この日の訓練では、例年のように、アルファ化米の炊き出し訓練も行われました。ガスバーナーを操作し、お湯を沸かし、そのお湯でアルファ化米をもどします。約20分で温かい五目ご飯ができました。ボランティアの方が手分けをして、パックに詰めていってくださいました。約500人分を作るには、かなりの人手と手間が必要ですが、それとともに湯気の熱さにも耐えなければなりません。非常食を食べるには、多くの人の理解と協力が不可欠であるとあらためて感じました。今年度も多くの方々が訓練の趣旨をご理解くださり、快くお力をお貸しくださいました。いつ大きな災害がやってくるか分かりませんが、未然の備え、あるいは、発災後の支え合いにつながる人と人との絆を日ごろより深め、広げていきたいものです。