アイマスクをつけて歩いたり走ったりする体験をした後、場所を体育館に移して、高橋さんのお話を伺いました。高橋さんは、幼い子どものころには視力は通常どおりでしたが、高校生の時に目の難病にかかり、それがもとで視力を全て失ってしまいました。高橋さんは、失明することを宣告された当時の辛い日々のこと、高橋さんを励まし、生きる勇気を与えてくださったお母様のこと、マラソンに出会って目標を見付けてからの努力の日々のこと等々、5年生の子どもたちに「生きるとはどういうことか」、「夢を諦めないことの大切さ」など、その心に染み入る貴重なお話をしてくださいました。その講話の後には、給食を召し上がっていただきましたが、そのクラスではアイマスクをつけて食事する体験もさせてくださいました。高橋さんは次の2020東京パラリンピックに向けて練習をしていらっしゃるということですが、5年生は、あらためて高橋さんを応援する気持ちが高まったことでしょう。