6月30日(火)田柄小には、中庭のプランターに植えられていて、先週から花が咲き始めています。全く手のかからない丈夫な花で、毎年何も手入れをしていないはずなのに、この時期にきれいな花を咲かせています。(写真上)アガパンサスの花色は、薄紫〜ブルーがほとんどですが、時折白いアガパンサスを見かける時があります。 登校後、1〜3年生の子ども達はすぐ中庭に出て、自分の鉢の水やりを行います。1年生のアサガオは、赤や青の花が咲き始めてきました。つるがどんどん伸びてきて、立てた支柱の上からはみ出るほどになってきました。2年生の野菜の鉢は、ピーマンを育てている子はすでに1個目を収穫したようです。ミニトマトは、青い小さな実がつき始めています。3年生は、ダイズとホウセンカの種を3週間前にまきました。種まきの時期は遅くなったものの、発芽後はぐんぐん成長してきています。 水やりが終わってすぐ教室に戻るはずが、ついつい池の中をのぞき込んでザリガニやカメに気を取られてしまうようです。先生の声が聞こえて、あわてて昇降口に向かっていきました。 6年生は、総合的な学習の時間に「世界の中のわたしたち」というテーマで、「世界遺産調べ」に取り組んでいます。まず、世界遺産の写真が載っているカードを基に、興味をもって調べてみたいものを一人一つずつ決めました。世界遺産は、ユネスコ総会で採択された世界遺産条約に基づいて登録された、文化財や景観、自然などの人類が共有すべき価値をもつものを言います。(現在、世界中で1121件の世界遺産が登録されているそうです。) 日本にも、文化遺産が19件、自然遺産が4件、合計23件の世界遺産が登録されています。一覧を見ると、今まで自分が旅行で行った場所が世界遺産に登録されていた(あるいは後から登録された)場所であることに気がつきました。 調べたい世界遺産を決めた子は、さっそくパソコンを使って情報を得ていました。(写真中)世界各地の有名な建物や自然であるだけに、誰もが一目で行ってみたいと思うようなすばらしい写真ばかりでした。今後、どのようにまとめをして発表原稿に仕上げていくかが大切です。 5年生は、理科の時間に「メダカのたんじょう」についての学習をしています。5年生の各教室では、今月からメダカを飼っています。これも休校が長引いたことが影響していて、本来ならば1か月前にメダカを飼い始めておきたかったところです。メダカは、水槽内の環境が落ち着き、水温の上昇とともに卵を産み始めます。 今日は、メダカのオスとメスの体のちがいについて調べていました。オスとメスは、お腹のふくらみのちがいの他に、背びれとしりびれにそれぞれ特徴があります。(写真下) ところで、メダカは絶滅危惧種に指定されています。もう20年ほど前になりますが、このニュースが流れた時は驚きました。日本中の田んぼや池、小川にたくさんいるはずと思っていたメダカが絶滅危惧種というのですから…。ただこれは、急激に絶滅危機にあるというのではなく、今後の環境が大切であるという警鐘ともとれる話題でした。ヒメダカ(学校で購入したオレンジ色のメダカ)のように、品種改良されたメダカを放流すると、野生のメダカの遺伝子が失われていく原因になると言われています。鑑賞用に作り出した生き物のしっぺ返しが、「絶滅危惧種」という言葉として返ってきているわけです。 |
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