「わくわく・どきどき」の学びを目指して

6月12日(金)

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 2年生が育てている野菜の苗が大きく育ってきました。1か月前に学年の先生達で植え替えをし、休業中に一度各家庭に持ち帰ってお世話をしてもらいました。今月に入ってまた学校に鉢を持ってきてもらってからは、気温が高くなったこともあり、日に日に成長していく様子が分かります。
 今年の2年生は、ピーマンとミニトマトの2種類の苗を購入しました。一人ずつどちらかの野菜を育てていますが、時々生活科の時間を使って、お互いの野菜の様子を観察し合うようにしています。(写真上)ピーマンは、すでに1個目の収穫ができそうなほど実がふくらんできました。一方のミニトマトは、黄色い花がたくさん咲き始めています。
 ところで、ピーマンとミニトマトは、どちらもナス科の夏野菜です。さらに、2つの野菜の共通点は、子どもの嫌いな野菜ベスト10に入っているということです。数年前までは、ピーマンが1位でトマトが2位という時代があったようです。最近は、ナスやセロリが上位に入ってくるようになりました。(しかし、トマトの名誉のために付け加えるならば、子ども達の好きな野菜の1位はトマトです。)
 来週から給食が始まりますが、ピーマンはよく使われる食材です。きっと各家庭でも、子どもが食べやすいようにと工夫しながら料理に使っているのではないでしょうか。一方のトマトは、給食で生で出されることはほとんどありません。トマトソースやスープとして献立に上がる場合がほとんどです。トマトは、自分が子どもの頃の味と随分変わりました。昔のトマトはもっと酸味があり、青臭い野菜だった気がします。品種改良は、野菜の分野でも目覚ましい進歩を遂げています。最近は、フルーツよりも甘いトマトが出回るようになりました。
 1年生は、国語の時間に「ききたいな ともだちのはなし」という学習をしています。国語の授業では、「読むこと」や「書くこと」が中心のように思われがちですが、「話すこと」と「聞くこと」も国語で身につける大切な力です。
 今日はまず、自分の好きな遊びについて近くの友達に話して伝える学習をしました。続いて、聞き取った友達の好きな遊びをクラスのみんなに伝える学習もしました。「〇〇さんがすきなあそびは○○です。こんどいっしょに○○をしたいです。」という話型を与え、クラスの前で一人ずつ発表しました。(写真中)
 対話の基本は「聞くこと」です。日常的に「聞く」活動を積み重ねることで、対話力が身についてきます。今日まではまだ分散登校だったため、1年生にとってはまだそれほど友達との交流がない日々でした。来週からは教室内がにぎやかになり、日常的に友達と「聞く」「話す」活動が増えてくることでしょう。
 再来週、1年生を迎える会を予定しています。いつもの年のように体育館に全校児童が集まって行うことはできません。校庭に全校児童が並び、1年生を迎え入れる簡単な会を計画しています。
 2年生は、1年生にプレゼントを用意して渡す役割があります。そのプレゼントの一つが、アサガオの種を入れたメッセージ付きの袋です。(写真下)昨年の秋に自分のアサガオから種をとり、大切に保管してきました。新1年生にプレゼントして育ててもらおうとずっと楽しみにしてきた種です。
 本来ならば1年生を迎える会は4月の中旬のはずでした。その頃にアサガオの種のプレゼントを渡すことができたならば、まき時にちょうど良かったのですが…。1年生の手に届くのは今月の下旬になりますが、すぐに種をまけば8月頃には花が見られるかもしれません。ぜひ、昨年の1年生が収穫した種を育ててみてください。

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