のミートソースを持って行かれましたが、今年4月に起こった熊本地震に際しては、2000人分のミートソースをつくって行かれたそうです。子どもたちは、そのお話を聞いて「自分にもできることを考えていきたい」、「地震にあった人たちを助けるために3日間も寝ないで料理をつくってすごい」といった感想を書いていました。また、アンジェロ先生から簡単なイタリア語も教わることができました。ピッツァがおいしく焼き上がると、被災地に提供されたミートソースとキャロットスープとともに、皆で一緒に「いただきます」〔イタリア語ではヴォナペティート〕をしました。子どもたちは、満面の笑みを浮かべながら「ヴォーノ ヴォーノ」〔美味しい〕を繰り返し、美味しくお料理をいただくことができました。そして、「ごちそうさま」の代わりに「グラッツィエ」〔イタリアでは「ごちそうさま」の習慣がないとのこと〕を言った後、自分たちのテーブルの掃除や片付けをし、感想を書いて終了となりました。遠路はるばる、また、ご多用の中、今年もご指導くださいました、アンジェロ先生ご夫妻、バッポ・アンジェロのスタッフの皆様、有難うございました。