6月18日(水)3組では、内閣のはたらきについて学習をしていました。(写真上)内閣では、国会で決めた予算を使い、国民の暮らしを支える仕事をしています。また、内閣には様々な府や省、庁が置かれ、分担して仕事をしていることも学びます。テレビのニュースをよく見ている子は、総理大臣のみならず、何人かの国会議員の顔と名前を知っているようでした。 ところで、6年生の社会科と言えば、「日本の歴史」を最初に思い浮かべるのではないでしょうか? 今年から教科書が新しくなり、練馬区で採用している教科書会社では、今まで3学期に指導していた政治分野を1学期の始めに指導するように組み替えました。 小学生の時から政治に関心を持たせておくことは、とても重要なことです。ドラマやバラエティー番組だけでなく、ニュース番組を見せることで子どもの関心は違ってきます。「10万円の給付金が配られた」とか、「7月からスーパーの袋が有料化になる」、「都知事選が始まる」という、最近の社会的な出来事を知ることにつながります。 5年生が、学年合同で50m走のタイム測定を行っていました。(写真中)クラス単位の授業だと、担任の先生がストップウォッチを持つので、2人で走らせることになります。しかし、3クラスで一緒に行うことで、6人ずつ走らせることができ、お互いのタイムをグンと伸ばすことができます。 長い休校で、体力の低下が心配されていました。でも、一人一人の走りを見ていると、高学年らしい力強さを感じることができました。久し振りに全力で走ったこともあり、ゴールした後は芝生で大の字になってハアハア言っている子が多かったようです。 1年生は、今週から連絡帳に明日の連絡を書くように指導しています。黒板の文字をその通りに書き写すのには、まだだいぶ時間がかかっていますが、小学校6年間を通じてとても大切な習慣です。しっかり連絡帳に書くとともに、家で連絡帳を見て明日の用意をすることができるようにしていきます。(写真下) 学年が上がるにつれて、忘れ物が少ない子と多い子とにはっきりと分かれてくるものです。どこでどう違ってくるのでしょうか? 高学年で忘れ物が多い子は、担任の先生が毎日連絡帳を書いたかをチェックしてあげても治らないものです。家に帰ってから連絡帳を見ないで用意をしているからです。 また、学習用具の準備の仕方にも原因がある場合が多いです。よくあるのは、ランドセルの中身から明日の時間割でいらないものを抜き出し、明日必要な教科を追加するやり方です。また、たくさんある教科書やドリル、ノート類から「これは必要」「これはいらない」と、バラバラにランドセルに入れていくやり方をする場合です。明日の1時間目の国語は、国語として1セットまとめて用意(教科書とノート、漢字ドリル、漢字練習帳)し、次に2時間目の算数で必要なものをセットにして用意し・・・と準備をしていくことが大切です。低学年のうちは、きちんとそういうそろえ方ができるように見てあげるのが親の役割となります。 逆に、親が全部やってしまうのも、高学年になって忘れ物が多い子を生む原因になります。親は子どもに、「手をかけずに目をかけること」が鉄則です。 |
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