節分(2月2日)と立春(2月3日)
今日、2月2日は「節分」です。
「節分」は昔から行われている行事で、地域やご家庭によって多少差はありますが、鬼が嫌いだといわれるヒイラギの葉っぱやイワシの頭を玄関先に飾り、「福は家、鬼は外」という掛け声とともに豆をまき、自分の歳の数の豆を食べ、1年の安全と健康を祈ります。 本来「節分」というのは季節の節目のことで「立春、立夏、立秋、立冬」の前日をいい、1年に4回あります。旧暦では1年の始まりは春。そのため「節分」といえば1年の終わりの節目として「立春」の前日のことを言うようになりました。 そして明日、2月3日の「立春」です。 紀元前の中国で作られた暦に「二十四節気」というものがあります。1年を4つの季節に分け、さらにそれぞれの季節を6つに分けています。「立春」はその暦の春の始まりの日であり、1年の始まりの日です。 「立春」はだいたい2月4日ごろ。その年によって変化します。 「二十四節気」は太陽の動きをもとに作られた暦です。1年は365日。しかし実際に地球が太陽の周りを1周するには365.2422日かかります。その誤差は4年に1回、2月が29日まである「うるう年」で調整しています。ところが、うるう年だけでは調整できなかった時間が積もり、今年は124年ぶりに「立春」は2月3日に、その前日である「節分」は2日になりました。 「立春」から季節は春へ向けて動き出します。学校の正門を出てすぐ左にある梅の木には春の訪れを告げる梅の花がさきはじめました。 雪が降ったり、冷たい風が吹いたりと寒い日が続きますが、健康に気を付けて2月の冬を楽しんでください。 |
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