7月17日(金)最初に、1年生の各教室に吉田さんに来ていただき、とうもろこしのお話を聞きました。田柄小の給食のために、今朝の5時から畑で収穫したそうです。とうもろこしの品種は、「プレミアムスイート」という名前で、4月25日に種をまいたそうです。吉田さんからは、スーパーや八百屋さんでとうもろこしを買う時に、たくさん実の入ったものを選ぶコツを教えていただきました。とうもろこしの先についている、茶色くなった「ひげ」がたくさんついているものを選ぶようにすると良いそうです。 その後、一人2本ずつとうもろこしの皮むきをしました。手には軍手を着け、とうもろこしの皮を一生懸命にむいていきました。今年は風が強い日や雨の日が多く、例年よりも実入りがあまり良くないとのことでした。しかし、子ども達が皮をむいてみると、鮮やかな黄色い実がびっしりと並んで見えてきました。(写真上) 全員で協力して皮をむき終わったとうもろこしは、大きなかごに集めてから給食室に運びました。お昼前からとうもろこしをゆでる良い香りが北校舎から漂ってきました。ゆでとうもろこしとして、給食の時間に全校でいただきました。とても甘くておいしかったです。(1年生は待ちきれなかったのか、何度も給食室をのぞきに来ていました。) 先週の枝豆の時もそうでしたが、今日のとうもろこしの生ごみは全て吉田さんが回収し、来年の野菜の肥料としてリサイクルするそうです。 4年生は、理科の時間に「電池のはたらき」の学習をしています。乾電池のつなぎ方とモーターが回る関係などを調べる単元です。今日は、この単元の最初の授業で、「乾電池をモーターにつなげてみよう」という実験をしました。 ところが、なかなかそこまでたどりつきません・・・各自購入した実験セットを取り出すと、たくさんの部品が入っていました。まずその中から、電池ボックスや導線(エナメル線をむかなければ通電しません)、モーターに取り付ける部品などを組み立てるところから始めなければなりませんでした。 説明書が入っていて、各部品の名前から組み立て方まで、ていねいにびっしりと書かれています。しかし、なかなかその紙を見て組み立てる子は少ないようです。友達が組み立てるのを見よう見まねで作っていた子がほとんどでした。(我々プラモデル世代からすると、そういう行為は全く邪道です。説明書を端から端までじっくり読みながら、一人で組み立てることに喜びを感じたものでした。)しかし、クラスにはとてもやさしい子が多いなと感じました。一つ組み立て終わると、周りで困っている子にちゃんと教えてあげていました。(写真中) 5年生の音楽では、鑑賞教材を使った授業が行われていました。まず、オーケストラに使われている楽器群(弦楽器、木管楽器、金管楽器、打楽器)にそれぞれどのような楽器があるのかをDVDを通じて学びました。(写真下) 本来の年であれば、5年生は11月下旬に練馬文化センターに行き、練馬区連合音楽鑑賞教室に行く予定でした。練馬区教育会主催の連合行事は、今年度実施予定だったものは全て中止となっています。毎年、文化センター大ホールで、プロのオーケストラの音を聴くことができただけに残念です。 オーケストラの楽器の名前や形、音色が分かったところで、最後に管弦楽曲を聴きました。シベリウス作曲のカレリア組曲から、「行進曲」です。5年生の鑑賞教材になっている曲で、AとBの2つのテーマが交互に登場してきます。さらに、テーマが登場するたびに使われる楽器群が変化に富み、5年生にも理解しやすい曲です。(連合音楽会では、この曲もプログラムに入っています。重ね重ね残念です。) ところで、シベリウスというと交響曲やバイオリン協奏曲、管弦楽曲(フィンランディア等)が有名ですが、通好みの隠れた名曲があるのをご存知でしょうか。それは、ピアノ曲です。シベリウスのピアノ曲はあまり知られていませんが、とても素敵な曲がたくさんあります。ピアノのために書かれた小品の数々をぜひ聴いてみてください。 |
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