「わくわく・どきどき」の学びを目指して

6月19日(金)

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 4年生は、社会科の時間に「わたしたちの東京都」という教科書を使って学習をしています。3年生の社会科では、練馬区の学習を主として行っていましたが、今度は東京都全体に学習範囲を広げて学んでいきます。
 「わたしたちの東京都」は、練馬区教育委員会で作成している4年生の教科書に合わせた副教材です。昨年までは、「わたしたちの練馬区・東京都」として、2年間使う分厚い冊子でした。今年度から学年ごとに分かれたので、使いやすくなっています。
 今日は、1組で東京都の地形について学習をしていました。(写真上)等高線によって色分けされた東京都全体を調べてみると、地形の特色が見えてきます。山地、丘陵地、台地、低地のそれぞれに色分けされた地図は、西側に行くほど標高が高く、東側に行くほど低くなっています。練馬区に住んでいるだけでは分かりにくいことですが、東京にも山間部があることや、たくさんの島があることを学んでいきます。
 3年生は、算数の時間に「わり算」を学習しています。1年生でたし算とひき算を習い、2年生ではかけ算(九九)を学習してきました。いよいよ四則計算の最後のわり算を学んいきます。
 教科書に、2つの文章題があります。「6個のあめを、2人で同じ数ずつ分けると、1人分は何個になりますか。」「6個のあめを、1人に2個ずつ分けると、何人に分けられますか。」・・・どちらもわり算の式が立てられ、「6÷2=3」で答えを求めることができます。しかし、同じわり算でも意味が全く異なってきます。具体物(おはじき)を操作して2つの文章題を考えてみるとよく分かります。(写真中)
 わり算には、2つの考え方があります。先ほどの文章題の前者を「等分除」、後者を「包含除」と言います。つまり、全体をいくつかに、同じ数ずつに分けるわり算が等分除で、全体をいくつかずつに分けていくわり算が包含除です。わり算は、4年生以上の算数の中で、多くの学習に関係してきます。単位量あたりの大きさや割合を求める問題、平均を求める学習にもわり算がつながっていきます。
 3年生が育てているカイコが大きくなってきました。エサは、人工のものからクワの葉へと切り替え、毎日新鮮な葉っぱをあげながら教室で育てています。カイコの成長は、そのフンの大きさからも分かります。毎朝、飼育している箱の中に大きな黒い粒々が見られるようになってきました。
 2組では、机の上にカイコを1匹ずつ載せて、じっくりと観察をしていました。(写真下)「口は分かるけど、目はどこだろう?」「足は何本あるの?」…と、いろいろな疑問も生まれてきます。総合の学習の時間では、自分の課題を見つけて調べていくことが重要です。観察する中から次の学習へと、また関心が広がっていきました。
 先日、登校途中にダンゴムシをつかまえて、手のひらに乗せてきた子がいました。子どもは、虫が大好きです。いろいろな虫を飼育することは、子どもにとって命の大切さを学ぶ場にもなります。最近、ミッキー池にトンボが現れるようになりました。いよいよ夏本番に近づき、たくさんの虫たちが見られるようになってきます。

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