「わくわく・どきどき」の学びを目指して

7月22日(水)

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 朝学習の時間に、1年1組で足育の授業が行われていました。「かかとのはたらき」について考える内容でした。
 まず、足の部分の名前を確認しました。足の指とかかとは分かりますが、「土踏まず」を知らない子がほとんどでした。次に、歩く時に最初に地面につく場所を考えさせました。1年生の子ども達だと、頭で考えるよりも実際に歩いてみる方が分かりやすいようです。教室内を歩かせてみると、かかとが最初に床につくことが分かりました。
 赤ちゃんがつかまり立ちをしている写真が映し出されました。赤ちゃんは、初めて歩き始める時はつま先立ちの状態です。しかし、しばらくして歩くことができるようになると、かかとをついてかかとから歩き始めるようになります。では、人はなぜかかとを使って歩くようになっているのでしょう。・・・それを知るために、片足の靴と靴下をぬいで、自分のかかとに触らせてみました。「かたい」と言った子もいれば、「プニプニしている」と表現した子もいました。
 実は、このプニプニがヒントになっています。つまり、かかとの辺りは皮膚が他の部分よりも固くなっているものの、骨との間に脂肪があり、クッションのような役割をしています。そこで、「かかとのクッションを使って歩こう」ということを学習のまとめとしました。(写真上)
 また、うわばきや外靴のかかとをつぶしてはいている子がいないかということも話題にしています。かかとをつぶして靴をはくと、スリッパをはいた時のようになり、かかとをしっかり使った歩き方になりません。「靴は、かかとをつぶさないではこう」ということも学習のまとめとして指導しています。
 1校時の後半に、火災の避難訓練を行いました。先月は地震の訓練をしましたが、教室での対応で終わりにし、放送で振り返り指導を行っていました。通常通りに校庭まで避難したのは、今年度初めてのことです。
 防災頭巾を身につけて、静かに全校児童が校庭南側に集まってきました。児童の整列・点呼が終わると、各担任が副校長先生に報告をします。(写真中)避難開始の放送から全員の避難を確認するまで、5分近くかかります。
 避難訓練は、毎月1回実施しています。その訓練を真剣に行うことが、自分の命とともに周りの人の命を救うことにつながります。まず非常時には、だまって話を聞くことが重要です。1年生は、初めて校庭への避難を経験しましたが、事前指導の成果もあり、きちんと行動することができました。
 3年生は、理科の時間に「植物を育てよう」という学習をしています。1学期の始めから2学期に植物が枯れるまで、継続して観察していく学習です。あおぞら農園に行き、3年生の畑の花や作物の様子を観察記録に残していました。
 花はひまわりとホウセンカ、野菜は大豆とオクラを種から育てています。種をまいたのは、5月の臨時休業中のことです。ちょうど種まきから2か月が経ちました。ひまわりは、子ども達の胸の高さまで成長してきています。つぼみはまだ見られず、花は夏休み中に咲きそうです。ホウセンカは、白い花がたくさん咲き始めていました。休業中に種をまいたのは3年生の先生達でした。(当時、その様子を動画配信していました。)ホウセンカの種はたくさんあったのでしょうか…ホウセンカは、苗がびっしりと茂っています。大豆は、すっかり枝豆が実っていました。収穫したくなりますが、これは理科の勉強なので、2学期に枯れて大豆になるまでそのままにしておかなければなりません。オクラも花が咲いた後に実がなっていました。それもちょうどよい収穫サイズのオクラで、とてもおいしそうでした。(写真下)
 昔、趣味で畑を借りて野菜を育てた経験があります。オクラも毎年挑戦しましたが、土日だけの畑管理には不向きの作物でした。オクラは1日ですぐに実が大きくなります。あまり大きく育ったオクラは固くて食べられません。来週になると、3年生のオクラもお化けのように大きくなっていることでしょう。

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